この記事でわかること
- 営業代行・営業コンサル・研修会社・マーケ会社が作るもの、動く人、契約後に社内へ残るものの違い
- 紹介頼み・問い合わせ不足・代表の兼任・担当者不足・失注の5つの詰まりと、それぞれに合う最初の相談先
- 月の受注目標から必要な架電日数を逆算し、実行の手が足りているかを確かめる計算
- LLMO商材に慣れた相談先かを見分ける種類ごとの質問と、東京以外の会社に相談するときの考え方
この記事が想定している状況
SEOやWeb制作から始めてAIO/LLMO支援を加えた会社で、新規の受注は紹介と問い合わせが中心。AI検索の広がりとともに問い合わせが細り、外の力を借りようと調べ始めた。ところが営業の相談先を探すと、営業代行、営業コンサル、研修、マーケティング支援とばらばらに出てきて、どこに何を頼めば自社の商談が増えるのかが分からない。営業の型そのものが固まっていない自覚もあり、相談先を間違えて数か月を失うことは避けたい。そうした事業責任者を想定しています。
知りたいこと
- LLMOサービスの営業を相談できる会社の種類と、それぞれの役割を知りたい
- LLMOの営業方法を専門に支援してくれる営業代行会社を探したい
- 東京の会社に限らず、自社に合う相談先の選び方を知りたい
あわせて判断したいこと
- 自社に足りないのが営業の設計なのか、動く人手なのかを切り分けたい
- 相談した結果として社内に何が残るのかを、契約前に把握しておきたい
読み終えるとできること
読み終えると、4種類の相談先が何を作り、誰が動き、契約後に何が残るかを比べられるようになります。自社の詰まりを5つの症状から特定し、月の受注目標から必要な架電日数を逆算して、最初に相談すべき種類と、相談に持っていく数字を決められます。
4種類の相談先は「作るもの」がそれぞれ違う
LLMO(生成AIの回答に自社の名前や情報が正しく出るよう整える施策)を売る営業を外部に相談するとき、候補になるのは営業代行、営業コンサルティング会社、営業研修会社、マーケティング支援会社の4種類です。どれも営業を良くする会社に見えますが、契約の結果として受け取るものが違います。代行は実行とその記録、コンサルは設計書、研修は社員の技能、マーケ会社は問い合わせが生まれる接点を作ります。
| 種類 | 主に作るもの | 動くのは誰か | 契約後に社内に残るもの |
|---|---|---|---|
| 営業代行 | 架電・商談設定などの実行と記録 | 代行側の担当者 | リスト・架電ログ・断り理由(帰属の取り決め次第) |
| 営業コンサル | 対象・手順・KPIの設計書 | 自社の代表や担当者 | 設計書と、自社で実行した分の記録 |
| 研修会社 | トークや商談の技能 | 受講した自社の社員 | 受講者の技能と教材 |
| マーケ会社 | 記事・広告・ウェビナーなどの接点 | 関心を持って問い合わせる企業 | コンテンツと配信の記録 |
費用の形も違います。営業代行は月額固定・コール課金・時間課金・アポイント単価のいずれか、またはその組み合わせが中心です。コンサルは月ごとの顧問契約かプロジェクト単位、研修は1回あたりか受講者数あたり、マーケ会社は制作費・広告費・運用費の組み合わせが一般的です。何に払っているのかが違うため、月の金額だけを並べても比べられません。
誰が動くかで、来月の商談数が変わる
4種類のうち、外部の人が自社の代わりに相手企業へ直接接触するのは営業代行だけです。コンサルと研修は、設計や技能を受け取った自社の人が動いて初めて商談が生まれます。マーケ会社の場合、動くのは関心を持った企業の側で、問い合わせが来るまで待つ形です。営業の型が固まっていない会社ほどこの違いを見落とし、設計はできたが実行する人がいない、研修を受けたが架電の時間が取れない、という状態に陥ります。
