この記事でわかること
- 架電・紹介・フォーム・セミナー・発信を、回す人・社内の時間・忙しい週に止まるかで比べた表
- お金で回す手法と時間で回す手法を1つずつ組む考え方と、月額25万円の架電外注の商談単価の試算
- 攻めの手法を代表抜きで回す形と、紹介と発信を週2時間以内に収める進め方
- 8週ごとに社内の1時間あたりの商談数で手法を入れ替える判断と、人が増えたときに足す順番
この記事が想定している状況
社員は代表を含めて3〜5名で、営業らしい営業は代表が空いた時間にしている。紹介と問い合わせで回ってきたが、AI検索の広がりとともに問い合わせが減り、架電、フォーム営業、セミナー、記事の発信と手を広げては、続かずにやめることを繰り返している。どれが一番効くかより、この人数で無理なく続けられる組み合わせが知りたい。そうした状況で営業手法を比べている代表を想定しています。
知りたいこと
- LLMO支援の見込み顧客を獲得する営業手法を比べたい
- 少人数でも続けられる手法の組み合わせを知りたい
あわせて判断したいこと
- 手を広げては途中でやめる、という繰り返しを終わらせたい
- 納品が忙しい月にも商談が途切れない形にし、代表の時間を商談と提案に集めたい
読み終えるとできること
読み終えると、営業に使える社内の時間とお金の両方から、無理なく回る手法の組み合わせを選べるようになります。攻めの手法を代表抜きで回す形、紹介と発信を週2時間以内に収める進め方、8週ごとに手法を入れ替える判断の基準まで、自社の数字で決められます。
少人数の手法選びは、効果より先に「誰の時間で回るか」で分ける
少人数の会社が営業手法を比べるとき、つい「どれが一番商談を生むか」で並べがちです。ところが3〜5名の会社で手法が続かない理由は、たいてい効果の小ささではなく、回す人がいなくなることです。架電もセミナーも記事も、始めた月は回っても、納品が詰まった月に代表の手が離れると止まります。比べる順番は、効果より先に「誰の時間で回るか」です。
主な手法を、回す人、社内で要る時間、忙しい週に止まるかどうか、最初の商談までの時間で並べると次のようになります。時間は小規模な会社を想定した目安で、対象や進め方によって変わります。
| 手法 | 回す人 | 社内の時間 | 忙しい週 | 最初の商談まで |
|---|---|---|---|---|
| 架電(外注) | 外部(代表は確認) | 週1時間前後 | 止まりにくい | 2〜3週間 |
| 架電(代表が自分で) | 代表 | 週3〜5時間 | 真っ先に止まる | 2〜3週間 |
| 紹介の依頼 | 代表 | 週30分前後 | 止まっても戻しやすい | 1〜2か月 |
| フォーム・メールの案内 | 社員か外部 | 週1〜2時間 | 止まりにくい | 数週間 |
| セミナー・勉強会 | 代表と社員 | 1回10時間前後 | 準備ごと止まる | 1〜2か月 |
| 記事・FAQの発信 | 社員と代表 | 週2〜3時間 | 後回しになりやすい | 数か月 |
表から読み取れるのは、代表の時間に頼る手法ほど、忙しい週に真っ先に止まることです。少人数の組み合わせには、代表がいなくても進む手法を少なくとも1つ入れます。手法ごとの反応や費用の詳しい比較はLLMO支援会社の見込み客獲得手法7つの比較で扱っているので、ここでは続けられるかどうかの観点に絞ります。
組み合わせを選ぶ前に、代表が営業に使える時間を見積もっておきます。直近4週の予定表を見返し、営業に使えた時間を週ごとに数えたら、平均ではなく最も少なかった週の数字を時間の予算にします。平均で置くと、納品が詰まった週に予算を超え、そこで手法が止まるからです。
手法の数は、2つまでから始める
少人数で3つ以上の手法を同時に始めると、どれも記録が追いつかず、どの手法から商談が来たのかが分からなくなります。最初は2つに絞り、それぞれ8週続けてから足すかどうかを決めるほうが、結果として早く形になります。商談がどの手法から来たかは、商談の一覧に「入口」の列を1つ足すだけで残せます。
組み合わせは「お金で回す手法」と「時間で回す手法」を1つずつ
組み合わせを選ぶときは、営業に使える予算を2つ持っていると考えます。1つは月々のお金、もう1つは社内の時間、特に代表の時間です。外に任せる架電はお金を使う代わりに社内の時間をあまり使わず、紹介の依頼や記事の発信はお金をほとんど使わない代わりに時間を使います。
