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2026年11月版

AIO支援を売るテレアポトークの型と例文

名乗りから日程提示まで、5つの部品の型と通しの例文3本

この記事でわかること

  • 5つの部品ごとの空欄つきの型と、名乗りから日程提示までを通しで2分前後に収める組み立て
  • AIの回答の4つの状態(名前が出ない・情報が古い・説明が薄い・正しく出ている)ごとの事実の言い分け
  • 二択・数字・時期で答えられる質問の型と、相手の答えごとに用意しておく次の一言
  • 業種と調べた結果を変えた通しの例文3本と、断られたときの終え方、自社の版にする手順

この記事が想定している状況

AIO/LLMO支援のテレアポを始めたい、あるいは代行会社に任せたいが、何をどの順番で話すかの台本がない。試しに自分で架けてみると、会社の紹介をしているうちに「結構です」と切られ、AI検索の話を始めると「それは何ですか」と聞き返されて説明が長くなった。代行会社から初稿が届く予定だが、良し悪しを見比べる手本もない。そうした状況で、そのまま使える型と例文を探している代表や営業責任者を想定しています。

知りたいこと

  • AIO支援を売るテレアポで、何をどの順番で話せばよいかを知りたい
  • 名乗りから日程提示まで、そのまま使える例文がほしい
  • 相手の答えや反応ごとに、どう続ければよいかを知りたい

あわせて判断したいこと

  • 押し売りに聞こえず、自社の評判を落とさない話し方にしたい
  • 代行会社に渡す、または届いた初稿と見比べる手本がほしい
  • 電話で約束したことを、商談での提案まで一続きにしたい

読み終えるとできること

読み終えると、5つの部品の型に自社と相手の情報を入れて、名乗りから日程提示までの通しのトークを書けるようになります。AIの回答の状態ごとの事実の言い分け、質問への答えごとの次の一言、断られたときの終え方まで決めておけるため、代行会社に渡す版や、届いた初稿と見比べる手本として使えます。

型は5部品、名乗りから日程提示まで通しで2分前後

AIO支援を売るテレアポは、名乗り・用件・事実提示・質問・日程提示の5つの部品を順につないで組みます。部品ごとに「相手に何が伝われば次に進めるか」が決まっており、型はその役目を果たす最短の1〜2文です。名乗りから事実提示と背景の一言までで30秒前後、質問のやり取りと日程提示を合わせて、通しで2分前後に収めるのが目安です。

部品相手に伝わること型
名乗り誰からの電話か[社名]の[姓]と申します
用件自社の何についての話か[相手の社名]さまの[主力サービス]のAIでの紹介を調べた件です
事実提示と背景なぜ今その話なのか[月日]に[AIの名前]で『[質問]』と尋ねると[結果]でした
質問自分の会社に当てはまるか二択か数字で答えられる1問
日程提示次に何をするのか[所要時間]で[見せる物]をお見せします。[候補日1]か[候補日2]は
表1:AIO支援を売るテレアポの5部品と型([]は空欄)

部品の順番には理由があります。用件を先に言えば、相手は電話を続けるかどうかを判断する材料を早く持てます。事実と背景は、その用件を自分の会社の話だと感じてもらうための根拠です。質問は相手に一度話してもらう入口で、最後の日程提示で電話の結論をもう一度はっきりさせます。

PREP→FAQ→HowTo 段落をPREPで作り、FAQで疑問を受け、HowToで手順を示す構成の図。 PREP Point 結論 Reason 理由 Example 具体例 Point 結論 FAQ 質問文を見出しに 結論→条件→補足 3文で完結 固有名詞と数字 HowTo 番号付き手順 所要時間 成果物 HowTo スキーマ AIは「主張・根拠・手順」をこの順で取り出す
図1:電話のトークも、結論(用件)→理由(事実と背景)→具体(相手への質問)→結論(日程の提案)の順に組むと、途中で切られても用件だけは相手に残ります

概念の説明を入れないことも、この型の前提です。AI検索対策という言葉の意味から話し始めると、相手は自分に関係があるかどうか分からないまま、知らない話を聞かされることになります。