もう一つの違いは、契約を終えたあとに社内へ残るものです。代行に任せた場合でも、リストや架電ログ、断り理由の帰属を契約で決めておけば、どの業種にどの切り口が通じたかが手元に残ります。コンサルの場合は設計書が残るものの、実行の記録は自社で取らなければ残りません。
AIO/LLMO支援会社の多くはSEOやWeb制作の出身で、自社がマーケ会社に近い立場です。マーケ会社に問い合わせの増加を頼むことは、自社が売っている手段と同じ方法を外に頼むことになるため、自社の手持ちの技術に何を上乗せしてもらえるのかを具体的に確かめてください。
最初の相談先は、自社の営業が止まっている場所で決まる
相談先を選ぶ出発点は、相手の会社の規模や評判ではなく、自社の営業がどこで止まっているかです。AIO/LLMO支援会社の悩みは、紹介頼み、問い合わせ不足、代表の営業負担、営業担当の不足、商談後の失注の5つにほぼ集約されます。症状ごとに不足しているものが違い、それを作れる相談先も違います。
| 症状 | 不足しているもの | 最初の相談先 | 相談前に出す数字 |
|---|---|---|---|
| 紹介頼み | 誰に売るかの言語化 | 営業コンサル、または対象設計から入る代行 | 直近の受注企業の業種・規模の偏り |
| 問い合わせ不足 | こちらから接触する手段 | 営業代行 | 月の新規商談数と、その出どころ |
| 代表の営業負担 | 動く人の時間 | 営業代行 | 代表が営業に使える週の時間 |
| 営業担当の不足 | 人と、その人が使う型 | 型があれば研修、なければ代行で型づくり | 担当者の月の架電数と商談化率 |
| 商談後の失注 | 提案の組み立てと失注理由の記録 | 研修、または営業コンサル | 失注理由が記録された商談の割合 |
表の右端の数字は、相談の前に手元で出しておくと話が早く進みます。たとえば直近1年の受注が10件あり、そのうち7件が同じ業種なら、紹介頼みの裏にすでに当たりの対象が隠れています。この場合は対象を言葉にするところから始めれば足ります。反対に、受注の業種がばらばらで共通点が見えないなら、設計の相談を先にしたほうが、実行を頼んだときの空振りが減ります。
相談先に症状を伝えるときは、「商談が少ない」ではなく「紹介からの商談が月1件、問い合わせは半年で3件」のように件数で伝えます。件数があると、相手は自社の得意な工程で解決できる悩みかどうかをその場で判断でき、合わない相談先とは初回で見切りをつけられます。
営業の工程が人に紐づいていて、仕組みになっていない。だから代表が動けない月は商談がゼロになる。
大橋メソッド代表(代表インタビューより)
5つの症状は別々に見えて、根は同じところにあります。だからといって、全部を一度に外へ出す必要はありません。最も重い症状を1つ選び、その不足を埋める相談先から始めて、残りは数字が出てから考えるほうが、費用も判断の手間も抑えられます。
設計を頼む前に「実行の手」が足りているかを測る
相談先を選ぶ前に、一つ計算しておきたいことがあります。目標の受注を得るために、月に何日分の架電が要るかです。コンサルや研修で型や技能が整っても、架電する人の時間が足りなければ商談は増えません。逆に時間が十分にあるなら、外に頼むべきは実行ではなく設計や技能のほうです。
下の試算では、月2件の受注を目標に、受注率18%、商談実施率85%、架電1件あたりの商談化0.9%、1日70件の架電という条件で、必要な商談数・架電数・稼働日数を示します。1日の架電数を目安の下限寄りに置いたのは、LLMOが相手に説明を要する商材で、1件の会話が長くなりやすいためです。
試算
受注2件から逆算した商談数・架電数
月に2件受注するには、受注率18%なら商談の実施が約11件、実施率85%なら日程確定が約13件必要です。架電あたりの商談化が0.9%なら、架電は約1,452件になります。
1日70件の架電なら約21日分の稼働で、月20日稼働に直すと約1人相当です。人数を増やす前に、商談化や受注率を少し上げるだけで必要な架電数が大きく減る点も確かめておきます。
