この記事でわかること
- 依頼側が毎週行う3つの動き(共有・承認・戻す)と、それぞれで渡すものと期限の目安
- 月曜のレポートから金曜の更新までを曜日で固定する週の段取りと、30分の定例の議題
- 承認が遅れた月と期限内に返した月で、同じ費用で取れる商談数がどう変わるかの試算
- 商談結果を6項目で戻して対象を絞り、月額固定・件数単価それぞれで費用を下げる方法
この記事が想定している状況
比較を重ねて営業代行を1社に決め、初期テストも始まった。ところが2週目になっても、トークの修正案への返事が社内で止まり、商談の結果も「良かった」「微妙だった」と口頭で伝えるだけになっている。代行からは週次レポートが届くものの、何を読み、何を返せばよいのかが決まっていない。このままでは費用だけが出ていき、選んだ判断が正しかったのかも分からない。そうした状況で、契約後の運用の型を探している代表や営業責任者を想定しています。
知りたいこと
- 選んだ営業代行で、新規顧客につながる商談を増やしたい
- 営業費用を増やさずに、商談の数を増やす方法を知りたい
- 代行会社との週次の打ち合わせで、何を決めればよいかを知りたい
あわせて判断したいこと
- 社内の返事の遅れが、成果を止めていないかを確かめたい
- 代行が抜けた後も、どの対象に何が効いたかを社内に残したい
読み終えるとできること
読み終えると、依頼側が毎週行う共有・承認・結果の戻しを曜日ごとの段取りに落とし込み、30分の定例で決めることを固定できます。承認の遅れが商談数と1件あたりの費用に与える影響を自社の数字で試算でき、商談結果を6項目で返して、費用を増やさずに商談を増やす運用を始められます。
選んだ後の商談数は、依頼側の3つの動きで変わる
営業代行を選んだ後の成果は、代行側の腕前だけでは決まりません。代行には見えない情報が3つあるからです。どの企業がすでに顧客や商談中なのか、来週どの日時なら商談を受けられるのか、設定した商談がその後どうなったのか。依頼側がこれを毎週渡すかどうかで、同じ代行・同じ費用でも商談の数と質が変わります。
この3つを渡す動きを、ここでは「共有」「承認」「戻す」と呼びます。共有は代行が架電する前に知っておくべき情報を渡すこと、承認はトークやリストの変更案に期限内に答えること、戻すは商談の結果を決まった形で返すことです。どれも依頼側にしかできず、どれかが欠けると、代行は量を増やすことでしか成果を出せなくなります。
| 動き | 渡すもの | 期限の目安 |
|---|---|---|
| 共有 | 除外リスト、次週の商談枠、受けられる件数の上限 | 毎週金曜に更新 |
| 承認 | トーク・リストの変更案、成果に数えるかの判定 | 受け取りから2営業日以内 |
| 戻す | 商談の実施有無・反応・結果と理由・次回アクション | 商談の翌営業日 |
期限は契約で定める性質のものではなく、運用で決める約束です。初回の定例で「誰が」「いつまでに」を決めて議事録に残しておくと、担当者が休んだ週にも動きが止まりません。依頼側の窓口は1人に決め、承認できる人が窓口と別なら、不在時の代理も決めておきます。窓口が複数いると、代行は誰の指示を優先すべきか迷い、同じ確認を二度送ることになります。
依頼側からの情報が届かないとき、代行が取れる打ち手は限られます。対象を変えるには受注しやすい顧客の特徴が、トークを変えるには商談で相手が何に反応したかが要るからです。手がかりのないまま件数の目標だけが残れば、架電の時間を延ばすか、条件の緩い相手に寄せるしかありません。
「新規顧客を増やす方法」を代行に尋ねると、架電数を増やす提案が返ってくることがよくあります。量を増やす前に確かめたいのは、この3つの動きが毎週回っているかです。回っていない状態で架電数だけを増やすと、除外すべき相手への電話や、受け切れない日程の商談まで増えてしまいます。
代行から届く週次レポートの項目と読む順番は、ここでは扱いません。詳しくは週次報告書の読み方とチェック項目にまとめています。
週の段取りは曜日で固定し、定例は30分で終える
3つの動きは、思い出したときに行うと続きません。曜日ごとに何をするかを決め、カレンダーに繰り返しの予定として入れてしまいます。下の5つは、週次レポートが月曜に届く場合の一例です。
月曜:レポートを読む
接続率・担当者到達率・商談化率・断り理由・次週の変更点を、定例の前に15分で読みます。気になった数字には、質問を1行だけ書き添えておきます。
火曜:30分の定例で1つ決める
数字の確認、断り理由の上位3つ、次週に変える1点、商談枠と除外の確認の順に進め、変える点を1つだけ決めます。
