この記事でわかること
- 外注先と社内の間で重複と抜けが起きる6つの場面と、AIO/LLMO支援会社で重なりが起きやすい理由
- 共有の台帳に置く9つの列と、外注先と社内で書き換えてよい列の分け方
- 外注先に渡す前に社内の5つの記録と突き合わせる手順と、重なった会社の振り分け先
- 状態ごとの受け持ちと期限の決め方、週1回15分の照合で取りこぼしを拾う手順
この記事が想定している状況
紹介と問い合わせで受注してきたAIO/LLMO支援会社が、新規開拓の架電を営業代行に任せ始めた。社内では代表や営業担当が、既存顧客や過去の問い合わせへの対応を続けている。ある週、外注先から商談が決まったと報告された会社が、実は代表が先月から見積を出していた相手だった。一方で、外注先が「半年後にまた連絡を」と言われた会社は、誰の予定にも入っていない。リストが社内と外注先の2か所にあり、どちらが正しいのか決まっていない。そうした状態を直したい代表や営業責任者を想定しています。
知りたいこと
- 外注先と社内が同じ会社に重ねて連絡するのを防ぎたい
- 営業代行に渡すリストの作り方と、共有のしかたを知りたい
- 顧客になりそうな企業を、社内と外注でどう分けて当たるかを整理したい
あわせて判断したいこと
- 外注先を替えたり内製に移ったりしても、リストと接触の記録を自社の手元に残したい
- 管理の手間を大きく増やさずに、保留や資料送付の相手を取りこぼさない仕組みがほしい
読み終えるとできること
読み終えると、共有の台帳に置く列と書く人を決め、外注先に渡す前の突き合わせと、状態ごとの受け持ち・期限のルールを作れるようになります。週1回15分の照合を回せば、商談中の会社への重ねての電話や、保留の相手の取りこぼしを、起きる前に見つけられます。
重複と抜けは、リストが2か所にあると起きる
外注先と社内の間で起きるリストの事故は、「重複」と「抜け」に分かれます。重複は同じ会社に両方から連絡が入ること、抜けは誰かが受け持つはずだった会社に誰も連絡しないことです。どちらも、外注先の架電リストと、社内の顧客表や商談の記録が別々の場所にあり、どちらが正しいかが決まっていないときに起きます。
| 種類 | 場面 | 起きること | 主な原因 |
|---|---|---|---|
| 重複 | 代表が見積中の会社に、外注先が初回の電話をかける | 相手が社内の連携不足を疑う | 商談中の会社が除外に入っていない |
| 重複 | 既存顧客や協業先の制作会社に営業電話が入る | 取引の関係にひびが入る | 顧客表と架電リストを照合していない |
| 重複 | 社内と外注先が同じ週に同じ会社へかける | 「さっきも電話があった」と断られる | 担当を決めずに同じ区分を両方が使う |
| 重複 | 表記の違う同じ会社を、別の会社として2行持つ | 両方の行から架電される | 社名の文字列で突き合わせている |
| 抜け | 「半年後にまた」と言われた会社に、誰もかけ直さない | 時期の合った相手を逃す | 次に動く期日と担当が書かれていない |
| 抜け | 「資料をメールで」と頼まれた会社に資料が届かない | 相手の関心が冷める | 外注先から社内へ渡す期限がない |
AIO/LLMO支援会社では、この重なりが起きやすい事情があります。SEOやWeb制作から事業を広げた会社が多く、狙いたい業種・規模の企業の中に、過去にサイトを作った顧客、問い合わせだけで終わった会社、紹介元の制作会社や広告代理店が混ざっているからです。新しく架電リストを作ると、社内と何らかの接点がある会社が一定の割合で含まれる、と考えておくほうが安全です。
直す方向は、リストを1か所に集めることです。外注先の管理画面と社内の表のどちらかを「正」と決め、もう一方はそこから写したものとして扱います。正とする台帳は、依頼側に置くのが基本です。外注先を替えても、社内の営業担当が増えても、同じ台帳に記録が積み上がっていくからです。
営業の工程が人に紐づいていて、仕組みになっていない。だから代表が動けない月は商談がゼロになる。
大橋メソッド代表(代表インタビューより)
リストの重複と抜けも、同じ構造から生まれます。誰がどの会社と話しているかが個人の手元にしかなければ、その人が休んだ週や、外注先の担当者が替わった週に情報が途切れます。台帳を1つにするのは管理を細かくするためではなく、人が入れ替わっても会社として続けられるようにするためです。
