この記事でわかること
- 営業代行・SDR派遣・フリーランスの違いを、設計・指示・穴埋めの担い手と4つの軸で整理した比較表
- 外に払う額に社内の管理時間を足して、商談1件あたりの費用を同じ前提で比べる試算
- LLMO商材で品質を左右する設計の持ち主と、契約前に品質を確かめる方法の違い
- 休み・退職・契約終了のときに止まるもの・残るものと、型の有無に合わせた組み合わせ方
この記事が想定している状況
AI検索の広がりで問い合わせが減り、こちらから見込み顧客に接触する手段を探しているAIO/LLMO支援会社。営業代行の見積を取る一方で、SDR派遣(インサイドセールス人材の派遣)や、フリーランスの営業経験者に業務委託で頼む方法もあると知った。月額だけを見ると派遣やフリーランスのほうが安く見えるが、社内で誰が指示を出すのか、LLMOを説明できる人が来るのか、辞めたらどうなるのかが分からない。そうした状況で、3つを同じ物差しで比べたい代表や営業責任者を想定しています。
知りたいこと
- 見込み顧客を獲得する外部の手段として、営業代行・SDR派遣・フリーランスの違いを知りたい
- 3つの費用と、社内にかかる管理の手間を比べたい
- 自社の段階にどれが合うかを判断したい
あわせて判断したいこと
- 月額の安さに引っ張られず、社内の時間まで含めた費用で選びたい
- 人が替わっても営業が止まらない形を、最初から選んでおきたい
読み終えるとできること
読み終えると、3つの手段を設計・指示・穴埋めの担い手と、費用・管理負担・品質・継続性の4つの軸で比べられるようになります。外に払う額に社内の管理時間を足した商談1件あたりの費用を自社の数字で計算し、型があるかどうかという段階に合わせて、どれから使い、どう組み合わせるかを決められます。
3つの違いは、設計・指示・穴埋めを誰が担うか
3つの手段は、どれも社外の人に見込み顧客への接触を任せる方法ですが、契約の形と、誰が何を担うかが違います。ここでは、法人と業務委託で契約し、対象選定・リスト・架電・商談設定・報告をまとめて任せる形を営業代行、派遣会社と契約し、SDRの役割を担う人に自社の指示で働いてもらう形をSDR派遣、個人の営業経験者と業務委託で契約し、架電や商談設定を任せる形をフリーランスと呼びます。
SDR(Sales Development Representative)は、見込み客に電話やメールで接触し、商談の機会を作る役割を指す言葉です。インサイドセールス(訪問せずに電話やオンラインで進める営業)の一部として使われることが多く、商談そのものは別の担当が受け持つ形が一般的です。
| 軸 | 営業代行 | SDR派遣 | フリーランス |
|---|---|---|---|
| 対象とトークの設計 | 代行が初稿を作り、自社が承認 | 自社が用意する | 本人と自社で分担 |
| 日々の指示 | 代行側 | 自社 | 範囲を決め、報告で管理 |
| 費用の出方 | 月額固定・件数単価など | 稼働時間に応じた料金 | 時間・月額・件数など契約しだい |
| 社内の管理負担 | 週次の判断と結果の戻しが中心 | 指示・育成・質問対応まで | 範囲の取り決めと報告の確認 |
| 品質を決めるもの | 組織の設計と確認の仕組み | 自社の設計と育成 | 本人の経験と腕 |
| 人が抜けたとき | 代行が代わりを立てる | 派遣会社が手配、教え直しは自社 | 代わりがおらず止まりやすい |
表を縦に見ると、3つの違いは「設計を誰が持つか」「日々の指示を誰が出すか」「人が抜けたときに誰が穴を埋めるか」の3点に集まります。営業代行はこの3つを代行側が持ち、SDR派遣は設計と指示を自社が持ち、フリーランスは設計を本人と分け合い、穴埋めは誰も持たない、という形になりやすいのが一般的です。費用・管理負担・品質・継続性の差は、ほぼこの3点から生まれます。
AIO/LLMO支援の営業では、とくに設計の持ち主が効きます。相手にまだ概念の説明が必要な商材なので、誰に電話し、最初の30秒で何を伝えるかが決まっていないと、架電の量を足しても商談になりません。設計がすでに自社にあるか、外に作ってもらう必要があるかで、3つのどれが合うかの答えが変わります。採用も含めて比べたい場合は採用・外注・派遣の3つを比べる表を、採用以外の手段の全体像は外注できる先と採用以外の選択肢を参照してください。
費用は、外に払う額に社内の時間を足して比べる
3つの費用を月額だけで並べると、多くの場合、フリーランスが安く、営業代行が高く見えます。けれども月額に含まれる作業の範囲が違うため、そのままでは比べられません。同じ期間に払う額を、同じ前提で見込める商談の数で割り、さらに社内で使う管理の時間を足すと、比べられる形になります。