| 目標の受注数(月) | 2件 |
|---|---|
| 必要な商談の実施数 | 約11件 |
| 必要な商談の日程確定数 | 約13件 |
| 必要な架電数(架電あたり商談化0.9%) | 約1,452件 |
| 必要な稼働日数(1日70件) | 約21日 |
| 月20日稼働での人数 | 約1人 |
率は説明が必要なBtoB商材の目安の範囲で置いた仮の値です。
この条件では、受注2件に実施ベースで約11件、日程確定ベースで約13件の商談が必要で、架電はおよそ1,450件、1日70件なら約21日分です。月の稼働日のほぼすべてを架電に充てる計算で、提案と納品を抱える代表が片手間でこなせる量ではありません。この結果が出た会社は、設計や研修より先に、実行の手を外から借りる相談が要ります。
想定ケース(架空の条件):従業員6名の支援会社で、代表が営業に使える時間を数える
SEO出身で月額18万円のLLMO支援を提供し、新規の商談は紹介から月1〜2件。代表が営業に使えるのは週5時間で、月に約20時間です。1時間に架電できるのを9件程度とすると、月の架電は約180件、架電1件あたりの商談化0.9%で商談は1〜2件にとどまります。目標の受注2件に必要な約13件には届かず、不足しているのは実行の量です。この会社が先にコンサルを頼んでも、設計を動かす時間が残りません。まず架電を外に出して数字を集め、その数字を材料に設計を見直す順番が現実的です。
反対に、社内に架電できる担当者がいて月1,500件程度をこなせているのに商談が増えないなら、不足しているのは量ではありません。接続率・担当者到達率・商談化率のどこが目安を下回っているかを見て、設計や技能の相談先を選びます。
率の目安は、説明が必要なBtoB商材の架電で、接続率(かけた電話がつながった割合)30〜45%、担当者到達率(つながった電話のうち担当者と話せた割合)25〜40%、商談化率(会話のうち商談を承諾した割合)8〜15%程度です。どの率がどれだけ下回っているかを持参すると、コンサルにも代行にも、具体的な改善の提案を求めやすくなります。
LLMOに慣れた相談先かは、種類ごとの質問1つで見えてくる
どの種類の相談先にも、LLMOのような新しい概念の商材に慣れた会社と、そうでない会社があります。会社紹介のページだけでは見分けにくいため、初回の相談で種類ごとに1つ、答えに具体性の差が出る質問を用意しておくと判断しやすくなります。
| 種類 | 聞きたい質問 | 具体性のある答えの例 |
|---|---|---|
| 営業代行 | 最初の30秒で何を言うか、初稿を見せられますか | 相手の社名でAI検索した結果から入る構成が出る |
| 営業コンサル | 設計書のどの項目を、誰がいつ実行する前提ですか | 担当者と週ごとの作業量まで書かれている |
| 研修会社 | ロールプレイをAI検索対策の商材で組めますか | 商材資料を読み込み、想定の断り文句を用意する |
| マーケ会社 | AI検索の影響を受けにくい接点はどれですか | 検索以外の接点と、その効果の測り方が出る |
営業代行への質問で確かめたいのは、電話口でLLMOの概念説明から入らない設計になっているかです。概念の説明に時間を使うと、相手が自社の話だと気づく前に会話が終わりやすくなります。相手の社名や主力サービスでAI検索した結果を「今はこう表示されています」と伝え、詳しい説明は商談に回す構成が出てくるかを見ます。
マーケ会社への質問は、検索の変化そのものと関わります。Googleの「AIによる概要」は2024年8月に日本で提供が始まり、2025年9月には検索の「AIモード」も日本語で使えるようになりました。検索からの問い合わせを前提にした提案だけなら、自社がいま受けている逆風を同じように受けることになります。
