この記事でわかること
- ウェビナー・展示会・架電の、最初の接点から商談までの手順と、次の一手を誰が打つかの違い
- ウェビナーで個別相談につなげる申し出の作り方と、展示会の名刺を後追いで商談に変える進め方
- 同じ受注目標から逆算して、架電数・参加者数・名刺の枚数を並べる計算(仮の率による試算)
- LLMO商材で架電を軸にし、ウェビナーと展示会に役割を割り当てる使い分けの判断表
この記事が想定している状況
検索からの問い合わせが減り、新しい手を打たなければならないのは分かっている。社内ではウェビナーを開こうという声もあれば、業界の展示会に出ようという声も、テレアポを外注しようという声もある。調べると手法ごとに「商談化率は何%」という数字が出てくるが、何を分母にした率なのかがまちまちで比べようがない。限られた予算と人手をどこに置けば、LLMO支援の商談が早く安定して生まれるのかを判断したい代表やマーケティング責任者を想定しています。
知りたいこと
- ウェビナー・展示会・架電の商談化率の違いと、正しい比べ方を知りたい
- 見込み顧客を獲得する営業手法を、LLMO商材に合うかで比較したい
- それぞれの手法で、接点を商談に変える具体的な進め方を知りたい
あわせて判断したいこと
- 社内で意見が割れている手法選びを、数字と条件で決めたい
- 検索からの集客が細るなかで、件数を自社で決められる手法を持ちたい
読み終えるとできること
読み終えると、3つの手法を最初の接点から商談までの手順・日数・次の一手で並べ、同じ受注目標から必要な接点の数を逆算して比べられるようになります。そのうえで自社の状況に合わせて主にする手法と補う手法を決め、組み合わせの順番を描けるようになります。
商談化率は数え始める場所が違う:「最初の接点から何歩か」で並べる
ウェビナー・展示会・架電の商談化率は、同じ言葉でも数え始める場所が違います。ウェビナーなら参加者、展示会なら交換した名刺、架電なら会話の成立した相手や架電の総数が分母になりやすく、分母が違えば率の大きさも違って当然です。率をそのまま並べると、分母の小さい手法ほど有利に見えてしまいます。
そこで、率の前に「最初の接点から商談まで何歩あるか」で並べます。歩数が多い手法ほど途中で相手が離れる場面が増え、商談までの日数も延びます。逆に歩数が少ない手法は、1歩ごとの成否がはっきりしている分、最初の一歩で外れる相手も多くなります。
| 手法 | 最初の接点 | 商談までの手順 | 率の分母になりやすいもの |
|---|---|---|---|
| ウェビナー | 告知を見た申込 | 申込→参加→個別相談の申込→後追い→商談 | 参加者数 |
| 展示会 | ブースでの数分の会話 | 会話→名刺→お礼の連絡→後追いの電話→商談 | 名刺の枚数 |
| 架電 | 電話の最初の30秒 | 接続→担当者→会話→その場で日程確定 | 会話数または架電数 |
表の右の列が違うため、仮にウェビナーで「参加者の10%が商談」、架電で「架電の1%が商談」だったとしても、どちらが優れているかは分かりません。比べるなら、同じ受注目標に対して最初の接点がいくつ要るか、商談まで何日かかるか、次の一手を誰が打つかの3つです。手法ごとに追う指標の違いは営業手法ごとに追うKPIの違いで扱っているので、ここでは商談までの距離に絞ります。
日数も、歩数とともに延びます。架電は電話の当日に日程まで決まり、商談は数日から2週間ほど先に置かれます。ウェビナーは告知から開催までに数週間かかり、開催後の後追いにさらに数日を要します。展示会は出展の申込から開催まで間があるうえ、終わった後の選び分けと後追いに1週間前後を見込みます。来月の商談がほしいのか、半年先の商談を育てたいのかで、選ぶ手法は変わります。
次の一手を誰が打つかで、距離は伸び縮みする
距離を決めるのは歩数だけではありません。ウェビナーや展示会では、接点のあと次の一手を打つのは多くの場合こちら側で、後追いの連絡が数日遅れるだけで、相手の関心はほかの会社のウェビナーや別の仕事に移ります。架電では商談の日程まで電話の中で決まるため、次の一手を打つ人が途中で入れ替わりません。3つの手法の差は、この「途中で誰が動くか」の差でもあります。
ウェビナー:理解は進むが、商談は個別相談の申し出で決まる
ウェビナーの強みは、LLMO(AIの回答に自社の情報が正しく取り上げられるようにする施策)のように説明が必要な商材の考え方を、一度に多くの相手へ伝えられることです。電話の30秒では話せない検索の変化の背景も、40〜60分あれば順を追って説明できます。参加した時点で相手はAI検索の変化に関心を持っているため、課題に気づいているかという点では、架電で初めて話す相手より一歩先にいます。
