本文へ移動

2026年11月版

LLMOを知らない相手への提案の組み立て方

用語を付録に回し、相手のお客様の質問から始める5段の提案と資料

この記事でわかること

  • 用語から入る提案が止まる理由と、本編で使う「お客様の言葉・画面・数字」の3つへの置き換え方
  • 相手が答えを持っている問いから始める5段の順番と、45分の商談での時間の配分
  • 質問の候補15問の拾い方と、10問の今の答えを見せるときに結論を言わない伝え方
  • 本編8枚と付録1枚の資料の構成と、提案を直した効果を受注率と次回の約束で確かめる試算

この記事が想定している状況

AIO/LLMO支援の商談で、相手が「AI検索」という言葉にもまだ慣れていないことが多い。サービスの中身を丁寧に説明するほど相手の表情が曇り、「社内で検討します」と言われたまま返事が来ない。電話では相手の社名で調べた結果を伝えて日程を取れるようになったものの、その先の提案で何をどの順番で見せればよいかが固まっていない。用語を使わずに必要性を伝える提案の組み立てを探している、代表や営業責任者の方を想定しています。

知りたいこと

  • LLMOサービスを売るための営業トークと提案の方法を知りたい
  • 用語を使わずに必要性を伝える、提案の順番を知りたい
  • 提案資料に何枚で何を載せればよいかを知りたい

あわせて判断したいこと

  • 効果を約束できない商材でも、相手に納得して進んでもらえる伝え方がほしい
  • 担当者が資料を持ち帰っても、社内で同じ説明ができる形にしておきたい

読み終えるとできること

読み終えると、LLMOという言葉を知らない相手に向けて、相手のお客様の質問から始まる5段の提案を組めるようになります。質問の候補の拾い方、今の答えの見せ方、相手の数字での影響の計算、本編8枚と付録1枚の資料の構成が分かり、提案を変えた効果を受注率と次回の約束で確かめられるようになります。

用語から入る提案は、相手に翻訳の手間を押しつける

LLMO(AIが質問に答える検索で、自社の情報が正しく使われるように整える施策)を知らない相手に、提案の冒頭で「LLMOとは」から説明すると、相手は聞きながら頭の中で翻訳を始めます。その言葉が自社の売上や問い合わせのどこに関係するのかを、自分で探さなければならないからです。多くの相手は翻訳を終える前に、「よく分からないので社内で相談します」と話を閉じます。

翻訳の手間は、商談の場だけでは終わりません。提案を受けた担当者は、上司や代表に同じ話をもう一度説明します。そのとき用語のまま伝えようとすると、聞く側にはさらに遠い話になります。提案は、相手が自分の言葉で社内に言い直せる形で組んでおく必要があります。

架電のトークは、LLMOの説明から入りません。

大橋メソッド代表(代表インタビューより)

電話で用語を使わずに事実から入ったのなら、提案でも同じ順番を守ります。架電で「今はこう表示されています」と聞いて日程を入れた相手に、提案で急に仕組みや用語の説明を始めると、電話で感じた「自社の話だ」という手応えが薄れてしまいます。電話の側の組み立ては電話の最初の30秒の構成で扱っています。

本編では3つの言葉だけを使う

提案の本編で使うのは、相手のお客様の言葉、相手の画面、相手の数字の3つです。お客様の言葉とは、相手のお客様がAIに尋ねそうな質問の文そのもの。画面とは、その質問に今のAIがどう答えているかの記録。数字とは、相手の問い合わせや成約の実数です。社内で使っている用語は、相手が求めたときに開く付録の1枚に回します。

社内でよく使う言い方提案書での書き方相手が確かめられるもの
LLMO対策AIに質問されたとき、御社が候補として紹介される状態をつくる作業同じ質問への回答の画面(毎月)
AIによる概要への対策検索結果の上に出るAIの要約に、御社の説明が載るようにする該当する検索の画面
構造化データの実装サイトの情報を、AIが読み間違えない形に整理する整理した項目の一覧
E-E-A-Tの強化誰が書き、何を根拠にした情報かを、ページの中で示す著者と出典を足したページ
サイテーションの獲得御社のサイト以外で、社名とサービスが紹介される場を増やす掲載先の一覧
表1:社内の用語を、提案書の言葉に置き換える例