台帳は1社1行にし、見分けの列と担当・次回の列を置く
共有の台帳は、1社を1行で表します。同じ会社に複数の窓口や拠点があっても、行は会社単位にまとめ、窓口ごとの情報は列か別の表で持ちます。1社が2行に分かれていると、片方の行だけが更新され、もう片方の行から再び架電される原因になります。
| 列 | 書く人 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| 会社ID | 依頼側 | 法人番号。ない場合は主なサイトのドメイン |
| 正式な社名 | 依頼側 | 登記上の社名。通称や屋号は別の列に |
| 区分 | 依頼側 | 業種・従業員規模・地域 |
| 出所 | 依頼側 | 仮説リスト・問い合わせ・紹介・展示会など |
| 担当 | 依頼側 | 外注・社内(氏名)・除外のいずれか1つ |
| 状態 | 担当になった側 | 未接触・保留・商談設定・検討中など |
| 最終接触 | 担当になった側 | 日付・手段・話した相手の役職 |
| 次回の行動と期日 | 担当になった側 | 「3月第2週に再架電」など |
| 除外の理由 | 依頼側 | 顧客・協業先・断り・対象外など |
9つの列のうち、欠かせないのは「担当」と「次回の行動と期日」です。担当が空欄の行は誰も動かず、期日が空欄の行はいつ動くかが決まらないため、どちらも抜けの温床になります。逆に、この2列がすべての行で埋まっていれば、台帳を期日の順に並べるだけで、今週だれが何をすべきかが一目で分かります。
社名ではなく、法人番号かドメインで突き合わせる
社名の文字列で突き合わせると、表記ゆれで同じ会社を見逃します。「株式会社」の位置、全角と半角、英字の社名、略称、社名変更の前後などで、同じ会社が別の文字列になるためです。法人であれば、国税庁が公表している13桁の法人番号が会社を一意に見分ける手がかりになります。個人事業主や、グループ内の別ブランドのように法人番号で区別しにくい相手は、主なサイトのドメインを会社IDの代わりにします。
書く人を列ごとに分けておくと、上書きの事故も防げます。外注先が書き換えられるのは、担当が「外注」の行の状態・最終接触・次回の3列だけにし、担当と除外の列は依頼側だけが変えられるようにします。共有シートなら範囲ごとの編集権限で、営業管理の仕組みならアカウントの権限で、この線を引けます。
台帳に相手の担当者の氏名や直通の電話番号を入れる場合は、その情報を取得したときの利用目的の範囲で使うことが前提です。外注先に渡す列は架電に必要な範囲に絞り、受け渡しと保管のしかたが個人情報保護法の考え方に沿っているかを専門家に確認しておきます。入手経路ごとの注意点は営業リストの入手方法と個人情報の注意点で扱っています。
外注先へ渡す前に、社内の5つの記録と突き合わせる
外注先が作った架電リストも、社内で用意したリストも、架電を始める前に社内の記録と突き合わせます。初回の100〜300社だけでなく、架電の結果に応じて毎週入れ替える分も同じです。突き合わせる記録は次の5つで、重なった会社は一律に消すのではなく、記録の種類によって振り分け先を変えます。
| 社内の記録 | 重なったときの扱い | 理由 |
|---|---|---|
| 既存顧客・過去の顧客 | 除外(社内の担当へ) | 新規の営業電話は関係を損ねやすい |
| 商談中・見積中の会社 | 除外(商談に出ている人の担当) | 話の途中に別の窓口が割り込む |
| 協業先・紹介元(制作会社など) | 除外 | 紹介の関係に響く |
| 過去の問い合わせ・失注・名刺交換 | 社内の担当にして先に連絡 | 前回の接点を踏まえて話せる |
| 断られた相手・連絡不要と言われた相手 | 除外(理由と日付を残す) | 再架電は相手の不信を招く |
4つ目の「過去の接点がある会社」は、消してしまうと損をする行です。問い合わせだけで終わった会社や、1年前に失注した会社は、接点のない会社より話を聞いてもらえる見込みがあります。ただ、外注先が初めての電話としてかけると、相手には「前に話した会社なのに、こちらのことを知らない」と映ります。社内の担当にして、前回の経緯に触れたメールや電話から入るほうが自然です。
想定ケース(架空の条件):外注先の初回リスト240社を社内の記録と突き合わせた場合