ただ、参加者がそのまま商談に進むわけではありません。参加者には、情報収集の段階の人、同じテーマのほかのウェビナーにも出て比べている人、判断する立場にない担当者が混ざります。説明を聞いて満足し、それで終わる人も少なくありません。ウェビナーの商談化は、終わり方の設計でほぼ決まります。
個別相談は「自社の表示を確かめる30分」として申し出る
終わり際に「ご相談はこちら」と案内するだけでは、申込はなかなか増えません。LLMO商材なら、参加者の会社名やサービス名でAIの回答がどう出ているかを個別に確かめる30分、のように、相手自身の事実が分かる場として個別相談を申し出ると、申し込む理由がはっきりします。申込はウェビナーの中で受け付け、申し込まなかった参加者には2営業日以内に電話かメールで後追いします。
集客の入口にも注意が要ります。ウェビナーの告知を記事や検索に頼っていると、その集客自体がAI検索の影響を受けます。Ahrefsの調査(2026年2月公開)では、AIによる概要が表示される情報系のキーワードで、検索結果1位のページのクリック率が約58%低くなっていました(2023年12月と2025年12月の比較、約30万キーワード)。告知の届け先は、過去の問い合わせ・名刺・既存顧客からの紹介など、手元にある連絡先を中心に考えます。
AI検索対策を売る会社が、自分たちの集客でAI検索の影響に困っている。珍しい話ではありません。
大橋メソッド代表(代表インタビューより)
展示会:会える人数は多いが、名刺の選び分けと後追いの速さで決まる
展示会の強みは、数日のうちに多くの相手と顔を合わせて話せることです。AIO/LLMOのブースなら、立ち寄った相手の会社名をその場でAI検索して画面を見せる、という見せ方ができ、数分の会話でも自社の話だと感じてもらえます。電話では伝えにくい画面の情報を対面で一緒に見られる点は、ほかの2つにない利点です。
一方で、展示会の名刺には対象から外れる相手が多く混ざります。同業の支援会社、情報収集の学生や研究者、すでに別の支援会社と契約している企業などです。名刺の枚数で成果を数えると、後追いの電話の大半が対象外の相手に使われます。展示会のあとに最初にする作業は、名刺を選び分けることです。
名刺には、その場で次の一手を書いておく
選び分けは、展示会が終わってから記憶をたどって行うより、会話の直後に名刺へ書いておくほうが正確です。「商談の日時を決めた」「資料を送る約束をした」「対象外」の3つのどれかを名刺の裏かメモに残しておけば、翌営業日から後追いの順番を決められます。会話の中で商談の日程まで決まった相手には、架電で日程が決まった相手と同じ扱いで確定の連絡を送ります。
想定ケース(架空の条件):業界の展示会と、マーケティング全般の展示会を比べる
同じ3日間・同じ出展費で、マーケティングやDXの支援会社が多く出展する展示会では名刺300枚のうち対象に合うのが60枚(20%)、狙う業界の企業が集まる展示会では名刺150枚のうち90枚(60%)だったとします。名刺の枚数は前者が2倍でも、対象に合う名刺は後者が1.5倍です。前者ではAI検索対策のブースが会場に複数並び、来場者が数社を比べながら回るため、対象の割合が下がりやすくなります。展示会は、名刺1枚あたりではなく、対象に合う名刺1枚あたりの費用で比べます。
後追いの速さも商談化を左右します。展示会の翌週は、出展した各社から一斉にお礼の連絡が届くため、遅れるほど埋もれます。お礼のメールは翌営業日まで、選び分けで残った相手への電話は5営業日以内、と期限を決めておきます。電話では、ブースで見せた画面の話から入ると、相手は数日前の会話を思い出しやすくなります。
架電:距離はいちばん短いが、最初の30秒で自社の話だと思ってもらう
架電は、最初の接点から商談までの歩数がいちばん少ない手法です。接続・担当者・会話・日程確定までが1本の電話の中で進み、うまくいけば数分で商談の日時が決まります。話す相手を業種・規模・地域で自社が選べること、今日の結果が今日のうちに分かることも、ほかの2つにない性質です。
その代わり、相手はこちらに関心を持っていない状態で電話を受けます。ウェビナーの参加者のように説明を聞く準備はなく、展示会の来場者のように画面を一緒に見ることもできません。大橋メソッドの進め方では、架電でLLMOの概念の説明から入らず、相手の社名や主力サービスで事前にAI検索した結果を「今はこう表示されています」と事実として伝え、検索からの問い合わせが減っている背景を一言添え、詳しい内容は商談で話す流れを30秒で行うとしています。
