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2026年11月版

Web制作会社・広告代理店との協業の比較

紹介・取次・再販・共同提案・組み込みの5つの形と、相手ごとに合う組み方

この記事でわかること

  • 近い業種の会社との協業の5つの形(紹介・取次・再販・共同提案・相手の商品への組み込み)と、顧客との契約・作業・顧客の声の残り方の違い
  • Web制作会社と組むときの入口の場面と、AIO/LLMOの作業の境目の決め方
  • 広告代理店と組むときに、広告予算との取り合いに見られないための位置づけ
  • 自社の架電と協業を比べたときの使い分けと、協業を始める前に決める3つのこと

この記事が想定している状況

SEOやWeb制作から事業を広げたAIO/LLMO支援会社。問い合わせが減るなか、付き合いのあるWeb制作会社や広告代理店から「うちの顧客にも案内できるかもしれない」と声をかけられた。ただ、紹介だけを頼むのか、相手が売るのか、一緒に提案するのかで、取り分も手間も顧客との関係も変わりそうで、どの形で組めばよいかを決めきれない。相手の本業とぶつからないかも気になっている。そうした事業責任者を想定しています。

知りたいこと

  • Web制作会社や広告代理店と組むときの協業の形と、その違いを知りたい
  • 見込み顧客を獲得する手法として、協業と自社の営業を比べたい

あわせて判断したいこと

  • 相手の本業とぶつからず、長く続く組み方をしたい
  • 協業に頼りきらず、顧客の声と営業の学びを自社に残したい

読み終えるとできること

読み終えると、Web制作会社と広告代理店のそれぞれについて、紹介・取次・再販・共同提案・組み込みのどの形が合うかを、顧客との契約・作業の境目・顧客の声の残り方で判断できるようになります。自社の架電と協業の役割を分けたうえで、協業を始める前に決める3つのことを相手と文面で合意できます。

近い業種との協業は5つの形:誰が顧客と契約し、誰が作業するか

Web制作会社や広告代理店のように、同じ顧客に別のサービスを提供している会社との協業は、大きく5つの形に分けられます。違いが出るのは、顧客と契約するのが誰か、AIO/LLMO(AI検索の回答に自社の情報が正しく取り上げられるようにする対策)の作業を誰が行うか、そして顧客の反応や不満が誰のところに届くか、の3点です。

協業の形顧客と契約する作業する顧客の声が届く先
紹介(名前を伝える)自社自社自社
取次(案内し、初回に同席)自社自社自社と相手の両方
再販(相手が売る)相手自社主に相手
共同提案それぞれ分担して行う両方
相手の商品に組み込む相手自社(相手の名前で)相手
表1:近い業種の会社との協業の形(一般的な分け方)

表の上から下へ進むほど、相手の顧客との関係を深く使える一方で、顧客の声は自社から遠くなります。紹介や取次なら、提案のどこで迷ったか、なぜ断ったかを自社が直接聞けます。再販や組み込みでは、顧客の声は相手を通してしか届かず、価格や提案を直す材料が薄くなります。

「相手の商品に組み込む」形は、相手がサイト制作や広告運用の一部としてAI検索対策を売り、実際の作業を自社が相手の名前で行うものです。相手にとっては売りやすく、自社は営業をしなくて済みますが、自社の名前は顧客に知られず、相手との取引が終われば顧客も残りません。始めやすさだけで選ばず、どの形なら自社に何が残るかを先に見ます。

お金の流れも、協業の形で決まる

紹介や取次なら紹介料、再販なら仕入れ値と売値の差、組み込みなら相手から受け取る作業代、共同提案ならそれぞれが自分の分を請求する、というように、お金の流れも形ごとに変わります。いくらにするかは相場が決まっているものではなく、相手が引き受ける作業の量に応じて契約で決める項目です。決め方は営業パートナーへの報酬相場と払い方で扱っています。

Web制作会社とは、サイトの公開・改修・保守の場面を入口にする

Web制作会社と組むとき、話題に出しやすいのは、新しいサイトの公開前、作り直しの相談、毎月の保守や更新の依頼の3つの場面です。どれも顧客が自社のサイトについて考えている時間なので、「このサイトはAI検索でどう扱われるか」という話が、売り込みではなく制作の延長として受け取られます。