右端の列が置き換えの要です。用語を言い換えただけでは、相手はまだ「本当にそうなのか」を確かめられません。言い換えた作業ごとに、相手が自分の目で見て確かめられる物を1つ添えると、説明を信じてもらう必要がなくなります。

提案の順番は、相手が答えを持つ問いから始める

用語を外したあとの提案は、次の5つの段で組みます。考え方は、相手が答えを持っている問いから始め、相手が自分で判断できる材料で終えることです。最初の段で相手に多く話してもらうほど、後の段は説明を聞く時間ではなく、自社の話を確かめる時間になります。

  1. ①お客様が尋ねる質問を選ぶ(10分)

    相手のお客様がAIに尋ねそうな質問の候補を15問ほど見せ、実際に聞かれそうな10問を相手に選んでもらいます。お客様のことをいちばん知っているのは相手なので、この段は相手が主役です。

  2. ②今の答えを見る(10分)

    選んだ10問をAIに尋ねた結果を、名前が出た・誤りがある・出ないの3つに分けた一覧で見せます。必要なら、その場で1〜2問を尋ね直して画面を共有します。

  3. ③問い合わせとの関係を数字にする(10分)

    月の問い合わせの数、検索から来る割合、成約の割合、平均の単価を相手に聞き、検索からの問い合わせが1割・2割減った場合の受注の機会を一緒に計算します。

  4. ④変える作業を3つの動詞で示す(8分)

    整える・増やす・確かめるの3つに束ね、それぞれに相手の社内で要る協力と、最初の1か月にすることを添えます。

  5. ⑤確かめ方・費用・判断の時期を示す(7分)

    毎月同じ10問で答えを記録して報告すること、費用の範囲、何か月目に何を見て続けるかを決めるかを示し、次回までに相手に決めてもらうことを1つに絞ります。

図1:提案の順番は、相手が答えを持つ問いから始める(5段階)

この順番では、費用は5段目まで出てきません。費用を隠すためではなく、相手が金額と比べる材料、つまり今の答えと問い合わせとの関係を先にそろえるためです。費用を出す時期と伝え方の細部はLLMO提案で費用の話をするタイミングで扱っています。

電話の段階で伝えた事実は、1段目と2段目の材料になります。大橋メソッドでは、架電で分かった相手の役職や検討状況、反応のあった切り口を商談シートにまとめて共有するとしています。反応のあった切り口は、15問の候補を作るときの最初の手がかりになります。

45分のうち、前半は相手が話す時間にあてる

時間の配分は、前半の20分のうち半分以上を相手が話す時間にします。質問を選ぶ段で相手が「この質問はよく受ける」「この言い方はしない」と話した内容は、そのまま提案の精度を上げる材料になります。相手にとっても、自分で組み立てに加わった提案になります。

質問の候補15問は、相手のサイトと問い合わせの中にある

1段目で見せる15問は、事前の準備で決まります。候補は、相手のサイトの「よくある質問」、問い合わせフォームの選択肢、サービスページの見出し、検索窓に語を入れたときに出る候補語から拾うと、相手のお客様が実際に使う言い回しに近づきます。

質問の種類拾う場所候補の数例
地域×業種会社概要の所在地と対応地域4問「〇〇市で研修を外部に頼める会社は」
困りごとよくある質問、問い合わせの選択肢6問「管理職研修を外部講師に頼む費用は」
比べ方・選び方サービスページの見出し3問「研修会社を選ぶときに見る点は」
社名正式社名と主力の研修名2問「〇〇研修の内容と対象は」
表2:質問の候補の拾い方と、15問の配分の例(法人向けの研修会社の場合)

相手に選んでもらうときは、「この中で、お客様から実際に聞かれる言い方に近いものはどれですか」と尋ねます。選ばれなかった5問も捨てずに残します。相手が「こういう聞き方はしない」と外した理由は、相手のお客様の姿を知る手がかりになります。

