この記事でわかること
- 「対象がずれる」「つながらない」「受付で止まる」「話を聞いてもらえない」「量が足りない」の5つの止まり方と、それぞれに合う相談先
- どの相談先も自分の扱う工程から原因を見立てやすいこと、その偏りを工程別の数字で防ぐ方法
- 各工程を目安の下限の率で置くと、450件の架電で商談の日程確定が約1.4件しか残らないこと、原因の切り分けに必要な件数
- 「AIO/LLMO専門」の中身を確かめる4つの観点と、初回の相談に持っていく材料
この記事が想定している状況
SEOやWeb制作から広げたAIO/LLMO支援を、これまでは紹介と問い合わせで売ってきた。問い合わせが減ったため代表と営業担当で電話をかけ始めたものの、数百件かけてもアポはほとんど取れていない。リストが悪いのか、話し方が悪いのか、そもそも架電の量が足りないのかが分からず、営業代行に任せるか、営業コンサルに見てもらうか、リストを買い直すかで迷っている。東京の会社に頼まないと難しいのかも気になる。そうした状況にある支援会社の代表や営業責任者を想定しています。
知りたいこと
- アポ不足を相談できる会社やサービスの種類と違いを知りたい
- 営業代行・営業コンサル・リスト業者のどこに頼むべきか決めたい
- AIO/LLMO支援会社の営業を専門に支援する相談先を見つけたい
あわせて判断したいこと
- 相談先を選ぶ前に、自社のアポ不足がどの工程の問題なのかを切り分けたい
- 相談した相手の見立てが、その相手の売りたいサービスに偏っていないかを確かめたい
- 費用をかけたのに原因が分からないまま終わる事態を避けたい
読み終えるとできること
読み終えると、自社の架電の記録から件数が最も大きく減っている工程を1つに絞り、その工程に合う相談先の種類を選べるようになります。記録が足りない場合に誰から相談すべきか、相談先の見立てを数字で確かめる方法、初回の相談に持っていく材料も決められます。
アポ不足は5つの止まり方に分かれ、合う相談先も変わる
「アポが取れない」という悩みは同じでも、件数が減っている場所は会社ごとに違います。架電から商談までは、対象を選ぶ、電話がつながる、受付を越えて担当者に届く、話を聞いてもらう、商談を約束する、という順に進みます。どこで大きく減っているかによって、直すべきものも、相談すべき相手も変わります。
| 止まり方 | 数字のサイン | 合う相談先 | 相談で直すもの |
|---|---|---|---|
| 対象がずれる | 「うちには関係ない」の断りが目立つ | ターゲット設計ができる相談先、調査型のリスト業者 | 業種・規模・地域の条件 |
| 電話がつながらない | 接続率が30%を下回る | リスト業者(番号の鮮度)、自社での時間帯の変更 | 電話番号の精度と架電の時間帯 |
| 受付で止まる | 担当者到達率が25%を下回る | トークを直せる営業コンサル・営業代行 | 名乗りと用件の一言 |
| 話を聞いてもらえない | 会話率50%未満、商談化率8%未満 | 業界に合う切り口を作れる営業コンサル・営業代行 | 冒頭30秒の構成と切り口 |
| 量が足りない | 率は目安内だが、月の架電が数百件未満 | 営業代行(架電の量を担う) | 架電を担う人と時間 |
表の基準は、接続率30〜45%(接続数÷架電数)、担当者到達率25〜40%(担当者と話せた数÷接続数)、会話率50〜70%(会話が成立した数÷担当者と話せた数)、商談化率8〜15%(商談承諾÷会話)という一般的な目安の下限です。自社の数字が下限を最も大きく割っている工程が、最初の相談テーマになります。
見落とされやすいのが「量が足りない」です。率はどれも目安の範囲に入っているのに、代表が納品の合間に週40件ほどしかかけられず、月の商談が1〜2件にとどまる会社は珍しくありません。この場合はリストもトークも直す必要が薄く、架電を担う人を外から確保するのが近道です。反対に、率が低いまま量だけを外に頼むと、同じ止まり方を大きな規模で繰り返すことになります。
リストが原因と分かった後の直し方はリストが原因でアポが取れない時の直し方、話を聞いてもらえない場合のトークの直し方はLLMOのトークが通じない原因と直し方で扱っています。