水曜まで:変更案を承認する
定例で決めた変更のトーク案やリスト案を受け取り、2営業日以内に返します。直してほしい箇所は、そのまま書き直せる文で伝えます。
商談の翌営業日:結果を戻す
商談に出た人が、決まった6項目で結果を書いて共有シートに入れます。1件5分程度で書ける形にしておきます。
金曜:除外と商談枠を更新する
今週増えた顧客や商談中の企業を除外リストに足し、次週の商談候補の日時と、受けられる件数の上限を伝えます。
定例を30分に収めるには、議題の順番を固定し、その場で決めることを「次週に変える1点」に絞ります。複数の変更を同時に入れると、翌週の数字が動いても、どの変更が効いたのかが読めません。変えた日と、どの率を動かすつもりの変更だったかを記録しておけば、4週後に振り返ったときに、効いた変更と効かなかった変更を分けられます。
依頼側が使う時間は、定例30分、レポートの読み込み15分、承認の確認が週2回で計30分、商談結果の記入が1件5分です。商談が週3件なら、合わせて週1.5時間ほどになります。代表が兼ねる場合でも、この時間を先に確保しておくと、忙しい週に動きが止まるのを防げます。
契約直後の4週間だけは、この段取りに「初稿の確認」と「テストの振り返り」が加わります。初稿の確認は架電を始める前に1回、振り返りはテスト最終週の定例を60分に延ばして行い、続けるか・条件を変えるか・終えるかをその場で決めます。判断を次の週に持ち越すと、その週の架電は結論の出ていない条件のまま進みます。
共有:代行に渡さないと無駄な架電が増える情報
共有で渡すのは、代行が架電する前に知らなければならないのに、依頼側の手元にしかない情報です。とくに除外リストは、渡していないと既存顧客や商談中の企業に電話がかかり、関係を損ねるうえに、架電の枠を無駄にします。
- 除外リスト:既存の顧客、商談中・見積中の企業、過去に取引をお断りした企業、協業先の制作会社
- 受注した顧客の共通点:業種・規模・相談のきっかけ・決め手になった話
- 提供の余力:月に引き受けられる新規案件の数と、立ち上げに要する期間
- 価格とプランの変更:新しいプランや、受けない価格帯の案件
- 商談枠:次週に商談を受けられる日時と、同席できる人
共有の形は、代行と同じシートを見る形にそろえます。除外リストなら「企業名・電話番号・除外の理由・追加した日」の4列にし、金曜に依頼側が行を足し、代行は月曜の架電前に照合します。メールの添付で毎回送る形にすると、どれが最新か分からなくなります。リストの共有方法の細部は外注先と社内で営業リストを共有する方法が参考になります。
受注した顧客の共通点は、定例のたびに1行ずつ足していきます。「従業員50名前後で、Web担当者が1人だけ」「採用ページからの応募が減ったのが相談のきっかけ」のように、架電の前に確かめられる特徴だけを書くと、代行がリストの優先順位にそのまま反映できます。
提供の余力は、費用の面でも効きます。新規案件を月3件しか引き受けられないのに月15件の商談を求めると、商談後の提案や見積が追いつかず、件数単価の契約では受注につながらない商談にも費用を払うことになります。受けられる件数の上限を伝えておけば、代行は件数より相手の条件を優先して設定できます。
商談枠は、候補日時を3つ以上、2週間先まで出しておくのが目安です。枠が少ないと相手の都合と合わずに日程が先へ延び、その間に相手の関心が薄れて、当日の不実施が増えます。
共有する情報には、取引先の担当者名や連絡先といった個人情報が含まれることがあります。除外の照合に要るのは企業名と代表電話番号までにとどめ、個人の氏名やメールアドレスは載せないなど、渡す範囲を先に決めておきます。取り扱いは契約書の条項と社内の規程に沿い、判断に迷う点は専門家に確認してください。
承認:2営業日で返すと、架電が止まる日が減る
承認が必要になるのは、架電を始める前のトーク初稿、毎週のトークの変更案、リストの入れ替え、そして設定された商談を成果に数えるかどうかの判定です。どれも代行側では決められないため、返事が遅れると、代行は止まるか、反応の悪い旧版のまま架電を続けるかのどちらかになります。
期限は受け取りから2営業日以内を目安にします。直してほしい点があるときは「冒頭をもっと短く」ではなく、「最初の一文を、相手の社名でAI検索した結果から始める」のように、そのまま書き直せる指示にします。承認者が不在になる週は、代理を立てるか、不在の前に承認の範囲を決めておきます。
成果に数えるかどうかの判定も、承認の一つです。設定された商談が「決裁者との商談」という定義に合うかを、商談シートの役職と検討状況を見て2営業日以内に返します。月末にまとめて判定すると、対象外と判断した理由を代行が次の架電に生かせるのは翌月になります。