Query→Intent→Answer 検索クエリが意図に分類され、1つの正規回答に対応する構造の図。 Query(1,000クエリ) LLMO 営業代行 料金相場 営業代行 お試し LLMO AIO 営業代行 比較 …を外注する場合の相場は? Intent(20カテゴリ) 料金・費用 お試し・小規模導入 営業代行比較 … Answer(50の正規回答) 結論 → 条件 → 補足の3文 FAQ正規ページに集約 重複ページを作らない FAQPage スキーマで出力 表記ゆれは意図に吸収し、回答は1つにする
図2:お客様の質問(Query)の裏にある意図(Intent)に、AIがどの会社を答え(Answer)として選ぶかの図。提案の1段目は、この質問の側を相手と一緒に決める作業です

想定ケース(架空の条件):法人向けの研修会社に、10問の答えを見せる

従業員40名で、管理職研修とハラスメント研修を企業に提供する会社に提案するとします。相手が選んだ10問をAIモードと対話型のAIの2つで尋ねたところ、名前が出て説明も正しかったのは地域名を含む1問、名前は出たが誤りがあったのは社名の1問(すでに終えた公開講座を募集中と説明)で、残る8問では名前が出ませんでした。8問のうち5問では、同じ地域の別の研修会社が3〜4社挙がっていました。一覧には確認日と質問文をそのまま載せ、他社の社名は伏せて社数だけを書きます。

一覧を見せるときは、結論を言わないことを守ります。「対策が必要です」と言う代わりに、「10問のうち8問で名前が出ていません。この8問は、どのくらいの頻度でお客様から聞かれる内容ですか」と尋ねます。相手が「毎週のように聞かれる」と答えれば、必要性はこちらが説明しなくても相手の中で決まります。

AIの答えは時期や尋ね方で変わるため、一覧の右上には確認日を入れ、提案の前日にもう一度尋ね直します。表示が変わっていたら、変わったこと自体を事実として伝えます。答えが動くという性質は、毎月同じ10問で記録を取る理由として、5段目の説明につながります。

影響は相手の数字で、変える作業は3つの動詞で書く

3段目の影響の計算には、業界の平均や外部の調査の数字を使いません。使うのは、商談の場で相手から聞いた4つの数字です。月の問い合わせの数、そのうち検索から来る割合、問い合わせからの成約の割合、成約1件の平均の単価。相手が自分で答えた数字なので、計算の結果も相手の中で疑われにくくなります。

想定ケース(架空の条件):研修会社の数字で、受注の機会を計算する

前の研修会社から、問い合わせは月25件、そのうち検索から来るのは6割の15件、成約は4件に1件、研修1件の平均は45万円と聞けたとします。検索からの問い合わせが1割減ると月1.5件、成約の割合で受注に直すと月約0.38件、金額では月約17万円分の受注の機会です。2割減なら月3件、約0.75件、約34万円分になります。

ここで「何割減る」とは予測しません。減り方は相手の業種や質問によって違い、こちらが言い当てられるものではないからです。1割と2割の場合を並べて、どこまで減ったら困るかを相手に決めてもらいます。外部の事実は、減る可能性の背景として付録に置きます。Ahrefsの2026年2月公開の調査が、AIによる概要の出る情報系の語で1位のページのクリック率が約58%低かったと示したことなどです。

作業は「整える・増やす・確かめる」に束ねる

4段目では、施策の一覧を見せる代わりに、作業を3つの動詞に束ねます。施策が10個並ぶと、相手はどれが自社に要るのかを選べません。束ねた3つには、相手の社内で何をしてもらうかと、最初の1か月で何が終わるかまで書き添えます。

動詞中身(用語を使わない書き方)相手にお願いすること最初の1か月
整える会社情報とサービスの説明を、AIが読み違えない形にそろえる研修の正式名と料金の確認誤りのあった1問の原因を特定
増やす御社のサイト以外で、社名と研修が紹介される場を増やす取引先や業界団体への掲載の相談掲載の候補先を一覧にする
確かめる毎月同じ10問で答えを記録し、変化を報告する月1回、30分の報告会への出席初回の記録(今回の一覧)
表3:変える作業を3つの動詞で書いた例

「確かめる」を作業の1つに入れておくと、効果の約束を求められたときの答えにもなります。答えがどう変わったかを毎月同じ質問で記録して見せる、という約束なら、表示そのものを請け合わなくても、相手は進み具合を自分で判断できます。