Ahrefsが2026年2月に公開した調査では、AIによる概要が表示される情報系キーワードで、検索結果1位のページのクリック率が約58%低いという結果が出ています(2023年12月と2025年12月の比較、約30万キーワード)。検索の上位に載ることと、問い合わせが来ることの距離が開いている点を、マーケ会社の提案がどう扱っているかを確かめてください。
LLMOの営業方法を専門に支援する営業代行を探している場合は、専門とうたう根拠を、提案書に書かれた対象の仮説、トークの初稿、報告の項目で確かめます。大橋メソッドは、営業代行のなかでもAIO/LLMO支援会社の新規開拓に絞った営業支援で、提供中の範囲はターゲット選定から商談設定までのテレアポ代行と、結果分析・改善です。代行会社の内部での違いは依頼先4タイプと探し方で詳しく比べています。
組み合わせるなら、実行で数字を取ってから設計と研修へ
4種類のうち1つだけで足りない場合は、組み合わせて使います。そのとき迷いやすいのが順番です。営業の型が固まっていない段階では、実行で数字を取り、その数字を材料に設計や研修を頼む順番のほうが、それぞれの相談の中身が具体的になります。
| 組み合わせ | 先にやること | 後から頼むこと | 向いている状況 |
|---|---|---|---|
| 代行+コンサル | 代行で対象とトークを検証する | 数字をもとに営業全体の設計を見直す | 商談は出始めたが、受注までの型がない |
| 代行+研修 | 代行のトークと断り理由を記録する | 記録を教材にして社員の研修を組む | 1〜2年後に社内で架電したい |
| コンサル+研修 | コンサルで対象と手順を決める | 決めた手順で社員を研修する | 架電できる社員がすでにいる |
| 代行+マーケ会社 | 代行でこちらから接触する | 反応の良い業種向けに資料や記事を作る | 接点を電話だけに頼りたくない |
コンサルから始める組み合わせが合うのは、社内に架電できる社員がいて、量は足りているのに商談化率や受注率が低い会社です。社員がいない会社でコンサルから始めると、設計書が実行されないまま月額の費用だけが続くことがあります。研修も同じで、教える型がまだない段階では一般的な営業技術の研修になり、LLMO特有の断られ方には対応しきれません。
代行を先にする場合は、契約前に3つを決めておくと、後の設計や研修の材料になります。架電ログと断り理由の帰属、報告の項目と頻度、商談後の結果を代行側に戻す方法です。大橋メソッドでは、リスト・架電ログ・断り理由を契約者に帰属させ、週次で接続率・担当者到達率・商談化率・断り理由・次週の変更点を報告する形をとっています。
想定ケース(架空の条件):代行で3か月記録を取ってから、社内の研修を組む
社員2名に1〜2年後は社内で架電させたい支援会社が、まず架電を外に出し、3か月で断り理由と通じた切り口の記録をためたとします。断り理由の上位5つと、商談につながった最初の一言を教材にして、研修会社に2名分のロールプレイを依頼します。研修の題材が自社の商材と実際の断られ方になるため、一般的な営業研修より、受講した翌週から架電に使える内容になります。
社員の採用まで視野に入れている場合は、採用と外注の比較も合わせて検討します。採用以外に営業力を確保する方法の一覧は採用以外の選択肢で、外注先の種類ごとに得意な営業手法と任せられる範囲は営業手法を外注先別に比べるで整理しています。
所在地より地域の理解を見る。相談に持っていく4つの数字
相談先を東京の会社に限る必要は、営業代行とコンサルについてはほとんどありません。架電、報告、打ち合わせをオンラインで完結させる形が一般的になり、所在地より、狙う地域と業種の事情を理解しているかのほうが結果に響きます。対面での実施を前提にした研修や、展示会の運営を頼むマーケ会社の場合だけ、移動の費用と日程を見ておけば足ります。