承認の速さが商談数にどれだけ響くかは、試算で確かめられます。下の試算では、専任1名が月20日・1日75件で月1,500件を架電し、接続率36%・担当者到達率30%・会話率60%・商談化率11%・実施率86%・受注率20%で進んだ場合の、工程ごとの件数を示します。
試算
架電1,500件から受注までの件数の見込み
架電1,500件に対して、接続は540件、担当者と話せるのは162件、商談の日程確定は約11件、実施は約9.2件、受注の見込みは約1.8件です。
架電全体から見た商談化は0.71%で、説明が必要なBtoB商材の目安(0.5〜1.5%)の範囲内です。同じ率のままなら、受注1件あたり約816件の架電が必要です。
| 工程 | 率(目安との比較に使う) | 件数 |
|---|---|---|
| 架電 | — | 1,500件 |
| 接続 | 接続率(36%) | 540件 |
| 担当者と会話 | 担当者到達率(30%) | 162件 |
| 話を聞いてもらえた | 会話率(60%) | 約97件 |
| 商談の日程確定 | 商談化率(11%) | 約11件 |
| 商談の実施 | 商談実施率(86%) | 約9.2件 |
| 受注 | 受注率(20%) | 約1.8件 |
件数は各工程の率を順に掛けた見込みです。会話30件以上のデータがそろうまでは、率の小さな差で結論を出さないようにします。
この条件では、日程が決まる商談が月約11件(10.7件)、実施が約9.2件、受注の見込みは約1.8件です。架電全体から見た商談化は0.7%ほどで、一般的な目安の0.5〜1.5%の範囲に入ります。ただし、これは架電が20日間止まらずに進んだ場合の数字です。
想定ケース(架空の条件):トーク初稿の承認に6営業日かかった月
初稿の承認を2営業日で返す前提の計画に対し、実際には6営業日かかり、4日分の架電ができなかったとします。架電数は月1,200件に減り、同じ率なら日程が決まる商談は約8.6件です。月額45万円の固定契約なら、商談1件あたりの費用は約4.2万円から約5.3万円に上がります。期限内に返していれば、同じ費用で商談が2件ほど多かった計算です。
戻す:商談の結果を翌営業日に6項目で返す
3つの動きのうち、成果への効き方がいちばん大きいのが結果の戻しです。代行が知っているのは、電話で相手が日程に応じたところまでです。商談で相手が何に反応し、なぜ受注・失注したのかが戻ってこなければ、どの条件の企業に電話を続けるべきかを判断できません。
| 項目 | 書き方 | 代行側での使い道 |
|---|---|---|
| 実施の有無 | 実施・延期・不実施から選ぶ | 日程確定後の連絡の見直し |
| 出席者 | 役職と人数 | 決裁者に届いているかの確認 |
| 反応した切り口 | 商談シートの切り口に印を付ける | トークの優先順位の入れ替え |
| 結果 | 受注・失注・検討中から選ぶ | 条件ごとの受注率の集計 |
| 理由 | 選択肢から1つ選び、一言を添える | リストから外す条件の発見 |
| 次回アクション | 日付と内容 | 追客の要否の判断 |
理由を自由記述にすると、「タイミングが合わない」「社内で検討」といった言い回しがばらばらになり、集計できません。「予算」「時期」「社内で対応」「必要性を感じない」「他社と比較中」のように選択肢を5〜7個に決め、一言の補足を添える形にすると、1件5分程度で書けて、代行側は条件ごとに数えられます。
戻した結果は、次の月のリストにそのまま効きます。たとえば4週間で実施した9件の商談のうち3件が「社内で対応」で失注し、3件ともWeb担当者を2名以上置く企業だったなら、次の月は「Web担当者が1名以下」を条件に足してリストを入れ替えます。架電の量を変えなくても、受注につながりにくい相手への電話が減ります。
「検討中」のまま1か月以上たった商談は、月初の定例で受注か失注かに振り分け直します。検討中が多いまま残ると、条件ごとの受注率が実態より低く見えてしまいます。
商談の有無が、運ではなく設計で決まる状態になる。それが最初の変化です。
大橋メソッド代表(代表インタビューより)
大橋メソッドの進め方でも、商談後の結果(受注・失注理由・次回アクション)を依頼側から戻してもらい、ターゲット・トーク・商談条件を毎週更新する工程を置いています。どの代行を選んだ場合でも、結果を戻す形と期限を契約の初めに決めておくと、改善の材料が月を追うごとに積み上がります。断り理由の分類のしかたは断り理由の分類でトークを改善するで詳しく扱っています。