外注先が作った240社を、会社IDで社内の記録と突き合わせたところ、27社(約11%)が重なったとします。内訳は既存顧客3社、見積中2社、協業先の制作会社5社、過去の問い合わせ・失注14社、断られた記録のある会社3社です。顧客・見積中・協業先・断りの13社は除外し、過去の接点がある14社は社内の担当にして、代表が前回の経緯に触れたメールを送ります。外注先には213社を渡し、足りない分は翌週の入れ替えで補います。
この振り分けで、リストは「外注先が初めて当たる会社」と「社内が接点を生かして当たる会社」に分かれます。前者は架電で相手の事実を伝えて商談につなげ、後者は前回の話の続きから入る、というように、同じ見込み企業でも近づき方が変わります。どの業種・規模を狙うかという仮説そのものの書き方は営業代行に渡すべきターゲット情報の書き方で扱っています。
突き合わせは外注先に任せず、依頼側で済ませる
突き合わせは、社内の記録を持っている依頼側の仕事です。外注先に顧客表をまるごと渡して照合を頼むと、架電に必要のない情報まで外に出すことになります。依頼側で照合し、外注先には「架電してよい行」だけを渡すほうが、情報の範囲も絞れます。社内の記録が複数の表やメールに散っている場合は、最初の照合の前に、会社IDと社名だけを持つ一覧に集めておくと、2回目からは数分で済みます。
受け持ちは状態で決め、期限を過ぎた行は持ち主を移す
台帳の「担当」は、会社ごとに固定せず、状態に応じて移していきます。外注先が初めて電話して商談が決まれば、その会社は商談に出る社内の人の担当になり、商談のあと検討が長引けば、次の連絡を誰がいつするかを決め直します。状態ごとに受け持つ側と、次に動く期限を決めておくと、担当が宙に浮く行がなくなります。
| 状態 | 受け持つ側 | 次に動く期限 | 期限を過ぎたら |
|---|---|---|---|
| 未接触(仮説に合う新規) | 外注 | 割り当てから4週間以内 | 次の割り当てから外し、理由を確認 |
| 過去の接点あり | 社内 | 担当にしてから30日以内 | 経緯を添えて外注の割り当てへ |
| 保留(時期が合わない) | 外注 | 相手が示した時期の週 | 2回目の保留は社内のメール連絡へ |
| 資料送付の希望 | 社内 | 2営業日以内に送付 | 送付1週間後に外注が確認の電話 |
| 商談設定 | 社内(商談に出る人) | 前日までに商談シートを確認 | 未確認なら週次の定例で指摘 |
| 商談後・検討中 | 社内 | 次回の行動の期日を必ず書く | 期日のない行を週次で洗い出す |
| 断り・対象外 | 除外 | なし | 社内も外注も連絡しない |
期限を過ぎた行の持ち主を移すルールが、抜けを防ぐ要になります。社内の担当にした過去の接点がある会社でも、30日たって誰も連絡していなければ、経緯を添えて外注先の割り当てに回します。逆に、外注先の保留が2回続いた会社は、電話を重ねるより、社内からの情報提供のメールに切り替えるほうが相手の負担になりません。
「断り・対象外」の行は、外注先と社内の両方が連絡しない、と台帳の上で決めておきます。外注先の側だけで除外していると、社内の担当者が知らずにかけ直すことがあります。事業者間の取引は特定商取引法の電話勧誘販売の規制の多くが適用除外とされますが、相手が個人事業主で事業性があいまいな場合や、断られた相手への再架電には注意が必要です。判断に迷う場合は専門家に確認してください。
大橋メソッドの進め方では、初回100〜300社の優先順位付きリストを、架電の結果に応じて毎週入れ替えるとしています。入れ替えのたびに外す会社と足す会社が出るため、台帳の状態と担当もそのつど更新されます。受け持ちのルールが決まっていれば、入れ替えの作業そのものが重複と抜けの点検を兼ねます。
週1回15分の照合で、期限切れと二重の受け持ちを拾う
ルールを決めても、台帳は放っておくと崩れます。週1回、外注先の週次報告の前後に15分ほど時間を取り、台帳を照合します。見るのは、新しく加わった社内の接点、外注先の今週の結果、期限を過ぎた行、担当が空欄か二重になっている行の4つです。
社内の新しい接点を足す
その週に入った問い合わせ・紹介・展示会や交流会での名刺を、会社IDで台帳に足すか、既存の行の状態を更新します。外注先の次の架電より前に済ませることが条件です。
外注先の今週の結果を写す
保留・資料送付の希望・商談設定・断りを、外注先の報告から台帳に反映します。商談設定の行は担当を社内に移し、商談シートが届いているかを確かめます。
期限を過ぎた行を抜き出す