所在地より確かめたいのは、狙う地域の企業に電話がつながりやすい時間帯や、地域ごとの業種の構成を把握しているかです。たとえば地方の工務店を狙うなら、現場に出ている時間を避けて架電するといった知識は、相談先の所在地では決まりません。大橋メソッドの架電・報告・打ち合わせも所在地を問わずオンラインで行われ、対応地域は全国47都道府県です。
オンラインで完結する相談先と組むときは、打ち合わせの頻度、報告を受け取る形式(共有シートか報告書か)、架電の録音や記録を依頼側が確認できるかを先に決めておきます。この3つがそろっていれば、相手の事務所が遠くても、週ごとの進み具合と課題は画面越しに十分に追えます。
どの種類に相談するときも持っていく4つの数字
- 提供しているAIO/LLMO支援の内容と価格帯(月額と最低契約期間)
- 今の主な受注経路と、経路ごとの直近1年の受注件数
- 月に何件の商談があれば目標に届くか(受注率の実績があれば一緒に)
- 過去に試した営業と、うまくいかなかった理由(断られた言葉が分かればそのまま)
4つのうち、相談先の種類によって特に効く数字は違います。代行には目標の商談数と価格帯、コンサルには受注経路の偏り、研修会社には断られた言葉、マーケ会社には経路ごとの受注件数が、提案の具体性を左右します。相談の場で聞く質問の作り方は無料相談で聞くべき質問と準備にまとめています。
数字は完ぺきでなくてかまいません。受注経路ごとの件数が分からなければ、直近の受注10件について、最初の接点が紹介・問い合わせ・こちらからの接触のどれだったかを書き出すだけでも、相談先が提案を組み立てる材料になります。
手順のまとめ:LLMOサービスの営業の相談先を決める手順
- 詰まりを1つ選ぶ:紹介頼み・問い合わせ不足・代表の兼任・担当者不足・失注のうち、最も重い症状を1つに絞ります。
- 必要な架電日数を逆算する:月の受注目標を受注率・実施率・架電1件あたりの商談化率で割り戻し、1日の架電数で割って日数を出します。
- 社内で使える時間と比べる:人ごとの週の営業時間と比べ、実行の量が足りるかを判断します。
- 相談先の種類を決める:量が足りなければ営業代行、量はあるのに率が低ければコンサルや研修、接点を増やしたいならマーケ会社を候補にします。
- 種類ごとの質問で見極める:初回の相談で種類ごとに1つ、具体性の差が出る質問をして答えを比べます。
- 残るものを契約前に決める:設計書・架電ログ・断り理由・教材の帰属と受け取り方を文章で確認します。
よくある失敗と対策
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 評判や一覧の掲載順だけで相談先を決め、自社の詰まりを特定しない | 紹介頼み・問い合わせ不足・代表の兼任・担当者不足・失注のどれが最も重いかを先に決め、その不足を作れる種類から選ぶ |
| 架電する人がいないのに、先に営業コンサルの設計を頼む | 月の受注目標から必要な架電日数を逆算し、社内で賄えないなら実行を外に出して数字を取ってから設計を頼む |
| 型がない段階で、一般的な営業研修を社員に受けさせる | 代行やテスト架電で断り理由と通じた切り口を記録し、その記録を教材にした研修を組む |
| 代行に任せたデータの帰属を決めないまま契約する | リスト・架電ログ・断り理由が誰に帰属し、契約終了時にどの形式で受け取れるかを契約前に文章で決める |
チェックリスト
- 自社の営業の詰まりを5つの症状から1つ選んだ
- 月の受注目標から、必要な商談数と架電日数を計算した
- 社内で営業に使える時間を、人ごとに週単位で数えた
- 相談先の種類ごとに、初回の相談で聞く質問を1つ用意した
- 契約後に社内へ残るもの(設計書・ログ・教材)を相談先ごとに確認した
- 支援の価格帯、受注経路、目標の商談数、過去の営業の失敗理由をまとめた
よくある質問
LLMOサービスの営業は、営業代行と営業コンサルのどちらに相談すればよいですか?