お金で回す手法を2つ重ねると予算を超え、時間で回す手法を2つ重ねると代表の時間を超えます。少人数の会社に合うのは、お金で回す手法と時間で回す手法を1つずつ組み、両方の予算に収める形です。下の試算では、お金で回す手法として、架電の量を絞った月額25万円の外注(初期費用10万円)を3か月続け、月5件の商談が入る場合の商談1件あたりの費用を示します。
試算
月額25万円で月5件の場合の商談1件あたり費用
3か月の総額は85万円で、商談1件あたりは約5.7万円です。商談単価の一般的な目安と比べると目安(3万〜8万円)の範囲内です。
月額固定では件数が減っても支払いは変わらないため、商談の数が見込みの半分になると、1件あたりの費用は約11.3万円に上がります。件数の見込みは、初期テストの実測値に置き換えて計算し直します。
| 月額 | 25万円 |
|---|---|
| 期間 | 3か月 |
| 初期費用 | 10万円 |
| 月の商談数(見込み) | 5件 |
| 総額 | 85万円 |
| 商談1件あたり | 約5.7万円 |
金額は税抜きの仮の数字です。リスト費や追加の架電費がある場合は総額に加えて計算します。
3か月の総額は85万円、商談1件あたりは約5.7万円で、商談単価の目安(3〜8万円程度)の範囲に収まります。社内で使う時間は、週30分の定例と、商談シートの確認、商談後に結果を戻す作業を合わせて月4時間ほどです。月額固定は件数が減っても支払いが変わらないため、商談が半分の月2.5件なら1件約11.3万円に上がります。月額に移る前に、テストで商談化の割合を確かめておく理由はここにあります。
お金で回す手法には、架電の外注のほかに、フォームの送信やリスト作りの外注もあります。少人数の会社が最初に外へ出すのは、商談の数に最も直結する工程です。LLMO支援なら、相手の事実を伝えて商談の日程まで決める架電がそれにあたり、フォームの送信やリスト作りは架電を補う位置づけで足すと、限られた予算が分散しません。
想定ケース(架空の条件):週5時間・月25万円で組む
代表が営業に使えるのが週5時間(月20時間ほど)、営業の予算が月25万円の会社なら、お金で回す手法に月額25万円の架電外注を置き、社内の時間は月4時間ほどに抑えます。時間で回す手法には紹介の依頼を置き、月1回の報告会で既存顧客に声をかける時間と紹介元への連絡を合わせて月2時間ほど。残る14時間ほどを商談そのものと提案書づくりに充てると、外注から月5件、紹介から月1件前後、合わせて月6件ほどの商談を受けられます。
この組み合わせなら、納品が詰まった月に紹介の依頼が止まっても、外注の架電は進み続けます。反対に、代表が自分で架電する形を選ぶと、商談1件にかかる時間が大きく増えます。その重さは代表1人でも新規顧客を増やす週の時間割で試算しています。
攻めの手法は、代表がいなくても進む形を選ぶ
攻めの手法、つまり自分から相手に接触する手法は、少人数の会社では外に任せられる形を選びます。理由は2つあります。架電やフォームの送信は手順にできる量の仕事で、任せても質を保ちやすいこと。そして攻めの手法は、止めた影響が2〜3か月後の商談の減少として表れるため、代表の都合で止まらない形にしておく意味が大きいことです。
LLMO支援を売る攻めの手法のなかでは、電話が話を前に進めやすい方法です。概念の説明が要る商材は、文面だけでは相手が自分の話だと気づきにくいからです。ただし電話でLLMOを説明すると切られやすいため、相手の事実から入る短い組み立てが前提になります。
大橋メソッドの架電では、相手の社名や主なサービスで事前にAI検索した結果を「今の表示」として伝え、問い合わせが減っている事情に一言触れたら、詳しい話は商談に回す流れを30秒で組んでいます。フォームやメールは電話の代わりというより、電話を補う手法として組み合わせます。下の表のように場面ごとに使い分けを決めておくと、外に任せる範囲も決めやすくなります。
| 場面 | 主に使う手法 | 添える手法 |
|---|---|---|
| 初めて接触する | 架電(相手の事実から30秒で) | なし |
| 電話で資料を求められた | 検索結果の画面と1枚の資料をメールで | 2週間後の再架電 |
| 不在・受付止まりが続く | フォームか手紙で用件だけを伝える | 時間帯を変えて再架電 |
| 「来期なら」と言われた | 再連絡の月を記録する | その月の初めにメール |