次回の期日が今日より前の行を期日順に並べ、担当者ごとに今週中に動けるかを確かめます。動けない行は、受け持ちのルールに沿って持ち主を移します。
担当の空欄と二重を直す
担当が空欄の行と、社内と外注の両方が動いている行を抜き出し、どちらか1つに決めます。二重になっていた行は、相手にどちらから何回連絡したかを最終接触の列で確かめます。
次週の割り当てを確定する
照合が済んだ行だけを、次週の外注先の割り当てとして渡します。割り当てた社数と除外した社数を、その週の記録に1行残します。
照合のたびに、期限を過ぎた行が何行出たかを数えておきます。行数が週ごとに増えていくなら、受け持つ側の手が足りていないか、期限が短すぎるかのどちらかです。社内の担当にした過去の接点がある会社が30日の期限を過ぎ続けるなら、社内で当たる社数を減らし、残りを外注先に回すほうが行が止まりません。
想定ケース(架空の条件):保留の相手を3か月追えていなかった場合
外注先の架電で、毎月30社ほどに「今は時期が合わない。3か月後なら」と言われていたとします。台帳に期日の列がなく、3か月分の約90社が誰にもかけ直されていませんでした。時期の合ったかけ直しで1割が商談に応じると仮に置くと、月3件の商談を取りこぼしていた計算です。商談1件を新たに得る費用を目安の3〜8万円程度で置けば、月9万〜24万円程度に相当します。期日の列を足して照合の対象にすれば、この取りこぼしは翌月から拾えます。
照合で見つかった重複や抜けは、件数を週次の記録に残します。重複が多い週は突き合わせの漏れ、抜けが多い週は受け持ちの期限の問題、と原因の当たりをつけやすくなるからです。リストの鮮度や適合の度合いを数字で追う方法はリスト品質をKPIで管理する方法で扱っています。
台帳を依頼側に置いておけば、外注先を替えるときも社内に切り替えるときも、照合の仕組みごと引き継げます。この考え方はデータの帰属とも重なり、大橋メソッドでも、架電に使ったリストやログ、断り理由の記録は依頼した契約者のものとして扱うとしています。外注から内製へ移る際の受け取りの手順は外注から内製へ切り替える時の引き継ぎで詳しく扱っています。
手順のまとめ:外注先と社内で営業リストを共有する手順
- 台帳を1つに決める:依頼側に1社1行の台帳を置き、外注先の管理画面や社内の表はそこから写したものとして扱います。
- 会社IDと担当の列を埋める:法人番号またはドメインを会社IDにし、担当・状態・次回の期日の列をすべての行で埋めます。
- 渡す前に突き合わせる:顧客・商談中・協業先・過去の接点・断りの5つの記録と照合し、除外する行と社内の担当にする行を決めます。
- 受け持ちと期限を決める:状態ごとに受け持つ側と次に動く期限を表にし、期限を過ぎた行の移し方も決めます。
- 週1回照合する:新しい接点の追加、外注先の結果の反映、期限切れと二重の受け持ちの確認を15分で行います。
よくある失敗と対策
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 外注先の架電リストと社内の顧客表を別々に持ち、どちらが正しいかを決めていない | 依頼側に1社1行の台帳を1つ置き、外注先の管理画面や社内の表はそこから写したものとして扱う |
| 社名の文字列で突き合わせ、表記の違う同じ会社を見逃す | 法人番号を会社IDにし、法人番号で区別しにくい相手は主なサイトのドメインで見分ける |
| 保留や資料送付の希望を受けた行に、次に動く期日と担当を書いていない | 状態ごとに受け持つ側と期限を決め、週1回、期限を過ぎた行と担当が空欄の行を抜き出す |
| 断られた相手を外注先の側だけで除外し、社内の担当者がかけ直してしまう | 除外の理由と日付を共有の台帳に残し、社内も外注も連絡しない行として扱う |
チェックリスト
- 外注先と社内で使う台帳を1つに決め、依頼側に置いた
- 会社IDの列(法人番号またはドメイン)をすべての行で埋めた
- 担当と次回の行動・期日の列に空欄がない
- 外注先に渡す前に、顧客・商談中・協業先・過去の接点・断りの5つの記録と突き合わせた
- 外注先が書き換えられる列を、担当が外注の行の3列に絞った
- 状態ごとの受け持ちと期限を表にして、外注先と共有した
- 週1回15分の照合を、週次報告の前後に予定として入れた
よくある質問
外注先と社内で同じ営業リストを使うとき、重複を防ぐにはどうすればよいですか?