問い合わせが減ってから架電を始めた会社ほど、切り分けを飛ばしやすい
2024年8月にGoogleの「AIによる概要」が日本でも始まり、2025年9月には「AIモード」が日本語で使えるようになりました。検索経由の問い合わせが目に見えて減ってから慌てて架電を始めると、記録をつけないまま数百件をかけ、「電話営業はうちには合わない」と結論を出してしまいがちです。
AI検索対策を売る会社が、自分たちの集客でAI検索の影響に困っている。珍しい話ではありません。
大橋メソッド代表(代表インタビューより)
相談先を探す前に、直近の架電を工程ごとに数え直すだけで、候補は3種類から1〜2種類に絞れます。数え直しに使う項目は、架電数・接続数・担当者到達数・会話数・商談数の5つで足ります。
相談先は、自分の扱う工程から原因を見立てやすい
相談先を選ぶ前に知っておきたいのは、どの相談先も自分が扱う工程を入り口に原因を見立てやすい、という点です。リスト業者に相談すればリストの条件の話になり、営業コンサルに相談すればトークや設計の話になり、営業代行に相談すれば架電の量と体制の話になりやすい。悪意ではなく、それぞれが普段見ている範囲の違いです。
| 相談先 | 主に引き受ける工程 | 見立てが寄りやすい原因 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|
| リスト業者 | 条件に合う企業の抽出・調査 | 対象の条件、データの鮮度 | データベース型1件数円〜数十円、調査型1件50〜300円程度 |
| 営業コンサル | ターゲットとトークの設計、社内の型づくり | 切り口、話し方、営業の手順 | 範囲と期間で個別に決まることが多い |
| 営業代行(テレアポ代行) | 架電、商談設定、報告 | 架電の量、担う人の不足 | 月額固定で月30万〜60万円程度、アポ単価1件1.5万〜5万円程度 |
偏りを防ぐ方法は、相談の前に工程別の数字をそろえ、見立ての根拠をその数字で説明してもらうことです。「接続率は38%で目安の範囲内、担当者到達率が16%で下限を大きく割っているので、受付での一言から直す」のように、数字と結びついた見立てが返ってくる相談先は、売りたいサービスより原因を見ています。
5つの工程に当てはめると、相談先の組み合わせによっては空白ができることも分かります。リスト業者はリストを納めますが、そのリストで電話がつながったか、担当者に届いたかまでは確かめません。営業コンサルは設計を担いますが、架電を依頼側が行う場合、設計どおりに話せたかの記録が残りにくくなります。営業代行は架電を担いますが、報告が件数だけだと、なぜ取れなかったかが依頼側に戻りません。
選ぶ基準は、どの相談先が優れているかではなく、自社に欠けている工程と相談先の守備範囲が重なるかどうかです。社内に架電できる人が2名いて受付で止まっているだけなら、架電ごと外に出すより、トークの相談だけで足りる場合もあります。
相談先を組み合わせるなら、記録の置き場所を1つに決める
リスト業者と営業代行、営業コンサルと自社の架電のように相談先を組み合わせる場合は、架電の記録をどこに集めるかを最初に決めます。記録が相談先ごとに散らばると、工程別の数字を同じ期間でそろえられず、どの相談先の担当範囲で件数が減ったのかを後から確かめられません。共有シート1枚に、架電数から商談数までと断り理由を全員が書き込む形にしておくと、相談先を入れ替えても記録が途切れません。
費用の目安は2026年11月時点の一般的な水準で、対象・地域・成果の条件で変わります。営業コンサルは契約の範囲と期間による幅が大きいため、見積で範囲を確かめてください。
記録が足りないなら、架電で原因を切り分けられる相手を先に
架電の記録がほとんど残っておらず、どの工程で減っているか分からない場合は、相談先の種類を決める前に、切り分けのためのデータを取るのが先です。そのため最初の相手には、自ら架電し、工程ごとの件数と断り理由をそのまま返せる相談先が向いています。リスト業者か営業コンサルかの判断は、そのデータを見てからでも遅くありません。