攻めの手法を外に任せたあと、代表に残るのは、トークの初稿の確認、週次の報告を読むこと、商談そのもの、商談後に結果を戻すことの4つです。大橋メソッドの週次レポートには接続率・担当者到達率・商談化率・断り理由・次週の変更点が並ぶため、代表は報告を読んで変更点に合意する形で、改善の判断に使う時間を短くできます。フォーム営業やメール営業との違いはテレアポとフォーム営業・メール営業の比較で詳しく比べています。
架電やフォームでの案内は事業者間の取引が中心ですが、相手が個人事業主で事業としての取引かがあいまいな場合、断られた相手への再連絡、リストに含まれる個人情報の取得や利用目的・第三者提供には注意が要ります。判断に迷う点は専門家に確認してください。
時間で回す手法は、紹介と発信を週2時間以内に収める
時間で回す手法は、代表の時間を週2時間以内に収められるものに絞ります。少人数の会社で現実的なのは、既存顧客や取引先からの紹介の依頼と、記事やFAQによる発信の2つです。セミナーは準備に1回10時間前後かかることが多く、代表の時間を一度に大きく使うため、商談が安定してから足すほうが続きます。
紹介は、成果が見えた場面で、狭く頼む
紹介の依頼は、頼む場面と頼み方で結果が変わります。頼む場面は、月次の報告会で相手が改善を実感したときです。頼み方は「どなたか紹介してください」ではなく、「同じ地域で、同じように問い合わせが減っている同業の方を1社」のように狭くします。相手が思い浮かべやすいほど、紹介は起きやすくなります。Web制作会社など近い業種の会社と組む方法は小規模なAIO会社のパートナー戦略で扱っています。
紹介を代表の気分に頼らないためには、月次の報告書のひな形の最後に「同じ悩みをお持ちの方がいれば」という1行を入れておき、報告会でその行を読むことを決まりにします。紹介で入った商談は、商談の一覧の入口の列に紹介元の名前まで書いておくと、後でお礼と結果の報告を忘れずに済みます。
発信は、断り理由を題材にして週2時間で書く
記事やFAQの発信は、すぐに商談を生む手法ではありません。調べものの入口がAIの回答に移り、AIによる概要が表示される情報系の検索では、1位のページでもクリック率が約58%低いという調査(Ahrefs、2026年2月公開)もあるため、発信だけで問い合わせを取り戻すのは難しくなっています。
AI検索対策を売る会社が、自分たちの集客でAI検索の影響に困っている。珍しい話ではありません。
大橋メソッド代表(代表インタビューより)
それでも発信を組み合わせる意味は2つあります。架電で「資料がほしい」と言われた相手に送れる材料になること、そして自社の発信がAIの回答にどう扱われるかが、そのまま自社の支援の見本になることです。題材は、架電で集まった断り理由と、商談で聞かれた質問から選べば、調べものの時間をかけずに週2時間ほどで1本を書けます。
8週ごとに、社内の1時間あたりの商談数で入れ替える
組み合わせは、始めたら終わりではありません。8週たったら、手法ごとに商談の数と、そのために社内で使った時間を並べ、社内の1時間あたりの商談数を出します。少人数の会社にとっての効率は、お金あたりより時間あたりで見るほうが実態に近いからです。お金で回す手法は、あわせて商談1件あたりの費用も見ます。
| 手法 | 8週の商談 | 社内の時間 | 1時間あたり | 判断 |
|---|---|---|---|---|
| 架電(外注) | 10件 | 8時間 | 1.25件 | 続ける |
| 紹介の依頼 | 2件 | 4時間 | 0.5件 | 続ける |
| 記事・FAQの発信 | 0件 | 16時間 | 0件 | 題材を変えて続ける |
| 代表の自力架電 | 1件 | 12時間 | 約0.08件 | やめて外注に寄せる |
発信のように効くまでに時間がかかる手法は、8週の商談数だけで切らないようにします。代わりに、架電の後に送った記事が商談につながったか、AIの回答に自社の記事が引かれ始めたかといった、途中の手応えを1つ決めて見ます。反対に、代表の自力架電のように時間あたりの商談がほかより一桁少ない手法は、外に任せる手法へ寄せる候補です。
入れ替えるときは、1回の振り返りで変えるのを1つの手法だけにします。2つ同時に変えると、次の8週で数字が動いたときに、どちらの影響かが分かりません。問い合わせなどの待つ営業と攻める営業の配分を、受注目標から逆算して決める方法はインバウンドとアウトバウンドの使い分けで扱っています。
想定ケース(架空の条件):発信の題材だけを入れ替えた次の8週