下の試算では、営業代行を月額46万円・初期費用12万円で3か月使い、月9件の商談を見込む場合の、商談1件あたりの費用を示します。期間を3か月としたのは、最低契約期間として多い3〜6か月の短いほうに合わせるためです。
試算
月額46万円で月9件の場合の商談1件あたり費用
3か月の総額は150万円で、商談1件あたりは約5.6万円です。商談単価の一般的な目安と比べると目安(3万〜8万円)の範囲内です。
月額固定では件数が減っても支払いは変わらないため、商談の数が見込みの半分になると、1件あたりの費用は約11.1万円に上がります。件数の見込みは、初期テストの実測値に置き換えて計算し直します。
| 月額 | 46万円 |
|---|---|
| 期間 | 3か月 |
| 初期費用 | 12万円 |
| 月の商談数(見込み) | 9件 |
| 総額 | 150万円 |
| 商談1件あたり | 約5.6万円 |
金額は税抜きの仮の数字です。リスト費や追加の架電費がある場合は総額に加えて計算します。
見込みどおりなら、3か月の総額は150万円、商談1件あたりは約5.6万円です。同じ前提で、SDR派遣とフリーランスも並べます。架電1件あたりの商談化は3つとも同じ約0.56%(月1,600件で9件)とし、トークとリストの質はそろっているものと置きます。
| 手段 | 外に払う額(3か月) | 商談の見込み | 1件あたり | 社内の管理時間 |
|---|---|---|---|---|
| 営業代行(月46万円+初期12万円) | 150万円 | 27件 | 約5.6万円 | 約12時間 |
| SDR派遣(1時間2,800円×月160時間) | 134.4万円 | 27件 | 約5万円 | 約60時間 |
| フリーランス(1時間3,000円×6時間×月12日) | 64.8万円 | 12件 | 5.4万円 | 約24時間 |
外に払う額だけなら、商談1件あたりはSDR派遣が最も小さく見えます。ここに社内の管理時間を1時間5,000円として足すと、営業代行は約5.8万円、SDR派遣は約6.1万円、フリーランスは6.4万円となり、並び方が入れ替わります。SDR派遣は毎日の指示と質問への対応、トークやリストの更新を自社が担うため、週5時間ほどの時間を見込んだ結果です。
ただし、この並びは前提しだいで変わります。トークとリストがすでに固まっていて、派遣の人への指示が週2時間で済むなら、SDR派遣の1件あたりは約5.4万円まで下がり、営業代行を下回ります。フリーランスは1件あたりが近くても、月の商談が4件と量が半分以下なので、目標が月8件なら2人と契約するか、ほかの手段と組み合わせることになります。自社の時間の単価と、指示に使える時間を入れて計算し直してください。
金額は説明のための仮の数字で、リストの費用は3つとも含めていません。営業代行の月額にリスト作成が含まれるかどうかは見積ごとに違うため、比べるときは同じ条件にそろえます。
管理負担:毎週の作業を誰が担うかで、社内の時間が決まる
社内の管理時間に差が出るのは、毎週発生する作業の持ち主が違うからです。架電の前後に必要な作業を並べると、どの手段で何が自社に残るかが見えてきます。表の中で「自社」が多い手段ほど、指示を出す人の予定が先に埋まります。
| 作業 | 営業代行 | SDR派遣 | フリーランス |
|---|---|---|---|
| 対象の見直しとリストの補充 | 代行(自社は承認) | 自社 | 本人と自社 |
| トークの更新 | 代行が案を出し、自社が承認 | 自社 | 本人が案を出し、自社が承認 |
| その日の架電先と時間帯 | 代行 | 自社が指示 | 本人 |
| 架電中の質問への対応 | 定例でまとめて | 随時、自社 | 随時、自社 |
| 断り理由の集計と報告 | 代行 | 集計の型を自社が用意 | 本人(型は事前に決める) |
| 稼働の管理 | 代行 | 派遣会社と自社 | 本人(報告で確認) |
SDR派遣で自社の時間が増えるのは、制度の形がそうなっているからです。派遣では、働く人の雇用主は派遣会社ですが、仕事の指示は受け入れた自社が出します。トークもリストも自社で用意し、架電の合間の質問にも自社が答えるため、型が固まっていない段階ほど、指示を出す人の時間が埋まります。
業務委託である営業代行とフリーランスでは、反対に、作業の手順や時間を細かく決めて指示する使い方は避けます。依頼するのは対象・期間・成果物・報告の形で、その範囲の中のやり方は相手に任せるのが原則です。実態が雇用に近づくと、契約の名前と扱いがずれるおそれがあるため、契約の組み方に迷う点は社会保険労務士や弁護士に確認してください。