最初の30秒の組み立て方と例文はLLMOの営業トーク:切られない最初の30秒で扱っています。ここで押さえておきたいのは、架電の商談化率を見るときの分母です。会話が成立した相手のうち商談に進む割合(商談化率)と、架電全体から見た商談化は、10倍ほど違う数字になります。どちらの率で語られているかを確かめずに、ウェビナーや展示会の率と比べないようにします。
| 工程 | 率の定義 | 目安 |
|---|---|---|
| 接続 | 接続数÷架電数 | 30〜45% |
| 担当者 | 担当者と話せた数÷接続数 | 25〜40% |
| 会話 | 会話が成立した数÷担当者と話せた数 | 50〜70% |
| 商談 | 商談承諾÷会話 | 8〜15% |
| 架電全体 | 商談承諾÷架電数 | 0.5〜1.5% |
架電の率は、話す相手を選んだ結果でもあります。展示会では来た相手と話すしかありませんが、架電では、直近でサイトを作り直した企業や検索からの問い合わせに頼っている業種など、AI検索対策に予算を組みそうな相手から順に電話できます。対象を絞ると架電の件数は減っても、会話から商談に進む割合が上がり、商談1件あたりの費用が下がることがあります。
架電の率には一般的な目安がある一方、ウェビナーや展示会の率は、題材・告知の方法・会場・来場者の顔ぶれで大きく変わり、共通の目安を置きにくいのが実情です。自社で試した記録がなければ、仮の率で計画を立て、1回目の結果で置き換える前提にします。
同じ受注目標から逆算すると、必要な接点の数が並べられる
3つの手法を同じ物差しにそろえるには、同じ受注目標から、それぞれ最初の接点がいくつ必要かを逆算します。下の試算は、架電で月2件の受注を目指す場合に、受注率19%・実施率86%・架電あたりの商談化0.85%・1日70件の条件で、必要な商談と架電の数を出したものです。
試算
受注2件から逆算した商談数・架電数
月に2件受注するには、受注率19%なら商談の実施が約11件、実施率86%なら日程確定が約12件必要です。架電あたりの商談化が0.85%なら、架電は約1,440件になります。
1日70件の架電なら約21日分の稼働で、月20日稼働に直すと約1人相当です。人数を増やす前に、商談化や受注率を少し上げるだけで必要な架電数が大きく減る点も確かめておきます。
| 目標の受注数(月) | 2件 |
|---|---|
| 必要な商談の実施数 | 約11件 |
| 必要な商談の日程確定数 | 約12件 |
| 必要な架電数(架電あたり商談化0.85%) | 約1,440件 |
| 必要な稼働日数(1日70件) | 約21日 |
| 月20日稼働での人数 | 約1人 |
率は説明が必要なBtoB商材の目安の範囲で置いた仮の値です。
この条件では、商談の実施が約11件、日程確定が約12件、架電は約1,440件で、1日70件なら約21日分、架電1名がほぼ1か月かける量です。同じ実施約11件をウェビナーと展示会で得ようとすると何が要るかを、仮の率で並べたのが次の想定ケースです。
想定ケース(架空の条件):実施約11件を、3つの手法で得る場合の接点の数
ウェビナーで、参加者のうち個別相談を申し込む人が10%、申込のうち商談が実施されるのが70%と仮に置くと、参加者1人あたりの実施は7%で、実施約11件には参加者が約150人要ります。申込から参加に進む人が半分なら、申込は約300人です。展示会で、名刺のうち対象に合うのが40%、そのうち後追いの電話で会話できるのが50%、会話から商談の実施に至るのが15%なら、名刺1枚あたりの実施は3%で、名刺は約350枚要ります。架電は上の試算どおり約1,440件です。
| 手法 | 必要な最初の接点 | 準備の重さ | 費用の出方 |
|---|---|---|---|
| ウェビナー | 申込約300人(参加約150人) | 題材・資料・告知の準備 | 主に社内の時間と告知の費用 |
| 展示会 | 名刺約350枚 | 出展の申込から開催まで間がある | 出展費などが先にまとめて出る |
| 架電 | 架電約1,440件 | ターゲットとリストの準備 | 架電量や件数に応じて毎月出る |
並べてみると、どの手法が安いかは率の仮定しだいで入れ替わります。申込300人を集められる連絡先を持っている会社なら、ウェビナーは効率のよい手法になりえますし、連絡先が数十件しかない会社では、同じ数字は現実的ではありません。費用はテレアポ・メール・広告の商談単価を比べると同じ式で、商談1件あたりに直して並べます。