最初の8週は、用語を解説する記事を4本書いたものの、商談につながった記事はなかったとします。次の8週は手法を増やさず、題材だけを変えます。架電で多かった断り理由「うちの業種には関係ない」に答える形で、業種ごとにAI検索での表示の例を示す記事を4本書き、電話で資料を求めた相手に送るようにします。途中の手応えとして「記事を送った相手のうち商談に進んだ数」を決めておけば、商談数がまだ少なくても、題材の変更が効いたかを判断できます。
社内の時間は、商談そのものの時間を除き、その手法を回すために使った時間で数えます。商談の時間はどの手法でもかかるため、含めると手法どうしの差が見えにくくなります。
人が増えたら、手法を足す順番を決めておく
社員が増えたときや、商談が安定して入るようになったときに手法を足す順番も、先に決めておくと迷いません。少人数の会社の多くに合う順番は、次のとおりです。
お金と時間で1つずつ
外に任せる架電と紹介の依頼から始め、8週続けて商談数と社内の時間を記録します。
攻めの対象を広げる
架電で反応の良かった業種が見えたら、同じ切り口のまま、隣の業種か地域を足します。
発信を足す
断り理由と商談で聞かれた質問がたまったら、それを題材に記事とFAQを週2時間で書き始めます。
セミナーを足す
月の商談が安定し、社員が準備を受け持てるようになったら、既存顧客と検討中の相手を招く小さな勉強会を開きます。
一部を社内に戻す
商談を受けられる社員が育ったら、架電の一部を社内に移すか、採用を考えます。
手法を1つ足すときは、やめる手法も1つ検討します。架電で反応の良かった業種を次の仮説にして対象を広げるなら、反応の薄かった業種への架電は減らし、社内の時間と予算の合計を変えないようにします。足すだけを続けると、少人数の会社ではいずれ時間の予算を超えます。
足すときの合図は、人数より数字で決めます。たとえば、今の組み合わせで月の商談数が3か月続けて目標に届き、代表の営業時間が週5時間に収まっているなら、次の手法を足す余裕があります。届いていないうちに手法を足すと、記録と振り返りが追いつかず、どれも中途半端になります。
最後の段階で架電の一部を社内に戻すときに効いてくるのが、外に任せていた間の記録です。大橋メソッドでは、リスト・架電ログ・断り理由が契約者の側に帰属するので、社内の担当者は、どの業種にどの切り口が効いたかを知った状態から架電を始められます。手法を足す順番も、この記録を土台に決めると、少人数のまま無理なく広げられます。
手順のまとめ:少人数で回せる営業手法を組み合わせる手順
- 2つの予算を書き出す:営業に使える月の予算と、代表が営業に使える週の時間を書きます。
- 手法を回す人で分ける:候補の手法ごとに、回す人・社内の時間・忙しい週に止まるかを書きます。
- 1つずつ選ぶ:お金で回す手法と時間で回す手法を1つずつ選び、両方の予算に収めます。
- 8週続けて記録する:手法ごとの商談数と、手法を回すために社内で使った時間を記録します。
- 時間あたりで入れ替える:社内の1時間あたりの商談数で比べ、1回に1つの手法だけを入れ替えます。
よくある失敗と対策
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 効果の大きさだけで手法を選び、代表の時間に頼る手法を重ねてしまう | 回す人と社内の時間で手法を分け、代表がいなくても進む手法を少なくとも1つ入れる |
| 3つ以上の手法を同時に始め、どの手法から商談が来たのか分からなくなる | お金で回す手法と時間で回す手法を1つずつに絞り、商談の一覧に入口の列を足して8週続ける |
| 記事やFAQの発信を、8週の商談数だけで打ち切る | 架電の後に送った記事が商談につながったかなど、途中の手応えを1つ決めて見る |
| 振り返りのたびに複数の手法を入れ替え、何が効いたのか分からなくなる | 1回の振り返りで変える手法を1つに限り、次の8週で効果を確かめる |
チェックリスト
- 営業に使える月の予算と、代表の週の時間を書き出した
- 使っている手法ごとに、回す人と社内の時間を書き出した
- 代表がいなくても進む手法を、少なくとも1つ入れた
- お金で回す手法と時間で回す手法を、1つずつ選んだ
- 紹介を頼む場面と、頼むときの言い方を決めた
- 発信の題材を、断り理由と商談で聞かれた質問から選ぶことにした
- 8週ごとに、手法ごとの社内の1時間あたりの商談数を出すことにした
よくある質問
LLMO支援の見込み顧客を獲得する営業手法を、少人数の会社向けに比べるとどうなりますか?