フリーランスとの取引では、最初の取り決めが管理時間を左右します。「架電と日程調整まで」「断り理由は依頼側の分類表で記録」「週1回、決まった形式で報告」と書面で決めておけば、日々の連絡の多くを週1回の報告にまとめられます。決めないまま始めると、毎日の細かな連絡で代表の時間が削られていきます。
想定ケース(架空の条件):同じ週に3つの手段で社内が使う時間
営業代行では、30分の定例とトーク変更の承認、商談結果の記入で週1時間ほどです。SDR派遣では、朝の架電先の指示に15分、架電中の質問への対応に1日30分、週末のトークとリストの更新に1時間かかり、週5時間ほどになります。フリーランスでは、週1回の報告の確認と次週の範囲の打ち合わせに1時間、架電中の質問への対応に1時間で、週2時間ほどです。3か月に直すと、それぞれ約12時間・約60時間・約24時間で、上の費用の表の時間はこの見積もりによります。
品質:LLMOを話せる設計と、ばらつきを誰が吸収するか
品質の差は、架電する人の話し方より、何を話すかの設計と、うまくいかなかったときに直す仕組みから生まれます。AIO/LLMO支援の架電では、概念の説明から入らず、相手の社名や主力サービスでAI検索した結果のような事実から入る組み立てが求められます。この設計を誰が作り、誰が直すかが、3つの手段で違います。
| 手段 | 品質を左右するもの | 契約前の確かめ方 |
|---|---|---|
| 営業代行 | 設計の深さと、直す仕組み | トーク初稿と報告の見本、小規模なテスト |
| SDR派遣 | 自社の設計と、最初の研修 | 研修と試し架電の日数を決め、2週間の率で判断 |
| フリーランス | 本人の経験と腕 | 似た無形商材の経験、録音の提出、試し架電 |
ばらつきを誰が吸収するかも違います。営業代行では、録音の確認やトークの改善を組織で回すため、1人の調子が落ちても、別の担当者や管理者が気づいて直す仕組みを持てます。SDR派遣とフリーランスでは、その役割が自社に来ます。週に数件の録音を聞き、断り理由の傾向を見て、トークを直す人が社内にいなければ、品質は担当者の腕に任せたままになります。
SDR派遣やフリーランスに任せるなら、架電の前に1枚の説明シートを渡します。中身は、検索からの問い合わせが減っている背景を一言で言う文、相手先の社名や主力サービスでAI検索して結果を控える手順、よく出る断り理由と返し方の3つです。この1枚がないと、話す内容が人ごとに変わり、率の差が人の差なのか設計の差なのかを分けられません。
大橋メソッドの進め方では、トークの初稿を架電の前に依頼側が確認し、断り理由をすべて分類して記録し、週次レポートで接続率・担当者到達率・商談化率・断り理由・次週の変更点を返すとしています。どの手段を選ぶ場合も、この程度の項目が毎週そろう形にしておけば、品質を感覚ではなく数字で比べられます。
継続性:休み・退職・契約終了で、止まるものと残るもの
続けやすさの差がはっきり出るのは、人が抜けたときです。担当者の急な休み、退職や交代、契約の終了のそれぞれで、架電がどれだけ止まり、何が手元に残るかを確かめておきます。
| 起きること | 営業代行 | SDR派遣 | フリーランス |
|---|---|---|---|
| 担当者の急な休み | 代わりの担当が続けやすい | その日は止まり、穴は自社で埋める | その期間は止まる |
| 担当者の退職・交代 | 代行が引き継ぎ、版と記録が残る | 次の人の手配と教え直しが要る | 代わりを探し直す |
| 契約の終了 | 帰属を決めていれば記録が残る | 記録は残り、話し方は人と去る | 取り決めがなければ本人の手元に残る |
月額固定で払う手段では、量が落ちた月も支払いは変わりません。上の試算の条件で、営業代行の商談が見込みの半分になれば、1件あたりは約11.1万円に上がります。代行に払う月額には、担当が休んだときに代わりを立てる体制の分が含まれているはずなので、契約前に、月の架電数の下限と、代わりを立てるまでの日数を書面で確かめておきます。
SDR派遣とフリーランスは、稼働した分だけ払う契約が多いため、休みの月の支払いは減ります。その代わり、商談の数も同じだけ減り、目標に届かない月が生まれます。どの手段でも、継続性を支えるのは人ではなく記録です。トークの各版、断り理由の分類、リスト、架電ログを自社の共有の場所に置き、誰が抜けても次の人が続きから始められる状態にしておきます。
営業の工程が人に紐づいていて、仕組みになっていない。だから代表が動けない月は商談がゼロになる。