依頼側に1社1行の台帳を1つだけ置き、法人番号やドメインを会社IDにして突き合わせます。外注先に渡す前に既存顧客・商談中・協業先・過去の接点・断られた相手と照合し、担当の列を外注・社内・除外のどれか1つに決めておけば、同じ会社に両方から連絡が入る事故の多くは防げます。
AIO/LLMO支援の営業代行に渡すリストは、どう作ればよいですか?
業種・規模・地域で絞ったターゲット仮説から初回100〜300社の候補を作り、社内の記録と会社IDで突き合わせてから、架電してよい行だけを渡します。過去の問い合わせや失注など接点のある会社は消さずに社内の担当にし、外注先には接点のない会社を任せると、それぞれに合う入り方ができます。
顧客になりそうな企業を、社内と外注先でどう分けて当たればよいですか?
接点の有無で分けるのが基本です。接点のない新規の会社は外注先が架電で相手の事実を伝えて商談につなげ、過去の問い合わせ・失注・名刺交換がある会社は社内が前回の経緯に触れて連絡します。既存顧客・協業先・断られた相手はどちらも連絡しない行にし、期限を過ぎた行は持ち主を移します。
外注先の架電で「今は時期が合わない」と言われた会社は、誰がいつかけ直せばよいですか?
相手が示した時期の週に外注先がかけ直すと決め、台帳の期日の列に書いておくのが一例です。2回続けて保留になった会社は、電話を重ねるより社内からの情報提供のメールに切り替えます。期日が書かれていない保留の行は、週1回の照合で必ず洗い出します。
社内の顧客情報を、そのまま営業代行に渡してもよいですか?
顧客表をまるごと渡すより、依頼側で突き合わせを済ませ、架電してよい行と必要な列だけを渡すほうが、外に出す情報の範囲を絞れます。担当者の氏名や直通番号を含む場合は、取得したときの利用目的や受け渡しの方法が個人情報保護法の考え方に沿っているかを、専門家に確認してください。
この記事の前提と根拠
- 初回のリスト100〜300社と毎週の入れ替え、リスト・架電ログ・断り理由が契約者に帰属する点は、大橋メソッドの運営元が示している進め方に基づきます。
- 想定ケースの社数・重なりの割合・保留の件数・商談に応じる割合は、手順を説明するための仮の数字です。商談1件を新たに得る費用の3〜8万円程度は、説明が必要なBtoB商材の一般的な目安です。
- 法人番号は国税庁が公表している法人ごとの番号です。個人事業主には付与されないため、その場合はサイトのドメインなど別の手がかりで会社を見分けます。
- 事業者間の取引で電話勧誘販売の規制の多くが適用除外とされる点、個人事業主や断られた相手への再架電、個人情報の扱いへの注意は一般的な整理です。個別の判断は専門家に確認してください。
参照した資料
数字の目安は一般的な水準を整理したもので、商材・対象・条件によって変わります(2026年11月時点)。
次の一歩
このページ下の相談フォームに、社内で管理している顧客・商談中・過去の問い合わせのおおよその社数と、外注先に渡している(または渡す予定の)リストの件数、今の管理のしかたを書いて送ってください。1営業日以内にメールで連絡があり、30分のオンライン無料相談で、今のリストと断り理由の記録を整理しながら、突き合わせに使う列と受け持ちの決め方を確かめられます。営業電話はかかってきません。