LLMOは、まだ相手に概念の説明が必要な商材です。誰にでも電話する総合型の営業代行だと、説明の途中で切られてしまう。

大橋メソッド代表(代表インタビューより)

大橋メソッドの架電も、用語の説明はせず、相手の社名や主力サービスで前もってAI検索した結果を事実として伝え、背景を一言添えて、詳しい話は商談に回す流れを30秒で行うとしています。最初の30秒の秒数の割り振りや、途中で返ってくる一言への返し方はLLMOの営業トーク:切られない最初の30秒で扱っています。ここからは、5部品それぞれの型と、日程提示までの通しの例文を順に示します。

名乗りと用件は「誰が・何を調べた件か」の2文で言い切る

担当者につながった直後の2文で、相手は「誰が」「何の件で」電話してきたのかを知りたがっています。名乗りは社名と姓だけにして、肩書きや会社の説明は入れません。用件には相手の社名と主力サービスを入れ、「調べた件」と言い切ります。「ご案内」「ご提案」から入ると、相手は中身を聞く前に売り込みだと判断します。

出た相手によって、用件の言い方を少し変えます。型は同じで、相手が何を知っているかに合わせて最初の言葉を選びます。

  • 代表や所長など、決める人が直接出た場合:「[社名]の[姓]と申します。〇〇事務所さまの相続のご相談が、AIの検索でどう紹介されているかを調べた件でお電話しました。1分ほどよろしいでしょうか」
  • 受付からWeb担当や広報の人に回された場合:「受付の方にお伝えした、ホームページとAIの検索の件で、[社名]の[姓]です。調べた結果を1つだけお伝えさせてください」
  • 担当が分からず、総務の人が出た場合:「ホームページからのお問い合わせを見ていらっしゃるのは、どちらの部署の方でしょうか。調べた結果をお伝えしたくてお電話しました」

用件の1文は、名乗りの直後に間を空けずに続けます。名乗りと用件のあいだで相手の返事を待つと、「どういったご用件でしょう」と聞き返されてから話すことになり、受け身の電話に聞こえます。

避けたい言い方相手が受け取ること直し方
いつもお世話になっております取引があるふりをしている初めての電話としてそのまま名乗る
[社名]はAIに強い制作会社でして会社紹介が始まった会社の説明は商談に回す
本日は耳寄りなご案内で売り込みの電話だ「調べた件」と目的を言う
LLMOという対策のご説明を知らない言葉の説明が始まる相手のサービス名で用件を言う
少しだけお時間を何分取られるか分からない「1分ほど」と長さを言う
表2:名乗りと用件で避けたい言い方と、直し方

名乗る社名を依頼側にするか代行会社にするか、折り返しの電話をどこで受けるかは、型を書く前に決めておきます。決め方は名乗りと折り返しの決め方で扱っています。

事実提示は、AIの回答の4つの状態で言い分ける

事実提示の型は「[月日]に[AIの名前]で『[質問]』と尋ねたところ、[結果]でした」です。月日とAIの名前があれば、相手は後から自分で確かめられます。質問には相手の会社名ではなく、相手の顧客が尋ねそうな言葉を使います。社名で尋ねれば名前が出るのは当たり前で、相手にとって意味のある事実になりません。

Query→Intent→Answer 検索クエリが意図に分類され、1つの正規回答に対応する構造の図。 Query(1,000クエリ) LLMO 営業代行 料金相場 営業代行 お試し LLMO AIO 営業代行 比較 …を外注する場合の相場は? Intent(20カテゴリ) 料金・費用 お試し・小規模導入 営業代行比較 … Answer(50の正規回答) 結論 → 条件 → 補足の3文 FAQ正規ページに集約 重複ページを作らない FAQPage スキーマで出力 表記ゆれは意図に吸収し、回答は1つにする
図2:相手の顧客が尋ねる質問(Query)、その裏にある意図(Intent)、AIが返した答え(Answer)の3つがそろうと、事実提示の1文になります
回答の状態事実提示の例続ける背景の一言の例
名前が挙がらない回答に4社が挙がり、御社のお名前は出ていませんでした回答に挙がった会社から比べ始める人もいます
名前は出るが情報が古いお名前は出ましたが、移転前の住所で紹介されていました古い情報のまま案内されると、連絡の前に迷われます
名前は出るが説明が薄い主力の[サービス]ではなく、[別の事業]の会社として出ました尋ねた人に、主力のサービスが伝わりません
正しく紹介されている主力の[サービス]の説明まで正しく出ていました別の尋ね方でも同じかを確かめる話に切り替える
表3:AIの回答の状態ごとの、事実提示と背景の一言の例