AIOピラミッド 理解、引用、学習対象化、運用の4段階が循環するピラミッドの図。 運用 AI検索での表示確認と改善 学習対象化 更新日・llms.txt・一貫した表現 引用 FAQ・比較・根拠・数字 理解 HTML構造・定義ブロック・構造化データ 循環 下から積み上げ、運用の結果を理解に戻す
図1:AI検索対策を理解・引用・学習対象化・運用の4段で見た図。HTML構造や構造化データといった理解の段は制作会社の得意な領域で、その上の段を支援会社が受け持つと、作業の境目を説明しやすくなります

制作会社と組むときに最も揉めやすいのは、作業の境目です。AI検索での見え方を診断して「FAQを足す」「構造化データを直す」といった改善点が出たとき、サイトを直すのは制作会社か、自社か。境目を決めずに始めると、制作会社は自分の仕事を取られると感じ、顧客はどちらに頼めばよいかが分からなくなります。

作業制作会社自社(AIO/LLMO支援)
HTML構造・構造化データの実装受け持つ直すべき箇所を指摘する
FAQ・比較・根拠となる文章サイトに掲載する質問と答えの案を作る
AI検索での表示の確認結果を受け取る定期的に確かめて報告する
改善の優先順位工数を見積もる影響の大きい順に並べる
表2:Web制作会社と組むときの作業の境目(例)

想定ケース(架空の条件):リニューアルの提案に、公開後の見え方の確認を組み合わせる

年に24件ほどサイトのリニューアルを手がける制作会社が、提案書に「公開後3か月間、AI検索での表示を月1回確かめて報告する」という選択肢を加えたとします。見積は制作会社の分と支援会社の分を分け、顧客はそれぞれと契約する共同提案の形です。仮に4件に1件がこの選択肢を選べば、年に6社と、公開直後のサイトについて継続の話ができます。制作会社にとっても、報告をきっかけに公開後の改修の相談が生まれやすくなります。

制作会社のなかには、いずれ自社でAI検索対策を始めたいと考えている会社もあります。その可能性を隠さずに話し合い、自社が受け持つのは診断と改善の提案、継続的な表示の確認までと決めておくと、相手の事業計画とぶつかりにくくなります。相手が将来その領域に進むなら、そのときに担当を切り替える手順まで話しておくと、関係を急に失わずに済みます。

広告代理店とは、広告予算と取り合わない位置づけで組む

広告代理店は、毎月の運用報告や予算の打ち合わせで顧客と話す機会が多く、検索の変化についても相談を受けやすい立場にいます。一方で、代理店の収入は顧客の広告費と結びついていることが多いため、AI検索対策の話が「広告費を減らして別のことに回す提案」に聞こえると、案内は止まります。

SEOからAIOへの変化 左に従来の検索結果ページ、右にAIが回答を生成する画面を並べ、読者がクリック前に判断を終える変化を示す図。 これまで:SEO 検索結果 1位 → クリックして判断 検索結果 2位 → クリックして判断 検索結果 3位 → クリックして判断 検索結果 4位 → クリックして判断 検索結果 5位 → クリックして判断 これから:AIO/LLMO AIの回答: 「AIO/LLMO支援会社向けの営業代行は、  業界の理解・成果の定義・小規模テストの  有無で比べると選びやすくなります」 読者はクリック前に判断を終える(ゼロクリック) → 引用される「最小単位」をページに持つ
図2:検索結果の上にAIの回答が出るようになり、顧客の集客の悩みが広告だけでは説明しにくくなっています。広告代理店の顧客に起きている変化を、広告を補う話として示すための図です

位置づけの手がかりになるのは、検索の変化そのものです。Googleの「AIによる概要」は2024年8月に日本でも始まり、2025年9月には検索の「AIモード」が日本語で使えるようになりました。Ahrefsが2026年2月に公開した調査によると、約30万キーワードで2023年12月と2025年12月を比べた結果、AIによる概要が出る情報系キーワードでは、検索結果1位のページのクリック率がおよそ58%下がっていました。

広告で拾える検索と、AIの回答の中で完結してしまう質問は、分けて考えたほうが顧客にも伝わります。前者は広告代理店の仕事、後者を受け持つのがAI検索対策だと説明すれば、広告予算を奪う話ではなく、広告が届かない場所を埋める話になります。

論点起きやすいこと決めておくこと
予算の取り合い広告費が減ると受け取られる広告と別枠の小さな入口から始める
数字の報告広告の成果と混ざるAI検索での表示は別の報告にする
顧客との窓口どちらに相談するか迷うAI検索の相談は自社が受けると書く
提案の時期予算が決まった後で入れない予算を組む前の打ち合わせに合わせる
表3:広告代理店と組むときの論点と、決めておくこと