費用を増やさずに商談を増やす:契約形態別の効き方
営業費用を抑えながら商談数を増やせるか、という問いへの答えは、契約形態によって効く場所が違う、です。月額固定なら、同じ費用で動く日数と当たる相手の質が上がり、商談1件あたりの費用が下がります。承認の章の想定ケースなら、月額45万円で商談が8.6件から10.7件になると、1件あたりは約5.2万円から約4.2万円です。件数単価なら1件の単価は変わらない代わりに、受注につながらない商談に払う分が減り、受注1件あたりの費用が下がります。
| 契約形態 | 運用で下がる費用 | とくに効く動き |
|---|---|---|
| 月額固定 | 商談1件あたりの費用 | 承認の期限、リストの入れ替え |
| アポイント単価 | 受注1件あたりの費用 | 結果の戻し、成果に数えるかの判定 |
| ハイブリッド | 固定部分と成果部分の両方 | 定例で変える点を1つに絞る |
件数単価の契約で見落としやすいのは、受けられる件数の上限です。商談が増えるほど請求も増えるため、提供の余力を超えた分は、受注につながらないまま費用だけが立ちます。毎週の共有で上限を伝え、上限に達した週は件数より相手の条件を優先してもらう、と決めておけば、費用を抑えたまま商談の質を保てます。
月額固定で効くのは、リストを入れ替える速さです。接続率が2週続けて目安の下限30%を下回った業種や地域は翌週のリストから外す、と定例で決めておくと、つながらない番号に使う架電の時間が減り、同じ月額のまま担当者と話せる件数が増えます。
架電の量を増やすのは、接続率・担当者到達率・商談化率が2〜3週続けて目安の範囲に収まり、商談結果の戻しで受注しやすい条件が見えてからです。その段階で量を増やせば、増やした分も同じ条件の相手に向くため、商談1件あたりの費用を保ったまま件数を伸ばせます。
3つの動きを4〜6週続けても、接続率や商談化率が目安の下限を下回ったまま動かない場合は、運用ではなく対象やトークの前提を疑う段階です。選定の判断と運用のどちらに原因があるのかを切り分ける手順は成果が出ない時の見直しにまとめています。
大橋メソッドの週次レポートは、接続率・担当者到達率・商談化率・断り理由・次週の変更点の5項目で構成されています。どの代行と組む場合も、レポートの最後に「次週の変更点」が1つ書かれていて、それを依頼側が火曜の定例で決め、水曜までに承認する流れになっていれば、ここまでの3つの動きは無理なく回ります。
手順のまとめ:選んだ営業代行と週次の運用を回す
- 月曜にレポートを読む:接続率・担当者到達率・商談化率・断り理由・次週の変更点を、定例の前に読みます。
- 火曜の定例で変える点を1つ決める:30分の議題の順番を固定し、次週に変える点を1つだけ決めます。
- 2営業日以内に変更案を承認する:トークやリストの変更案に、そのまま書き直せる具体的な指示で返します。
- 商談の翌営業日に結果を戻す:6項目の結果シートを共有シートに入れます。
- 金曜に除外リストと商談枠を更新する:新しい顧客や商談中の企業を除外に足し、次週の日時と件数の上限を伝えます。
よくある失敗と対策
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 契約後は代行に任せきりにし、商談の結果を口頭の感想でしか返さない | 商談の翌営業日に、実施の有無・出席者・反応した切り口・結果・理由・次回アクションの6項目で返す |
| トークやリストの承認が、担当者の不在や社内の確認待ちで止まる | 承認者と不在時の代理を決め、受け取りから2営業日以内に返すことを初回の定例で約束する |
| 数字が悪い週に、トーク・リスト・時間帯を一度に変える | 変更は週に1つにし、変えた日と動かすつもりの率を記録してから翌週の数字を見る |
| 商談枠と受けられる件数を伝えないまま、件数だけを求める | 金曜に次週の候補日時と件数の上限を共有し、上限を超えたら相手の条件を優先してもらう |
チェックリスト
- 依頼側の窓口と承認者(不在時の代理を含む)を決めた
- 除外リストを共有シートに載せ、毎週金曜に更新している
- トーク・リストの変更案を受け取りから2営業日以内に返している
- 30分の定例の議題の順番を固定した
- 商談結果を翌営業日に6項目で返している
- 失注理由の選択肢を5〜7個に決めた
- 次週の商談枠と、受けられる件数の上限を伝えている
- 変更は週1つにし、変えた日と狙った率を記録している
よくある質問
営業代行を使って新規顧客を増やすには、依頼側は毎週何をすればよいですか?