社内に架電や商談に使える人の時間があるかで分かれます。月の受注目標から逆算した架電日数を社内で賄えないなら、まず営業代行で実行の量と数字を確保します。人の時間はあるのに商談化率や受注率が低いなら、営業コンサルに設計を相談するほうが合います。
LLMOの営業方法を専門に支援する営業代行会社は、どう見分ければよいですか?
専門とうたう根拠を提案書の中身で確かめます。対象企業の仮説が業種・規模・地域まで書かれているか、トークの初稿が概念の説明ではなく相手のAI検索の結果から入っているか、断り理由を分類して報告するか。この3点が具体的なら、LLMOの営業に合わせた設計をしていると判断できます。
営業の相談先は、東京の会社を選んだほうが安心ですか?
営業代行とコンサルは、架電・報告・打ち合わせをオンラインで行う形が一般的で、所在地による差は小さくなっています。所在地より、狙う地域の業種の構成や架電に向く時間帯を把握しているかを確かめてください。対面の研修や展示会の運営を頼む場合は、移動の費用と日程を見積に入れます。
おすすめの営業支援会社の一覧から相談先を選んでもよいですか?
一覧は候補を知る入口としては使えますが、掲載の順番は自社の詰まりとは関係なく決まっていることがあります。一覧を使う場合も、紹介頼み・問い合わせ不足・代表の兼任・担当者不足・失注のどれを解決したいかを先に決め、その不足を作れる種類の会社だけを残してから比べてください。
営業研修を受ければ、社内だけでLLMOの営業ができるようになりますか?
研修で身につくのは話し方や商談の進め方で、誰に電話し何を事実として伝えるかという型までは、研修だけでは決まりません。型がない段階なら、代行やテスト架電で通じた切り口と断り理由を記録し、それを教材にした研修を組むと、受講後すぐに使える内容になります。
この記事の前提と根拠
- 相談先4種類の役割は、営業支援の一般的な契約形態(実行の受託、設計の助言、研修、マーケティング支援)をLLMOサービスの営業に当てはめて整理したものです。
- 試算の受注率18%・商談実施率85%・架電1件あたりの商談化0.9%・1日70件は、説明が必要なBtoB商材の架電の目安(受注率15〜25%、実施率80〜90%、架電全体からの商談化0.5〜1.5%、1日60〜120件)の範囲から選んだ仮の値です。
- Googleの「AIによる概要」は2024年8月に日本で提供開始、検索の「AIモード」は2025年9月に日本語で利用可能になりました。
- Ahrefsの調査(2026年2月公開)は、2023年12月と2025年12月を比べた約30万キーワードの分析で、AIによる概要が表示される情報系キーワードでは検索結果1位のクリック率が約58%低いとしています。
参照した資料
- Ahrefs「Update: AI Overviews Reduce Clicks by 58%」(2026年2月4日)
- Google 日本版ブログ「AI による概要」
- Google 日本版ブログ「AI モード」日本語版の提供開始(2025年9月9日)
数字の目安は一般的な水準を整理したもので、商材・対象・条件によって変わります(2026年11月時点)。
次の一歩
相談先の種類を決めかねている場合は、このページ下の相談フォームに、提供しているAIO/LLMO支援の価格帯、今の主な受注経路、月に何件の商談が必要か、代表が営業に使える週の時間を書いて送ってください。1営業日以内にメールで連絡があり、30分のオンライン無料相談で、実行の量と設計のどちらが不足しているかを一緒に整理できます。営業電話はかかってきません。