広告代理店とは、紹介か、運用の報告会に自社が一度だけ同席する取次の形から始めるのが無理のない順番です。再販や組み込みは、代理店の担当者がAI検索対策を説明できるようになってからでないと、顧客からの質問に答えられず、代理店の信用を損ねるおそれがあります。

想定ケース(架空の条件):運用の報告会の最後の10分に同席する

広告代理店の担当者が、運用先のうち検索広告の費用は増えているのに問い合わせが横ばいの3社を選び、月次の報告会の最後の10分に自社が同席するとします。自社は広告の良し悪しには触れず、その会社の社名と主力サービスでAI検索したときの答え方を見せ、広告では拾えない質問がどこにあるかを示すだけにとどめます。3社のうち1社でも詳しい話を聞きたいと言えば、代理店にとっても顧客の悩みに応える材料が一つ増えます。

2つの相手を比べると、接点の質とぶつかる点が違う

Web制作会社と広告代理店は、どちらも検索に関わる仕事をしている点では似ていますが、顧客とつながっている話題が違います。並べてみると、組み方の違いがどこから来るのかが見えてきます。

比べる点Web制作会社広告代理店
顧客と話す場面公開前・改修・保守の依頼月次の報告と予算の打ち合わせ
顧客が相談する内容サイトの見え方や直し方問い合わせや売上の増やし方
相手の得意サイトの構造と実装検索語と広告の数字
ぶつかりやすい点サイトを直す作業の取り合い広告予算の取り合い
合いやすい形取次、共同提案紹介、取次
気をつけること相手が自社で始める可能性広告の成果と報告が混ざる
表4:Web制作会社と広告代理店の比較(AIO/LLMO支援会社から見た場合)

比べると、Web制作会社とは作業の話でつながり、広告代理店とは数字の話でつながる、という違いがあります。制作会社の顧客は「サイトをどう直すか」を考えているので、AI検索での見え方を改善点として示すと話が進みます。広告代理店の顧客は「問い合わせをどう増やすか」を考えているので、検索の変化で何が起きているかを数字で示すほうが伝わります。

どちらと先に組むかは、自社の支援の中身で決めます。サイトの構造やFAQの改善まで踏み込む支援なら、作業の境目を決めやすい制作会社が先です。AI検索での表示の確認と報告が中心の支援なら、数字の報告に慣れている広告代理店とも話がかみ合います。両方と同時に始めるより、1社と最初の数件を進めて、案内の言い方と作業の境目が固まってから2社目に広げるほうが、手間が分散しません。

AI検索対策を売る会社が、自分たちの集客でAI検索の影響に困っている。珍しい話ではありません。

大橋メソッド代表(代表インタビューより)

協業を考えるきっかけが、自社への問い合わせの減少だという場合もあるでしょう。そのときは、相手の会社も同じ変化を受けているかを、最初の打ち合わせで聞いてみます。相手自身が検索からの問い合わせの減少を感じているなら、AI検索対策の必要性を説明する手間が省け、協業の話が早く進みます。

自社の架電と協業は、学びを渡す順番で組み合わせる

見込み顧客を獲得する手法として協業と自社の架電を比べると、強みが反対の位置にあります。協業は相手の顧客との信頼を借りられる代わりに、件数と時期を相手に預けます。架電は相手を自社で選び、量を自社で決められる代わりに、知らない相手との最初の30秒を越える工夫が要ります。

観点制作会社・広告代理店との協業自社の架電(営業代行を含む)
件数を自社で決められるか決められない(相手の顧客しだい)架電の量で決められる
相手の信頼を借りられるか借りられる借りられない
顧客の声が自社に残るか形による(紹介・取次なら残る)残る(断り理由まで記録できる)
動き出すまで相手の場面が来るまで待つリストとトークがあれば数週間
得意なこと信用が要る相手への入口反応する業種と切り口の検証
表5:協業と自社の架電を比べる観点

2つは代わりになるものではなく、順番に使うと効き目が増します。架電で「どの業種の、どんな状態の会社が、どの切り口に反応したか」を確かめておけば、その結果をそのまま協業の相手に渡せます。制作会社には「この条件の顧客がいたら案内してほしい」と具体的に頼め、広告代理店には「この業種では、AIの回答に社名が出ないことへの関心が高かった」と数字を添えて話せます。