共有・承認・戻すの3つを、曜日を決めて行います。金曜に除外リストと次週の商談枠を共有し、トークやリストの変更案は受け取りから2営業日以内に承認し、商談の結果は翌営業日に決まった項目で返します。この3つがないと、代行は対象を絞り込めず、架電の量に頼るしかなくなります。
営業代行の費用を増やさずに、商談の数を増やすことはできますか?
できます。月額固定なら、承認の遅れで架電が止まる日をなくし、反応の悪いリストを毎週入れ替えるだけで、同じ費用で商談が増えて1件あたりの費用が下がります。件数単価なら、結果を戻して受注につながらない条件を外すと、受注1件あたりの費用が下がります。架電を増やすのはその後です。
代行会社との定例ミーティングは、どのくらいの頻度と長さが適切ですか?
週1回30分程度が目安です。数字の確認、断り理由の上位3つ、次週に変える1点、商談枠と除外の確認の順に進めると、30分で決めることが決まります。月1回では変更が遅れて改善の回数が減り、毎日では数字が少なすぎて判断の材料になりません。
商談の結果を代行会社に戻すときは、何を書けばよいですか?
実施の有無、出席者の役職、反応した切り口、結果(受注・失注・検討中)、理由、次回アクションの6項目です。理由は5〜7個の選択肢から1つ選び一言を添える形にすると、1件5分程度で書けて、代行側が条件ごとに集計し、次の月のリストやトークに反映できます。
代行に任せたのに、社内の手間が思ったほど減らないのはなぜですか?
週1.5時間ほどの依頼側の作業は、代行の成果を左右する部分なので、なくすことはできません。減らせるのは、決め方が決まっていないことで生まれる手間です。定例の議題の順番、承認の期限、結果シートの項目を固定すると、毎週の判断に迷う時間とやり直しの連絡が減ります。
この記事の前提と根拠
- 試算の率(接続率36%・担当者到達率30%・会話率60%・商談化率11%・実施率86%・受注率20%)と1日75件は、説明が必要なBtoB商材の架電の目安(接続率30〜45%、担当者到達率25〜40%、会話率50〜70%、商談化率8〜15%、実施率80〜90%、受注率15〜25%、1名1日60〜120件)の範囲で置いた仮の値です。
- 月額45万円は、専任1名相当の月額固定の目安(月30万〜60万円程度、2026年11月時点の一般的な水準)の範囲で置いた仮の金額です。
- 承認・共有・結果の返却の期限(2営業日以内、翌営業日、毎週金曜)は、週次で改善を回すための編集部の推奨です。契約で期限を定めている場合はそちらに従います。
- 大橋メソッドの週次レポートの項目と、商談結果を戻して条件を更新する工程は、同サービスが公開している進め方によります。
数字の目安は一般的な水準を整理したもので、商材・対象・条件によって変わります(2026年11月時点)。
次の一歩
選んだ代行との運用を見直したい場合は、このページ下の相談フォームに、今の定例の頻度、商談結果の戻し方、直近4週間の商談数と主な断り理由を書いて送ってください。1営業日以内にメールで連絡が届き、30分のオンライン無料相談で、現状のリスト・トーク・断り理由を整理できます。営業電話はありません。