4つ目の「正しく紹介されている」場合に、事実をゆがめて不安をあおってはいけません。正しく出ていることをそのまま伝え、別の尋ね方や別のAIでも同じかを確かめる話に切り替えるか、その会社への電話は見送ります。事実をそのまま伝える相手だと分かれば、名前が出ていない会社に伝える言葉も信じてもらいやすくなります。

背景の一言は1文で、数字は出典まで言える場合だけ

背景の一言は「検索の画面の上にAIの回答が出るようになり、その下のホームページが開かれにくくなる場面が出てきています」のように、1文で済ませます。Googleでは2024年8月にAIによる概要が、2025年9月にはAIモードが日本語で使えるようになりました。電話で伝えるのは、この程度の事実で足ります。

数字を添えるなら、Ahrefsが2026年2月に公開した調査で、AIによる概要が表示される情報系の検索語では検索結果1位のページのクリック率が約58%低かった、という範囲まで正確に言える場合に限ります。相手の業界の検索や問い合わせも同じだけ減ると言い切るのは誤りです。「このままだと問い合わせがなくなります」「競合にお客様を取られています」のように、確かめていない将来を断定する言い方も使いません。

質問は二択か数字で1問、答えごとに次の一言を決めておく

質問の部品の役目は、相手に一度話してもらい、自分の会社に当てはまるかを相手自身に確かめてもらうことです。「何かお困りのことは」「AI対策はどうお考えですか」のような開いた質問は、答えを考える手間を相手に押しつけます。二択・数字・時期のどれかで、5秒ほどで答えられる1問にします。

型例文答えから分かること
二択ここ1年で、ホームページからのお問い合わせは増えていますか、減っていますか問い合わせの変化を感じているか
数字ホームページからのお問い合わせは、月に何件くらいですか検索にどれだけ頼っているか
時期ホームページを次に手直しする予定は、今年度中にありますか予算を組む時期が近いか
表4:質問の3つの型と例文

答えが返ってきたら、その答えに合わせた一言を挟んでから日程提示に進みます。答えごとの返しを型として用意しておくと、架電者によって続け方がばらつかず、どの答えのときに商談になりやすいかも記録から読めるようになります。

相手の答え次の一言の例進み方
減っている減り方とAIの回答の関係を、調べた画面で一緒に確かめられます日程提示へ
変わらない・増えている今のうちに、どの質問で名前が出るかを確かめておく話です所要時間を短くして日程提示へ
分からない件数が分からなくても、画面を見ていただければ判断できます日程提示へ
別の会社に任せているご担当の会社と確かめる材料として、結果だけお送りしましょうか求められたら送付、なければ終える
今は手が離せない失礼しました。お話しできる時間帯はありますか時間を示されたら予定に入れ、なければ終える
表5:質問への答えごとの次の一言(例)

答えを聞いた直後に、支援の内容を説明し始めないことも型の一部です。「減っている」と聞いた瞬間にサービスの話を始めると、相手は質問が売り込みの前振りだったと受け取ります。答えへの返しは1文にとどめ、詳しい話は商談で、と伝えて日程提示に進みます。

返しの言葉は、相手の答えを少しも大きくしないように選びます。「少し減った」と言われたのに「大きく減っているのですね」と返すと、相手は話を盛られたと感じて構えます。相手の言葉をそのまま受け取り、次に何を見せられるかだけを伝えるほうが、日程の話に移りやすくなります。

日程提示は5つの要素を一度に伝え、復唱で締める

日程提示では、目的・所要時間・見せる物・候補日2つ・同席者の5つの要素を一度に伝えます。「一度お時間をいただけませんか」だけでは、相手は何のために何分取られるのか分からず、断る理由を探し始めます。要素がそろっていれば、相手は予定表を見るだけで答えられます。