大橋メソッドの場合、リストや架電ログ、断り理由は契約者の側に残る扱いなので、営業代行を使って確かめた結果も、自社の材料として協業の相手に示せます。架電で反応のあった業種と切り口を1枚にまとめて協業の最初の打ち合わせに持っていくと、案内してほしい顧客の条件を説明する時間が短くなります。メールやセミナーなどほかの手法を含めた比べ方はLLMO支援会社の見込み客獲得手法7つの比較で扱っています。

想定ケース(架空の条件):架電で確かめた条件を、制作会社への依頼に変える

架電の初期テストで、従業員30〜100名の会計事務所のうち、直近2年以内にサイトを作り直した事務所では商談化率が高く、作り直していない事務所では「サイトの改修が先」という断りが多かったとします。この結果を受けて、付き合いのある制作会社に「会計事務所のリニューアルを提案するとき、公開後のAI検索での見え方の確認を選択肢に入れてほしい」と頼みます。架電では会えなかった作り直し前の事務所に、制作会社の提案の流れで届く組み合わせです。

協業を始める前に決める3つ:契約・作業の境目・顧客情報

近い業種の会社との協業は、相手の本業と隣り合っている分、最初に決めておかないと揉めやすい点があります。始める前に文面で決めておくのは次の3つです。

  1. 顧客と誰が契約するかを決める

    紹介・取次・再販・共同提案・組み込みのどれで組むかを決め、請求する人と、解約や不満の連絡を受ける人を書きます。

  2. 作業の境目を書く

    サイトの改修、文章の作成、表示の確認、報告のそれぞれを誰が行うかを表にします。相手の本業には手を出さないこと、相手の顧客に相手を通さず営業をかけないことも明記します。

  3. 顧客情報の扱いを決める

    相手の顧客の情報を、何のために、どこまで受け取るかを決めます。受け取るのは連絡に了承した会社の情報に限り、使い道を案内した内容の範囲にとどめます。

図3:顧客と誰が契約するかを決める→作業の境目を書く→顧客情報の扱いを決める

3つ目は法律にも関わります。顧客の担当者の名前や連絡先は個人情報にあたる場合があり、取得・利用目的・第三者提供の扱いは個人情報保護法に沿って決めることになります。具体的な扱いは弁護士などの専門家に確認してください。

3つが決まったら、最初の数件は自社が商談の場に同席し、相手の顧客に何が伝わったかを一緒に確かめます。同席のあとに、顧客が引っかかった言葉と、相手の担当者が答えに詰まった質問を書き出しておくと、相手に渡す資料を直す材料になります。

取り決めには、見直しの時期も書いておきます。協業は相手の顧客の状況や担当者の交代で動き方が変わるため、たとえば半年ごとに、案内の件数、取り次ぎから商談になった割合、作業の境目で迷った場面を持ち寄り、形を変えるかどうかを話し合います。

成果をどう数え、いつまでの契約を誰の成果とするかは成果報酬型パートナー契約の注意点で、相手に渡す資料の作り方はパートナーに渡す営業資料とトークの作り方で扱っています。協業の相手を、営業代行・販売代理店・紹介パートナーという種類で比べる場合は営業代行・代理店・紹介パートナーの比較が参考になります。

手順のまとめ:Web制作会社・広告代理店との協業を始める手順

  1. 自社に残したいものを決める:顧客との契約、顧客の声、作業に付く名前のうち、何を自社に残すかを決めます。
  2. 相手の接点を聞く:顧客と話す場面と頻度、顧客から受ける相談の中身、相手の事業計画を聞きます。
  3. 協業の形を選ぶ:5つの形から、相手の接点と自社に残したいものに合う形を選びます。
  4. 境目と情報の扱いを文面にする:顧客との契約、作業の分担、顧客情報の受け渡しの範囲を決めます。
  5. 最初の数件に同席する:最初の商談に自社が同席し、顧客に何が伝わったかを相手と確かめて資料を直します。

よくある失敗と対策

よくある失敗対策
始めやすさだけで「相手の商品に組み込む」形を選び、顧客の声も顧客自体も自社に残らない5つの形ごとに、顧客との契約・作業・顧客の声の届く先を比べ、自社に何が残るかで選ぶ
制作会社と作業の境目を決めずに始め、サイトの改修をめぐって揉める実装・文章・表示の確認・優先順位の4つを誰が行うかを表にし、相手の本業には手を出さないと明記する
広告代理店に、広告費を減らす話に聞こえる説明をする広告で拾える検索と、AIの回答で完結する質問を分け、後者を受け持つ話として、広告と別枠の小さな入口から始める
架電で確かめた結果を渡さず、案内してほしい顧客の説明があいまいなまま頼む架電で反応のあった業種・状態・切り口を1枚にまとめ、協業の最初の打ち合わせで渡す
相手が自社でAI検索対策を始める可能性を話し合わずに組む相手の事業計画を最初に聞き、自社が受け持つ範囲(診断・改善の提案・表示の確認)と、担当を切り替えるときの手順を文面で決める