資料は本編8枚と付録1枚。各ページで相手の問いに答える

提案資料は、本編8枚と付録1枚に収めます。本編の各ページには、相手がそのページを見て抱く問いへの答えを、ページの上部に一文で書きます。担当者が資料を持ち帰って上司に見せたとき、上部の一文を順に読むだけで提案の筋が通るようにするためです。

枚目載せること上部に書く一文の例
1表紙:相手の社名と提案の題お客様がAIに尋ねたとき、御社がどう紹介されるか
2今日決めたいこと次回までに、確かめる10問と担当の方を決めたい
3お客様が尋ねる10問お客様の言い方で、聞かれやすい10問を選びました
410問の今の答え10問のうち8問で、御社の名前は出ていません
5問い合わせとの関係検索からの問い合わせが1割減ると、月約17万円分です
6変える3つの作業整える・増やす・確かめるの順で進めます
7進め方と報告毎月同じ10問で記録し、3か月目に続けるかを決めます
8費用と始め方最初の1か月は、誤りのあった1問の原因から始めます
付録用語の対応表と外部の事実社内でこう呼ばれる作業の、一般的な名前です
表4:提案資料の構成(本編8枚と付録1枚の例)

本編に載せないものも決めておきます。表示や順位の約束、他社の名前を出した比較、仕組みの技術的な説明の3つです。AIの答えは時期や尋ね方で変わり、2026年もGoogleは3月と5月のコアアップデート、8月のスパムアップデートと検索の仕組みを更新しています。約束できないことを本編に書かないのは、相手が社内で説明したとき、説明した人が困らないためでもあります。

付録の1枚で、用語を求める人に答える

相手の社内には、用語で説明されたほうが分かりやすい人もいます。Webの担当者や、ほかの支援会社と話したことのある役員です。付録には、本編の3つの作業が一般にどう呼ばれるか(AIO、GEO、LLMOなど)と、「AIによる概要」が2024年8月に、「AIモード」が2025年9月に日本で使えるようになったという日付つきの事実を1枚にまとめます。

AEO・GEO・LLMOの三層構造 AEO、GEO、LLMOの3層が積み重なる構造を示す図。 LLMO サイト全体の定義と一貫性を言語モデルに伝える llms.txt・用語統一・著者情報 GEO 生成AIの回答生成時に参照されやすくする 根拠・比較・条件・出典 AEO 質問に対する直接回答として採用される FAQ・結論ファースト・3文回答 三層は排他ではなく積み重なる
図3:AEO・GEO・LLMOという呼び方の違いを層で示した図。本編では使わず、用語で話したい人のために付録の1枚へ置く使い方が向いています

提案のあとで担当者が上司や決裁者に話を通す場面の進め方は、法人向けLLMO営業で決裁者に届く進め方で扱っています。業界ごとに資料の中身を変える方法は、業界別に用意する説明資料と事例の出し方が参考になります。

提案を直した効果は、受注率と次回の約束で確かめる

提案の組み立てを変えたら、効いたかどうかを数字で確かめます。見るのは3つです。商談のうち提案に進んだ割合(提案率。目安は40〜60%程度)、2回目の打ち合わせの日程がその場で決まった割合、受注率(受注÷商談の実施。目安は15〜25%程度)。前の2つは早く動き、受注率は検討の期間の分だけ遅れて動きます。

数字目安動き出す時期低いときに疑う段
提案率(提案に進んだ割合)40〜60%程度2〜4週間①②:質問と答えが関心からずれている
次回の約束(その場で日程が決まった割合)自社の変更前と比べる2〜4週間⑤:次回に決めてもらうことが多すぎる
受注率(受注÷商談の実施)15〜25%程度2〜3か月③④:影響の数字か作業の中身が伝わっていない
表5:提案を直した効果を見る3つの数字と、低いときに疑う段

比べるときは、変える前と後で件数をそろえます。商談が10件ほどの段階では、1件の違いで率が10ポイント動くため、前後それぞれ15〜20件の商談を一つの目安にします。商談から受注までの期間が30〜90日程度ある商材では、受注率の比較は2〜3か月後になります。

受注率が上がると、営業にかけられる費用の上限も変わります。下の試算は、月額16万円・平均9か月の継続・粗利率62%の支援を商談1件3.4万円で獲得し、実施率を88%、提案を直したあとの受注率を22%と置いた場合です。