要素言い方の例抜けたときに起きること
目的名前が出ない質問と、手直しの選択肢をお伝えします売り込みの面談だと受け取られる
所要時間30分ほどで長くなると思われて断られる
見せる物調べた画面をお見せしながら当日に何が得られるか分からない
候補日2つ来週の火曜の午後か、木曜の午前は「また連絡します」で終わる
同席者ホームページを見ている方もご一緒に担当者だけの商談で、次が決まらない
表6:日程提示の5つの要素と、言い方の例

日時が決まったら、電話を切る前に復唱します。「では、[日時]に、[会議の方法]で、[相手の名前]さまと[同席者]にお話しします。本日中に、日時と当日お見せする内容を書いたメールをお送りします」。復唱で聞き違いを防ぎ、確定のメールがあれば、相手は社内に予定を共有しやすくなります。

断られたときの終え方も、型にしておく

はっきり断られたら、1文のお礼で電話を終えます。「承知しました。お忙しいところお時間をいただき、ありがとうございました」。別の切り口で食い下がったり、資料だけでもと押し込んだりはしません。断りの言葉は分類して記録し、「今後の連絡は不要」と言われた会社は停止の一覧に入れます。終え方まで型にしておくことが、断られたあとの印象と依頼側の評判を守ります。

大橋メソッドでは、成果の定義に合う商談だけを設定し、相手の役職・検討状況・反応のあった切り口を「商談シート」で共有するとしています。電話で相手が反応した事実と質問への答えは、そのまま商談の冒頭で使う材料です。商談は電話で約束した画面を見せるところから始め、提案は相手の答えに合わせて組み立てます。用語を使わない提案の順番はLLMOを知らない相手への提案の組み立て方が参考になります。

通しの例文3本:業種と調べた結果を変えて組み立てる

ここまでの型をつなぐと、通しのトークになります。次の3本は、業種とAIの回答の状態を変えた例文です。[]の部分はリストの列から埋め、相手の顧客が尋ねそうな質問は業種ごとに差し替えます。

想定ケース(架空の条件):3教室の個別指導塾に、名前が挙がらない事実を伝える

「[社名]の[姓]と申します。〇〇ゼミナールさまの中学生向けの個別指導が、AIの検索でどう紹介されているかを調べた件でお電話しました。1分ほどよろしいでしょうか」。承諾を受けて、「10月20日に、GoogleのAIモードで『△△駅の近くで、中学生向けの個別指導塾』と尋ねたところ、4つの塾が挙がり、〇〇ゼミナールさまのお名前は出ていませんでした。検索の画面で、まずAIの回答を読む方が出てきています。ひとつだけ伺わせてください。ここ1年で、ホームページからの体験授業のお申し込みは増えていますか、減っていますか」。「少し減った」との答えに、「ありがとうございます。減り方とAIの回答の関係を、調べた画面で一緒に確かめられます。30分ほどで画面をお見せしながら、名前が出ない質問と手直しの選択肢をお伝えします。来週の火曜の14時か、木曜の11時はいかがでしょうか」と続けます。

想定ケース(架空の条件):法人向けの収集運搬会社に、古い情報が出ている事実を伝える

総務の方から営業部長に回された場面です。「総務の方にお伝えした、ホームページとAIの検索の件で、[社名]の[姓]です。11月4日に、ChatGPTで『◇◇県で産業廃棄物の収集運搬を頼める会社』と尋ねたところ、御社のお名前は挙がりましたが、移転前の住所で紹介されていました。取引先の候補をAIに尋ねる担当者には、古い住所のまま案内されることになります」。質問は数字の型で、「お見積りのご依頼は、ホームページから月に何件くらい届いていますか」。「月に10件ほど」との答えに、「ありがとうございます。その入口に関わる話なので、30分ほどで、尋ね方を変えた5つの質問の結果をお見せします。来週の水曜の10時か、金曜の15時はいかがでしょうか。ホームページのご担当の方にもご同席いただけると、直す箇所の確認まで進められます」と提案します。