続けやすさで見ると、外に任せる架電は社内の時間が週1時間前後で忙しい週にも止まりにくく、紹介の依頼は週30分前後で済みます。代表が自分でする架電やセミナーは代表の時間を多く使い、納品が詰まると止まりやすい手法です。記事やFAQの発信は商談までに数か月かかるため、ほかの手法と組み合わせて使います。
少人数の会社は、営業手法をいくつ組み合わせればよいですか?
最初は2つまでが目安です。お金で回す手法(外に任せる架電など)と、時間で回す手法(紹介の依頼や発信)を1つずつ組むと、予算と代表の時間の両方に収まりやすくなります。それぞれ8週続けて商談の数と社内の時間を確かめてから、足すかどうかを決めます。
代表1人が営業している会社でも、セミナーは続けられますか?
1回の準備に10時間前後かかることが多く、代表1人で毎月開くと、納品の忙しい月に止まりやすくなります。商談が安定して入り、社員が準備を受け持てるようになってから、既存顧客と検討中の相手を招く小さな会から始めると続けやすくなります。
営業手法の組み合わせは、何を基準に見直せばよいですか?
8週ごとに、手法ごとの商談数を、そのために社内で使った時間で割った「社内の1時間あたりの商談数」で比べます。お金で回す手法は商談1件あたりの費用もあわせて見ます。効くまでに時間がかかる発信は、架電の後に送った記事が商談につながったかなど、途中の手応えで判断します。
紹介をお願いするとき、既存顧客にはどう切り出せばよいですか?
月次の報告会など、相手が改善を実感している場面で切り出します。「どなたか」ではなく「同じ地域で、問い合わせの減少に困っている同業の方を1社」のように狭く頼むと、相手が思い浮かべやすくなります。紹介を受けた後は、商談の結果を紹介元に短く伝えておくと、次の紹介にもつながります。
外に任せる営業と自社で回す営業は、どう分ければよいですか?
手順にでき、かけた量に比例して結果が増える仕事(リスト作り・架電・フォームの送信・日程調整)は外に、1件ごとに中身が変わる仕事(商談・提案・紹介の依頼・自社の経験を踏まえた発信)は自社に残すのが基本です。外に出した仕事も、断り理由と商談の結果は自社の表に残します。
この記事の前提と根拠
- 手法ごとの社内の時間・最初の商談までの時間・8週の振り返りの数字は、小規模な会社を想定した目安と架空の条件です。
- 試算の月額25万円・初期費用10万円・月5件は仮の数字です。商談単価の目安(3〜8万円程度)と月額固定型の目安(専任1名相当で月30万〜60万円程度)は、BtoBで一般的な水準です。
- Googleの「AIによる概要」は2024年8月に日本で始まり、「AIモード」は2025年9月に日本語で使えるようになりました。検索結果1位のクリック率が約58%低いという数字は、Ahrefsの調査(2026年2月公開、2023年12月と2025年12月を約30万キーワードで比較)によるものです。
- 大橋メソッドの架電の組み立て、週次レポートの項目、データの帰属は、大橋メソッドが示している内容に基づきます。
参照した資料
- Ahrefs「Update: AI Overviews Reduce Clicks by 58%」(2026年2月4日)
- Google 日本版ブログ「AI による概要」
- Google 日本版ブログ「AI モード」日本語版の提供開始(2025年9月9日)
数字の目安は一般的な水準を整理したもので、商材・対象・条件によって変わります(2026年11月時点)。
次の一歩
今の手法の組み合わせを見直したい場合は、このページ下の相談フォームに、提供しているAIO/LLMO支援の価格帯、今使っている営業手法と代表が営業に使える週の時間、月に何件の商談があれば目標に届くかを書いて送ってください。1営業日以内にメールで連絡があり、30分のオンライン無料相談で、今のリスト・トーク・断り理由を整理しながら、外に任せる範囲を確かめられます。