もう一つの違いは、結果が出るまでの日数と、やり直しのしやすさです。架電は週ごとに率が分かり、リストやトークを翌週から変えられます。ウェビナーは開催ごと、展示会は出展ごとにしか結果が出ず、1回の結果で次の手を決めることになります。仮の率を自社の率に置き換えるまでの速さでは、架電がもっとも速い手法です。
LLMO商材での使い分け:架電を軸に、2つの手法に役割を与える
LLMO商材で3つの手法をどう使い分けるかは、手元の連絡先の量、狙う業界が集まる場の有無、商談がほしい時期の3つで決まります。どれか1つに絞る必要はなく、主にする手法を1つ決めて、ほかの2つに役割を与えると組み立てやすくなります。
| 自社の状況 | 主にする手法 | 組み合わせ方 |
|---|---|---|
| 対象の業種と規模が決まり、来月の商談がほしい | 架電 | 時期待ちの相手をウェビナーに招く |
| 過去の問い合わせや名刺が数百件ある | ウェビナー | 申し込まなかった参加者を架電で後追い |
| 狙う業界が集まる展示会がある | 展示会 | 事前の架電で来場を約束し、後追いも架電 |
| 誰に売れるかがまだ仮説 | 架電の小さなテスト | 当たった業種の展示会やウェビナーを検討 |
どの組み合わせでも、最後の一歩は電話か個別の連絡になります。ウェビナーの後追いも展示会の後追いも、架電と同じく、相手の事実を伝えて商談の日時を決める作業だからです。架電の組み立てが固まっていると、ほかの2つの手法の商談化も上がりやすくなります。
架電で「今は検討していない」と断られた相手も、手放す必要はありません。断り理由を分類して記録しておけば、来期に見直すと答えた相手をウェビナーに招き、関心が高まった時期に改めて商談を申し出られます。見込み顧客を集める手法をさらに広く比べたい場合は、LLMO支援会社の見込み客獲得手法7つの比較を参照してください。
大橋メソッドでは、架電で集めたリスト・架電ログ・断り理由は契約者に帰属するとしています。どの業種にどの切り口が効き、どんな理由で断られたかが手元に残れば、次に開くウェビナーの題材や、出展する展示会の選び方にもその記録を使えます。主にする手法を決める前に、2〜4週間の初期テストで自社の対象に電話がつながり会話が成り立つかを確かめておくと、ほかの2つの手法に回す予算も判断しやすくなります。
主にする手法を決めたら、予算と人手は、まず主の手法で受注目標に必要な商談をまかなえる量を確保し、残りを補助の手法に回します。補助の手法は、主の手法の結果を見ながら2〜3か月ごとに入れ替える前提にしておくと、商談につながらない手法に予算を置き続けることを避けられます。
手順のまとめ:3つの手法から主にする手法を決める
- 分母を確かめる:手元の商談化率が、参加者・名刺・会話・架電のどれを分母にした率かを確かめます。
- 同じ目標から逆算する:同じ受注目標に必要な実施件数を出し、手法ごとに最初の接点の数を逆算します。
- 距離と準備を並べる:商談までの手順・日数・次の一手を打つ人と、準備の重さ・費用の出方を並べます。
- 主の手法を決める:手元の連絡先の量、業界が集まる場の有無、商談がほしい時期から、主にする手法を1つ決めます。
- 役割を与える:ほかの手法に、時期待ちの相手の受け皿や、来場の約束・後追いといった役割を割り当てます。
よくある失敗と対策
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 手法ごとの商談化率を、分母を確かめずに並べて比べる | 参加者・名刺・会話・架電のどれが分母かを確かめ、同じ受注目標から必要な最初の接点の数と、商談までの日数で比べる |
| ウェビナーの終わりに「ご相談はこちら」と案内するだけで終える | 参加者の会社名でAIの回答を確かめる30分として個別相談を申し出、申し込まなかった参加者には2営業日以内に後追いする |
| 展示会の成果を名刺の枚数で数える | 会話の直後に次の一手を名刺に書いて選び分け、出展先は対象に合う名刺1枚あたりの費用で比べる |
| 架電でLLMOの概念の説明から入る | 相手の社名でAI検索した結果を事実として伝え、背景を一言添えて、詳しい説明は商談に回す |
チェックリスト
- 3つの手法の商談化率が、何を分母にした率かを確かめた
- 同じ受注目標から、架電数・参加者数・名刺の枚数を逆算した
- ウェビナーの個別相談を、相手の表示を確かめる場として申し出る文面を決めた
- ウェビナーと展示会の後追いの期限を決めた
- 展示会の名刺に次の一手を書く決まりを作った
- 出展を考える展示会を、対象に合う名刺1枚あたりの費用で比べた
- 主にする手法と、ほかの手法の役割を決めた
よくある質問
LLMO支援の見込み顧客を獲得するなら、ウェビナー・展示会・架電のどれが向いていますか?