想定ケース(架空の条件):外壁塗装の会社の社長に事実を伝え、断られた場合

「[社名]の[姓]と申します。〇〇塗装さまの外壁の塗り替えが、AIの検索でどう紹介されているかを調べた件でお電話しました」。続けて「10月28日に、Copilotで『□□市で外壁の塗り替えを頼める会社を3つ』と尋ねたところ、3社が挙がり、〇〇塗装さまは入っていませんでした」と伝えたところで、「うちは紹介とチラシで回っているから、ホームページは関係ない」と返されたとします。質問に進む前の断りです。「承知しました。ご紹介が中心でしたら、無理にお時間をいただく話ではありません。お忙しいところありがとうございました」と終え、断り理由を「紹介中心で必要を感じない」に分類して記録します。同じ理由が同じ業種で続くなら、その業種を狙う条件を見直す材料になります。

例文はそのまま読み上げる台本ではなく、型の使い方の見本です。業種によって相手の顧客が尋ねる言葉が変わるため、質問文と見せる物は業種ごとに差し替えます。業種ごとの切り口は業種別LLMO営業トークの切り口と例文で扱っています。

例文を自社の版にするまでの5つの手順

  1. 空欄を1社分埋める

    リストから1社を選び、[]をすべて実際の情報で埋めて、声に出して通しで読みます。2分を大きく超えるなら、事実提示か日程提示の言葉を削ります。

  2. 答えごとの返しを決める

    質問への答えの5通りについて、次の一言と進み方を1文ずつ書きます。

  3. 言わないことを書き出す

    効果の約束、他社の評価、確かめていない数字など、電話で言わないことを一覧にします。

  4. 依頼側が承認する

    代行会社に任せる場合も、初稿は依頼側が読み、版の番号を付けて承認します。

  5. 断り理由で直す

    架電を始めたら断り理由を分類し、会話30件ごとに、多い理由が出る直前の部品を1か所だけ直します。

図3:空欄を1社分埋める→答えごとの返しを決める→言わないことを書き出す→依頼側が承認する→断り理由で直す

大橋メソッドの進め方でも、架電を始める前にトークの初稿を依頼側に読んでもらい、架電中の断り理由は1件残らず分類して残すとしています。届いた初稿を採点して直す観点は、トーク初稿の良し悪しを見抜く5つの観点にまとめています。

手順のまとめ:AIO支援を売るテレアポトークを型から組み立てる

  1. 名乗りと用件を2文で書く:社名と姓だけで名乗り、相手の社名と主力サービスを入れて「調べた件」と用件を言い切ります。
  2. 事実提示を回答の状態に合わせて書く:月日・AIの名前・質問文・結果をそろえ、名前が出ない・古い・薄い・正しいの4つの状態で言い分けます。
  3. 質問を1問に絞る:二択・数字・時期のどれかで答えられる1問にし、答えごとの次の一言を決めます。
  4. 日程提示の5要素をそろえる:目的・所要時間・見せる物・候補日2つ・同席者を一度に伝え、決まったら復唱します。
  5. 通しで計って承認を受ける:声に出して2分前後に収まるかを計り、言わないことの一覧を添えて依頼側が承認します。

よくある失敗と対策

よくある失敗対策
名乗りのあとに会社紹介を続け、用件がなかなか出てこない名乗りは社名と姓だけにし、2文目で相手の社名と「調べた件」という用件を言い切る
確認した日もAIの名前も言わずに「表示されていません」と伝える月日・AIの名前・質問文・結果をそろえ、相手が後から自分で確かめられる形で伝える
「AI対策はどうお考えですか」と開いた質問をする二択・数字・時期のどれかで、5秒ほどで答えられる1問にする
「一度お時間を」とだけ言い、候補日を出さない目的・所要時間・見せる物・候補日2つ・同席者を一度に伝え、決まったら復唱して確定のメールを送る
断られても別の切り口で食い下がる1文のお礼で終え、断り理由を分類して記録し、連絡不要と言われた会社は停止の一覧に入れる