大橋メソッド代表(代表インタビューより)
段階で組み合わせる:型を作る時期と、量を足す時期
3つのどれが合うかは、自社の営業に型があるかどうかで決まります。誰に何を言えば商談になるかがまだ分からない段階では、設計から引き受ける営業代行で型を作るほうが早く、型ができてからは、SDR派遣やフリーランスで量を足す選択肢が現実的になります。
- 誰に電話するかを、業種・規模・状態の条件で書けるか
- 最初の30秒の原稿と、よく出る断り理由への返し方が文書になっているか
- 1つの対象とトークで、会話30件以上の工程ごとの率がそろっているか
3つとも「はい」なら型ができた段階、1つでも「いいえ」なら型を作る段階と考えます。型を作る段階でSDR派遣やフリーランスを選ぶと、足りない設計を自社で埋めながら人の管理もすることになり、社内の時間が見込みより大きくふくらみます。
型がない段階:設計ごと任せて測る
営業代行の小規模なテストで、対象の仮説・最初の30秒・断り理由を2〜4週間確かめ、工程ごとの率をそろえます。
型ができた段階:記録を自社に移す
トークの各版、断り理由の分類、リストの条件を自社の共有の場所に移し、誰が見ても同じ手順で架電できる形にします。
量を足す段階:手段を選び直す
必要な架電の量と、社内で指示に使える時間から、営業代行を続けるか、SDR派遣かフリーランスで量を足すかを決めます。
四半期ごとに見直す
社内の時間を含めた商談1件あたりの費用と、工程ごとの率を、手段ごとに同じ表で並べて比べます。
2つ目の段階で記録を自社に移せるかどうかは、最初の契約で決まります。リスト・架電ログ・断り理由の帰属が依頼側にあれば、営業代行から派遣やフリーランスへ、あるいは社内の営業担当へ移るときも、どの業種にどの切り口が効いたかを引き継げます。大橋メソッドでは、これらを契約者に帰属させ、契約を終えても依頼側に残る形をとっています。引き継ぎの具体的な手順は外注から内製へ切り替える時の引き継ぎで扱っています。
組み合わせる場合は、同じ相手先に2つの手段から電話がかからないよう、リストを手段ごとに分けておきます。たとえば、営業代行には新しい業種の検証を、フリーランスには型のできた業種の量を任せ、断り理由の分類と報告の形式だけは共通にします。会社の規模や営業の体制による選び分けは会社規模別に見る営業代行の選び分けにまとめています。
手順のまとめ:営業代行・SDR派遣・フリーランスを比べて選ぶ
- 担い手を書き出す:3つの手段で、設計・日々の指示・人が抜けたときの穴埋めを誰が担うかを書きます。
- 費用を商談1件あたりにそろえる:同じ期間に払う額を、同じ前提で見込める商談の数で割ります。
- 社内の時間を足す:指示・質問への対応・更新の時間を見積もり、時間単価で費用に加えます。
- 品質の確かめ方を決める:初稿・録音・試し架電・テストのどれで確かめるかを、契約前に決めます。
- 段階に合わせて選ぶ:型がなければ設計ごと任せ、型ができてから量を足す手段を選び直します。
よくある失敗と対策
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 月額だけを並べて、最も安く見える手段を選ぶ | 同じ期間に払う額を同じ前提の商談数で割り、社内の管理時間を時間単価で足して、商談1件あたりで比べる |
| トークもリストも固まっていないまま、SDR派遣で人だけを入れる | 型がない段階は設計から引き受ける手段で対象と最初の30秒を確かめ、承認済みのトークと優先順位付きのリストができてから派遣で量を足す |
| フリーランスに範囲を決めずに頼み、毎日の連絡で代表の時間が削られる | 架電の範囲、断り理由の記録の型、報告の頻度と形式を最初に書面で決め、日々の連絡を週1回の報告にまとめる |
| 記録を担当者の手元に置いたままにし、人が抜けた月に営業が止まる | トークの各版・断り理由の分類・リスト・架電ログを自社の共有の場所に置き、帰属を契約で決めておく |
チェックリスト
- 3つの手段で、設計・日々の指示・穴埋めを誰が担うかを書き出した
- 同じ期間に外に払う額を、同じ前提の商談数で割って比べた
- 社内の管理時間を見積もり、時間単価で費用に足した
- 自社にトークと優先順位付きのリストがあるかを確かめた
- 契約前に品質を確かめる方法(初稿・録音・試し架電・テスト)を決めた
- 担当者が抜けたときの代わりと、月の架電数の下限を確かめた
- リスト・架電ログ・断り理由の帰属を契約で決めた
よくある質問
見込み顧客を獲得する手段として、営業代行・SDR派遣・フリーランスはどう比べればよいですか?