下の試算では、接続率30%・担当者到達率25%・会話率50%・商談化率8%という目安の下限の率で450件をかけた場合に、各工程に何件残るかを示します。商談実施率80%・受注率15%も下限で置いています。自社の数字をこの表の横に並べ、下限を最も大きく割っている工程を探してください。
試算
架電450件から受注までの件数の見込み
架電450件に対して、接続は135件、担当者と話せるのは約34件、商談の日程確定は約1.4件、実施は約1.1件、受注の見込みは約0.2件です。
架電全体から見た商談化は0.3%で、説明が必要なBtoB商材の目安(0.5〜1.5%)より低い水準です。接続率・担当者到達率・商談化率のうち、目安から最も離れている率を先に見直します。同じ率のままなら、受注1件あたり約2,778件の架電が必要です。
| 工程 | 率(目安との比較に使う) | 件数 |
|---|---|---|
| 架電 | — | 450件 |
| 接続 | 接続率(30%) | 135件 |
| 担当者と会話 | 担当者到達率(25%) | 約34件 |
| 話を聞いてもらえた | 会話率(50%) | 約17件 |
| 商談の日程確定 | 商談化率(8%) | 約1.4件 |
| 商談の実施 | 商談実施率(80%) | 約1.1件 |
| 受注 | 受注率(15%) | 約0.2件 |
件数は各工程の率を順に掛けた見込みです。会話30件以上のデータがそろうまでは、率の小さな差で結論を出さないようにします。
下限どおりの率でも、450件の架電で残る商談の日程確定は約1.4件、実施は約1.1件です。各工程の下限を掛け合わせた架電全体の商談化は0.3%で、全体の目安0.5〜1.5%の下限をさらに下回ります。どの工程も下限ぎりぎりという状態なら、数百件で0件という結果は起こりえます。0件はどこかの工程が弱いサインではありますが、それだけで電話営業が合わないとは言い切れません。会話も約17件しか残らないため、商談化率の良し悪しを判断するには件数が足りないことも分かります。
判断に使う量の目安は、1つの対象・1つのトークあたり架電300〜500件程度、会話30件以上です。会話が十数件の段階では、商談が1件増えるだけで商談化率が6ポイントほど動き、偶然と原因を区別できません。
想定ケース(架空の条件):2週間で420件かけて商談0件だった場合
代表と営業担当の2名で、従業員30〜150名の人材紹介会社に2週間で420件かけたとします。接続は160件で、接続率は約38%と目安の範囲内でした。担当者と話せたのは26件で、担当者到達率は約16%と下限の25%を大きく割っています。会話が成立したのは15件、商談は0件です。止まっているのは受付なので、リストを買い直しても、つながった先で同じように止まります。合う相談先は、名乗りと用件の一言を直して架電で確かめられる相手です。会話15件では商談化率を判断できないため、切り口の見直しは、受付を越えた会話が30件を超えてから行います。
工程ごとの記録のつけ方と、2週間のデータから原因を絞る分析の手順はアポが取れない原因を2週間で特定する方法で詳しく扱っています。
「AIO/LLMO専門」の中身は、電話の冒頭と断りの想定に表れる
「AIO/LLMO支援会社を専門に支援する営業代行」を探すと、業界名を掲げた相談先がいくつか見つかります。名前に業界が入っているかどうかより、相手企業に何を言い、どこで断られると考えているかを具体的に話せるかどうかで、専門性の中身を確かめます。
LLMO(大規模言語モデルに自社の情報を正しく扱ってもらうための施策)は、相手にとってまだ聞き慣れない言葉です。電話口で概念から説明を始めると、受付や担当者に「よく分からない営業」と判断された時点で切られます。アポ不足の原因が「話を聞いてもらえない」にある会社ほど、この設計の差が数字に直結します。
| 観点 | 中身がある相談先 | 名前だけの相談先 |
|---|---|---|
| 狙う企業の仮説 | 業種・規模・地域と、AI検索対策に予算を組む理由が文章になっている | 「中小企業全般」「Webに関心がある会社」 |
| 電話の冒頭 | 相手の社名でAI検索した結果を事実として伝える | AIOやLLMOの定義から話し始める |
| 想定する断り | 「SEO会社と契約している」など業界特有の断りを事前に挙げる | 断り方は架電してから考える |