試算

商談1件3.4万円で外注した場合の受注1件あたりの費用対効果

受注1件を得るための営業コストは約17.6万円、受注1件が生む粗利は約89.3万円で、営業コストは粗利の19.7%にあたります。粗利の3分の1以内に収まるため、この条件なら外注費を回収できる見込みです。

粗利の3分の1を上限とした場合、払ってよい商談1件の費用は約5.8万円までです。

試算の条件と結果
商談1件の費用(日程確定ベース)3.4万円
商談実施率88%
受注率(受注÷実施)22%
受注1件の営業コスト約17.6万円
受注1件の粗利(16万円×9か月×粗利率62%)約89.3万円
営業コスト÷粗利19.7%
顧客獲得にかけてよい上限(粗利の3分の1)約29.8万円
図4:商談1件3.4万円で外注した場合の受注1件あたりの費用対効果

受注率・実施率・継続月数は仮の値です。自社の過去の商談記録があれば、その値に置き換えて計算します。

受注率22%なら、受注1件の営業コストは約17.6万円で粗利の約2割に収まり、払ってよい商談1件の費用は約5.8万円までです。同じ条件で受注率が15%のままなら、受注1件の営業コストは約25.8万円、払ってよい商談1件の費用は約3.9万円まで下がります。提案を直すことは、商談を手に入れるために使える値段の幅を広げることでもあります。

大橋メソッドが受け持つのはターゲット選定から商談の設定、結果の分析・改善までで、提案や商談そのものの代行は、提供体制が整った段階で追加する工程とされ、対応範囲に応じて個別に見積もる形です。提案は自社で組み、商談後の受注・失注理由・次回アクションを戻して、どの切り口から来た商談が提案に進んだかを確かめる分担が現実的です。

手順のまとめ:LLMOを知らない相手への提案を組み立てる手順

  1. 用語を外す:本編から専門用語を外して、お客様の言葉・画面・数字に置き換え、用語は付録の対応表に移します。
  2. 質問の候補を作る:相手のサイトのよくある質問や問い合わせの選択肢から、質問の候補を15問用意します。
  3. 今の答えを記録する:候補の質問を2つ以上のAI検索で尋ね、確認日つきで3つに分けて一覧にします。
  4. 相手と10問を選ぶ:商談の場で、お客様に聞かれる言い方に近い10問を相手に選んでもらい、答えの一覧を見せます。
  5. 相手の数字で影響を計算する:問い合わせ・検索の割合・成約の割合・単価を聞き、1割減と2割減の場合を並べます。
  6. 作業と判断の時期を示す:3つの作業、毎月の記録と報告、続けるかを決める時期と費用を示します。

よくある失敗と対策

よくある失敗対策
提案の冒頭で「LLMOとは」「AI検索の仕組み」から説明する相手のお客様が尋ねそうな質問から始め、用語と仕組みは付録の1枚に回す
業界の平均や外部調査の数字を、相手の損失として示す相手から聞いた問い合わせ・検索の割合・成約の割合・単価で計算し、減る割合は1割・2割の場合を並べる
施策のメニューを全部並べ、相手に選んでもらおうとする整える・増やす・確かめるの3つに束ね、最初の1か月にすることを具体的に1つ示す
表示や順位が良くなると約束して話を前に進める毎月同じ10問で答えを記録して報告することと、続けるかを決める時期を約束の中身にする

チェックリスト

  • 提案の本編から専門用語を外し、付録の対応表に移した
  • 相手のサイトと問い合わせの選択肢から、質問の候補を15問用意した
  • 候補の質問を2つ以上のAI検索で尋ね、確認日つきの一覧にした
  • 影響は相手の数字で計算し、1割・2割減の場合を並べた
  • 変える作業を3つの動詞で書き、最初の1か月にすることを決めた
  • 本編に表示や順位の約束、他社名を出した比較を載せていない
  • 提案率・次回の約束・受注率を、変更の前後で同じ件数で比べる準備をした

よくある質問

LLMOを知らない相手には、どんな順番で提案すればよいですか?