手元の連絡先が少なく、対象の業種と規模が決まっているなら、相手を選べて週ごとに結果が分かる架電を主にするのが組み立てやすい形です。過去の問い合わせや名刺が数百件あるならウェビナー、狙う業界が集まる展示会があるなら展示会も主の候補になります。どれを選んでも、最後の一歩は電話か個別の連絡です。
ウェビナーの参加者を商談につなげるには、何をすればよいですか?
個別相談を、参加者の会社名やサービス名でAIの回答がどう出ているかを確かめる30分として申し出ます。申込はウェビナーの中で受け付け、申し込まなかった参加者には2営業日以内に電話かメールで後追いします。説明を聞いて満足した参加者は、次の一手がないと商談に進みません。
展示会で集めた名刺は、どう商談につなげればよいですか?
会話の直後に「商談の日時を決めた」「資料を送る約束をした」「対象外」のどれかを名刺に書き、翌営業日から選び分けた順に後追いします。お礼のメールは翌営業日まで、電話は5営業日以内と期限を決め、ブースで見せた画面の話から入ると、相手は会話を思い出しやすくなります。
手法ごとの商談化率は、そのまま比べてもよいですか?
そのままでは比べられません。ウェビナーは参加者、展示会は名刺、架電は会話や架電の総数が分母になりやすく、分母が違えば率の大きさも変わります。比べるなら、同じ受注目標に対して最初の接点がいくつ要るか、商談まで何日かかるか、次の一手を誰が打つかの3つでそろえます。
架電で「今は検討していない」と言われた相手は、どう扱えばよいですか?
断り理由を分類して記録し、来期に見直すなど時期が理由の相手は、ウェビナーの案内や時期を決めた再架電の対象に残します。BtoBの架電でも、断られた相手への掛け直しには配慮が要るため、時期と回数を決めて記録で管理します。法的な判断に迷う場合は専門家に確認してください。
この記事の前提と根拠
- 架電の率の目安(接続率30〜45%、担当者到達率25〜40%、会話率50〜70%、商談化率8〜15%、架電全体から見た商談化0.5〜1.5%程度)、実施率80〜90%、受注率15〜25%は、説明が必要なBtoB商材の一般的な水準です。ウェビナーと展示会は題材や会場で大きく変わるため、共通の目安を置いていません。
- 想定ケースのウェビナー・展示会の率と名刺の枚数、試算の受注率・実施率・架電あたりの商談化・1日の架電数は、計算の仕方を示すための仮の値です。
- Ahrefsが2026年2月に公開した調査:AIによる概要が表示される情報系のキーワードで、検索結果1位のページのクリック率が約58%低いという結果(2023年12月と2025年12月を比べたもの、約30万キーワードが対象)。
- BtoBの架電は特定商取引法の電話勧誘販売の規制の多くが適用除外とされますが、断られた相手への再架電や個人情報の扱いには注意が必要です(一般論であり、個別の判断は専門家に確認してください)。
- 大橋メソッドでは、リスト・架電ログ・断り理由は契約者に帰属するとし、架電はLLMOの概念説明から入らない30秒の流れで行い、初期テストは全体で2〜4週間としています。
参照した資料
数字の目安は一般的な水準を整理したもので、商材・対象・条件によって変わります(2026年11月時点)。
次の一歩
主にする手法を決めかねている場合は、このページ下の相談フォームに、提供しているAIO/LLMO支援の内容と価格帯、今の主な受注経路、手元にある連絡先(過去の問い合わせや名刺)のおおよその件数を書いて送ってください。1営業日以内にメールで返事があり、30分のオンライン相談で今のリスト・トーク・断り理由を整理します。架電を試す場合は、対象業界・期間・報告項目・費用を記した初期テストの提案書が届きます。営業電話はかかってきません。