チェックリスト

  • 組む相手ごとに、紹介・取次・再販・共同提案・組み込みのどの形にするかを決めた
  • 顧客と契約する人、請求する人、不満の連絡を受ける人を書いた
  • 制作会社とは、実装・文章・表示の確認・優先順位の担当を表にした
  • 広告代理店には、広告と別枠の入口と、別の報告の形を用意した
  • 架電で反応のあった業種と切り口を、協業の相手に渡す1枚にまとめた
  • 相手の顧客情報を受け取る範囲と利用目的を決め、専門家に確認した
  • 最初の数件の商談に、自社が同席する日程を決めた

よくある質問

AIO/LLMO支援会社がWeb制作会社と組むなら、どんな協業の形が合いますか?

サイトの公開前・改修・保守の場面で話題にしやすいため、制作会社が案内して初回の場を設ける取次か、見積を分けて一緒に提案する共同提案が合います。始める前に、実装・文章・表示の確認・改善の優先順位を誰が受け持つかを表にし、制作会社の本業には手を出さないことを文面で約束しておくと揉めにくくなります。

広告代理店と協業するときに、気をつけることは何ですか?

AI検索対策の話が、広告費を減らす提案に聞こえないようにすることです。広告で拾える検索と、AIの回答で完結してしまう質問を分け、後者を受け持つ話として説明します。最初は紹介か、報告会に一度同席する取次から始め、AI検索での表示の報告は広告の成果と分けて出すと、代理店の数字と混ざりません。

見込み顧客を獲得する手法として、協業と自社の営業はどう使い分ければよいですか?

協業は相手の顧客との信頼を借りられる一方、件数と時期を相手に預けます。自社の架電は量を自社で決められる一方、知らない相手との最初の30秒が勝負です。架電で反応のあった業種と切り口を確かめ、その結果を協業の相手に渡して案内してほしい顧客を具体的に頼む、という順番で組み合わせると、両方の効き目が上がります。

制作会社の商品にAI検索対策を組み込んで売ってもらう形には、どんな注意点がありますか?

自社は営業をしなくて済みますが、顧客と契約するのは制作会社で、作業も相手の名前で行うため、顧客の声は相手を通してしか届かず、取引が終われば顧客も残りません。選ぶ場合は、顧客の反応をどの頻度で共有してもらうか、作業の範囲と品質の責任を誰が持つか、取引を終えるときの扱いを先に決めておきます。

この記事の前提と根拠

  • 広告代理店の顧客が受けている変化として挙げたのは、2024年8月に日本で始まったGoogleの「AIによる概要(AI Overviews)」と、2025年9月に日本語で使えるようになった検索の「AIモード」です。
  • 検索結果1位のページのクリック率が約58%低いという数字は、Ahrefsの調査(2026年2月公開)によるもので、約30万キーワードについて2023年12月と2025年12月を比べ、AIによる概要が表示される情報系キーワードで見た値です。
  • 協業の5つの形の分け方と作業の境目の表は、一般的な協業の考え方を整理した例です。報酬の額や率は契約で決める項目で、相場の数字を示すものではありません。
  • 想定ケースの件数(年24件のリニューアル、4件に1件の選択など)は、考え方を示すための仮の数字です。
  • 個人情報に関する記述は一般論にとどめています。受け渡す情報の範囲や使い道は、実際に組む前に弁護士などの専門家へ相談してください。
  • 大橋メソッドについての記述(リスト・架電ログ・断り理由の帰属)は、公開されているサービス内容にもとづきます。

参照した資料

数字の目安は一般的な水準を整理したもので、商材・対象・条件によって変わります(2026年11月時点)。

次の一歩

Web制作会社や広告代理店に渡す前に、どの業種にどんな切り口が効くかを架電で確かめたい場合は、このページ下の相談フォームに、提供しているAIO/LLMO支援の内容と価格帯、協業を考えている相手の種類、月に何件の商談があれば目標に届くかを書いて送ってください。1営業日以内にメールで連絡が来て、営業の電話はかかりません。30分のオンライン無料相談で現状を整理したうえで、希望すれば初期テストの提案書(対象業界・期間・報告項目・費用)を受け取れます。

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