設計(対象とトーク)を誰が持つか、日々の指示を誰が出すか、人が抜けたときに誰が穴を埋めるかの3点を先に確かめ、そのうえで費用・管理負担・品質・継続性を比べます。費用は月額ではなく、同じ期間に払う額を見込める商談の数で割り、社内の管理時間を足した商談1件あたりで並べると、手段の違いを公平に比べられます。
SDR派遣とは何ですか?営業代行とはどこが違いますか?
SDRは見込み客に電話やメールで接触し、商談の機会を作る役割のことで、SDR派遣はその役割を担う人に、派遣の形で自社の指示のもと働いてもらう使い方です。営業代行は対象選定からトーク・報告までを代行側が担うのに対し、SDR派遣ではトークとリストの用意、日々の指示、育成を自社が担います。
フリーランスに架電を任せるとき、費用と品質で気をつけることは何ですか?
費用は時間や件数で決まることが多く、月額は抑えやすい一方、1人で回せる量には限りがあります。品質は本人の経験に左右されるため、似た無形商材での架電経験を聞き、録音の提出や試し架電を条件にします。架電の範囲、断り理由の記録の型、報告の形式を最初に書面で決め、細かな作業の指示は避けます。
社内の管理に使う時間が少なく済むのは、3つのうちどれですか?
一般には、設計と日々の管理を代行側が担う営業代行が少なく、社内の作業は週次の判断と商談結果の戻しが中心になります。SDR派遣は指示と質問への対応を自社が担うため時間が増え、フリーランスは範囲の取り決めしだいです。トークとリストが固まっていれば、派遣でも指示の時間を減らせます。
担当者が急に辞めたとき、3つの手段で影響はどう違いますか?
営業代行は代行側が代わりの担当を立て、トークの版や記録も引き継がれやすい形です。SDR派遣は派遣会社が次の人を手配しますが、自社のトークで教え直す期間が要ります。フリーランスは代わりがいないため、探し直す間は架電が止まります。どの手段でも、記録を自社の共有の場所に置いておくと影響を小さくできます。
営業代行で型を作ったあと、SDR派遣やフリーランスに切り替えることはできますか?
できます。前提は、リスト・架電ログ・断り理由の帰属を依頼側にしておき、トークの各版と断り理由の分類を自社の共有の場所に移しておくことです。型が記録として残っていれば、派遣やフリーランスに量を任せても同じ手順で架電を始められます。切り替えの前後では、工程ごとの率を同じ形で比べます。
この記事の前提と根拠
- 営業代行の料金(月額固定は専任1名相当で月30万〜60万円程度、初期費用0〜20万円程度)、時間課金(1時間2,500〜4,000円程度)、架電数(1名1日60〜120件)は一般的な目安です。
- 想定ケースのSDR派遣(1時間2,800円・月160時間)とフリーランス(1時間3,000円・1日6時間・月12日)の料金、社内の管理時間(3か月で約12時間・約60時間・約24時間)、社内の時間単価5,000円は、比べ方を示すための架空の条件です。
- 派遣と業務委託での指示の出し方は、制度の一般的な説明です。個別の契約は社会保険労務士や弁護士に確認してください。
- 大橋メソッドの進め方(トーク初稿の事前確認、断り理由の分類と記録、週次レポートの項目、データの帰属)は、同サービスが公開している内容によります。
数字の目安は一般的な水準を整理したもので、商材・対象・条件によって変わります(2026年11月時点)。
次の一歩
3つの手段のどれから始めるかを決めたい場合は、このページ下の相談フォームに、今の主な受注経路、月に何件の商談があれば目標に届くか、社内で営業の指示に使える時間、過去に試した営業とうまくいかなかった理由を書いて送ってください。1営業日以内にメールで連絡があり、30分のオンライン無料相談で現状のリスト・トーク・断り理由を整理したうえで、初期テストの提案書を受け取れます。営業電話はありません。