チェックリスト

  • 名乗りは社名と姓だけで、2文目に相手の社名と用件が入っている
  • 事実提示に、月日・AIの名前・質問文・結果がそろっている
  • 質問文は、相手の会社名ではなく相手の顧客が尋ねそうな言葉で作った
  • 背景の一言に、確かめていない将来の断定が入っていない
  • 質問は二択・数字・時期のどれかで1問になっている
  • 答えごとの次の一言と進み方を決めてある
  • 日程提示に、目的・所要時間・見せる物・候補日2つ・同席者が入っている
  • 断られたときの終え方と、断り理由の記録の分類が決まっている

よくある質問

AIO支援のテレアポで、そのまま使えるトークの型はありますか?

名乗り・用件・事実提示・質問・日程提示の5部品を、それぞれ1〜2文の型にしたものが使えます。用件で相手の社名と調べた対象を言い、事実は月日・AIの名前・質問文つきで伝え、質問は二択か数字の1問、日程提示は所要時間と候補日2つまで一度に伝えます。空欄はリストの情報で埋め、質問文は業種ごとに差し替えます。

テレアポで約束した内容は、商談での提案にどう生かせばよいですか?

電話で約束した「調べた画面を見せる」を、商談の最初の5分で果たします。そのうえで、質問への相手の答え(問い合わせの増減や件数)を前提にして、手直しの選択肢と小さく始める進め方を示します。電話で相手が反応した事実と答えを商談の前に記録で共有しておくと、提案が電話の続きになります。

背景の一言に、クリック率の調査の数字を使ってもよいですか?

使うなら、出典と対象まで正確に言える場合に限ります。Ahrefsが2026年2月に公開した調査では、AIによる概要が表示される情報系の検索語で、検索結果1位のページのクリック率が約58%低いとされています。相手の業界の問い合わせが同じだけ減るという意味ではないため、言い切りは避け、迷うなら数字を使わずに1文で済ませます。

質問に「分からない」と返されたら、どう続ければよいですか?

件数や増減が分からなくても、商談で画面を見れば判断できることを1文で伝え、日程提示に進みます。たとえば「件数が分からなくても、画面を見ていただければ判断できます」と返します。分からない理由を掘り下げたり、別の質問を重ねたりすると、相手の負担が増えて電話が長くなります。

例文は、代行会社にそのまま渡して読み上げてもらってよいですか?

型と例文は渡してかまいませんが、読み上げる台本ではなく、言ってよい範囲の見本として渡します。空欄の埋め方、答えごとの返し、言わないことの一覧を添え、代行会社が整えた初稿を依頼側が読んで承認します。承認した版に番号を付けておくと、言い換えが起きたときに記録と照らし合わせられます。

トーク全体は、何分くらいに収めればよいですか?

名乗りから事実提示と背景の一言までで30秒前後、質問のやり取りと日程提示を合わせて通しで2分前後が目安です。相手が質問に詳しく答えてくれた分は延びてかまいませんが、こちらの説明で延ばさないようにします。声に出して計り、大きく超える部品から言葉を削ります。

この記事の前提と根拠

  • トークの流れ(用語の説明から入らず、前もって調べたAI検索の結果を事実として伝え、背景を一言添え、詳しい話は商談でする)は、大橋メソッドの架電の進め方にもとづきます。トークの初稿は架電の前に依頼側が確認します。
  • 背景の一言で数字を使う場合の出典:Ahrefsが2026年2月に公開した調査は、2023年12月と2025年12月の約30万キーワードを比べ、AIによる概要が出る情報系キーワードで検索結果1位のページのクリック率が約58%低いとしています。
  • Google検索の変化の時期:日本でのAIによる概要の提供開始は2024年8月、AIモードの日本語対応は2025年9月です。
  • 例文の会社名・日付・AIの回答は架空の条件です。実際の架電では、架電の前に確かめた結果だけを使います。
  • 通しで2分前後という長さは、説明が必要なBtoB商材の架電を組み立てるときの目安で、相手の答え方によって前後します。

参照した資料

数字の目安は一般的な水準を整理したもので、商材・対象・条件によって変わります(2026年11月時点)。

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