相手が答えを持っている問いから始めます。お客様がAIに尋ねそうな質問を相手と選び、その質問への今の答えを見せ、問い合わせとの関係を相手の数字で計算し、変える作業を3つに束ね、最後に確かめ方・費用・判断の時期を示す順です。費用を最後に置くのは、金額と比べる材料を先にそろえるためです。

提案資料では、LLMOやAIOという言葉をまったく使わないほうがよいのですか?

本編では使わず、付録の1枚にまとめるのが扱いやすい形です。本編は相手のお客様の質問、今の答えの画面、相手の数字で組み、用語はWebの担当者や役員から求められたときに付録で示します。用語を消すのではなく、置く場所を分けるという考え方です。

相手の問い合わせの数字が分からないときは、影響をどう示せばよいですか?

業界の平均で埋めず、商談の場で4つの数字(月の問い合わせ数、検索から来る割合、成約の割合、平均の単価)を聞いて一緒に埋めます。答えにくそうなら幅で聞き、減る割合は予測せずに1割・2割の場合を並べます。相手が自分で答えた数字は、社内で説明するときにもそのまま使われやすくなります。

AI検索での表示や効果を約束してほしいと言われたら、どう答えればよいですか?

表示は時期や尋ね方で変わるため約束はできない、と先に伝えます。そのうえで、毎月同じ10問で答えを記録して報告すること、何か月目に何を見て続けるかを決めることを約束します。確かめ方と判断の時期がそろっていれば、相手は表示の約束がなくても進み具合を自分で判断できます。

電話で伝えた内容と、提案の中身はどうつなげればよいですか?

電話で伝えた事実を、提案の1段目と2段目の材料にします。電話で反応のあった切り口から質問の候補を作り、電話で伝えた表示は提案の前日に尋ね直して、変化があればそれも事実として見せます。電話で用語を使わなかったのなら、提案でも用語から入らない順番を守ります。

この記事の前提と根拠

  • 付録に載せる日付つきの事実の例:Googleの「AIによる概要」は2024年8月、日本語の「AIモード」は2025年9月に日本で使えるようになりました。
  • Ahrefs(2026年2月公開)は、約30万キーワードについて2023年12月と2025年12月を比べ、AIによる概要が表示される情報系の語では1位のページのクリック率が約58%低いとしています。
  • 2026年のGoogle検索は、3月(3/27〜4/8)と5月(5/21〜6/2)にコアアップデート、8月(8/18〜8/21)にスパムアップデートがありました。表示を約束しない理由の一つです。
  • 試算の商談1件3.4万円・実施率88%・受注率22%(比べた15%)・月額16万円・継続9か月・粗利率62%は仮の値で、受注率と実施率は説明が必要なBtoB商材の目安の範囲に置いています。
  • 現在の大橋メソッドの範囲は、ターゲット選定から商談設定までを担うテレアポ代行と、商談の結果を受けて改善を回す営業プロセス支援の2つです。商談代行・クロージング支援は、提供体制が整った段階で追加し、対応範囲に応じて個別に見積もる工程とされています。

参照した資料

数字の目安は一般的な水準を整理したもので、商材・対象・条件によって変わります(2026年11月時点)。

次の一歩

このページ下の相談フォームに、提供しているAIO/LLMO支援の内容と価格帯、今の提案資料の構成と枚数、商談のあとで話が止まりやすい場面を書いて送ってください。1営業日以内にメールで返事が届き、営業の電話はありません。30分の無料相談では、今のトークと断り理由を整理しながら、電話で伝える事実と提案の最初の質問をどうつなげるかを確かめられます。

相談フォームへ進む

トピック: 営業方法・戦略

ご相談・お問い合わせ

初期テストの内容・費用・報告方法をご案内します。1営業日以内にご連絡いたします。

    入力は約3分 必須は3項目と、同意のチェックだけです。

    1 採用の条件 分かる範囲で。空欄でも送れます。

    採用したい人数 任意

    採用したい人の住まい 任意

    国籍ではなく、いまの住まいで選びます。

    任せたい範囲 任意

    紹介=入社までの人材探し、支援=入社後の支援(登録支援機関)

    入社してほしい時期 任意

    2 ご相談内容

    3 ご連絡先

    送信後、受付完了メールが自動で届きます。

    送信いただいた方には、営業改善に関するメールをお送りします(いつでも停止できます)。 プライバシーポリシー

    相談する