| 架電前の下調べ | 相手のAI検索での表示を確かめる手間が工程にある | リストを上から順にかける |
4つの観点は、初回の相談で提案の考え方を聞けばおおむね判断できます。契約前に投げかけたい質問の一覧はアポ不足を解決できる代行会社の見分け方にまとめています。
大橋メソッドの進め方では、架電の冒頭で、相手の社名や主力サービスで事前にAI検索した結果を「今はこう表示されています」と伝え、検索からの問い合わせが減っている背景を一言添え、詳しい内容は商談で話す流れを30秒で行うとしています。トークの初稿は架電の前に依頼側が確認します。
専門性があっても、提供している範囲は相談先ごとに異なります。商談の代行やクロージングまで任せたい場合は、その工程を今提供しているのか、これから整える工程なのかを確かめてください。大橋メソッドの場合、提供中なのはターゲット選定から商談設定までのテレアポ代行と結果分析・改善で、商談代行・クロージング支援は提供体制が整った段階で追加する工程として、対応範囲に応じて個別に見積もるとしています。
所在地より、狙う地域の時間帯で架電できるかを見る
BtoBの架電と報告は、電話と共有シート、オンライン会議で完結します。東京の相談先かどうかより、狙う地域の企業を調べられるか、その地域の営業時間や繁忙期を架電の計画に入れられるかが接続率を左右します。たとえば地方の人材紹介会社を狙うなら、求職者との面談が集中しやすい時間帯を避けて架電を組めるかどうかで、つながる件数が変わります。大橋メソッドも全国47都道府県にオンラインで対応し、架電・報告・打ち合わせをすべてオンラインで行うとしています。
初回の相談を「見立て」で終わらせない持ち物と進め方
初回の相談で原因の見立てまで進むかどうかは、持っていく材料でほぼ決まります。相談先に「まず状況を教えてください」と聞かれてから記憶で答えると、返ってくる見立ても一般論になります。次の順で準備し、相談の場では数字を先に見せます。
直近の架電を工程ごとに数える
架電数・接続数・担当者到達数・会話数・商談数を、期間と対象をそろえて書き出します。記録がなければ、相談の前の1週間だけでも記録をつけてから臨みます。
断り理由を言われた言葉のまま拾う
「間に合っている」「担当がいない」「今は予算がない」など、言われた言葉を分類せずに10件ほど書き出します。分類は相談先と一緒に行うと、相手の見立ての力も分かります。
商材と目標を1枚にまとめる
提供しているAIO/LLMO支援の内容と価格帯、今の主な受注経路、月に何件の商談があれば目標に届くか、過去に試した営業とうまくいかなかった理由を書きます。
見立てとその根拠を聞く
数字を見せたうえで、相談先がどの工程を原因と考えるか、根拠はどの数字かを聞きます。根拠が数字で返ってくるかどうかが、相談先を選ぶ材料になります。
小さく確かめる提案を受け取る
見立てが当たっているかは、架電で確かめるまで分かりません。対象・期間・報告項目・費用が書かれた小規模テストの提案を受け取り、複数の相談先で比べてから決めます。
相談先を2〜3か所回る場合も、渡す材料は同じにしておくと、見立ての違いがそのまま比較の材料になります。同じ数字を見て、ある相談先は受付を、別の相談先はリストを原因に挙げたなら、その理由の説明がどれだけ数字に沿っているかで選べます。
相談したあとに確かめたいのは、提案に「何を変えれば、どの数字がどれだけ動く想定か」が書かれているかです。たとえば「受付での名乗りを変え、担当者到達率を16%から25%以上に戻すことを2週間で確かめる」のように、変える点と測る数字と期間がそろった提案は、結果が出なかったときにも次の一手を決められます。
架電で集めた企業の担当者名や連絡先は、個人情報として扱う必要があります。相談先に渡す前に、取得の経緯と利用目的、第三者に渡してよい範囲を確かめ、判断に迷う場合は専門家に確認してください。
手順のまとめ:アポ不足の相談先を原因から決める
- 工程ごとに数える:直近の架電数・接続数・担当者到達数・会話数・商談数を、同じ期間と対象で書き出します。
- 目安の下限と比べる:接続率30%、担当者到達率25%、会話率50%、商談化率8%を下限の目安に、最も大きく下回る工程を1つ選びます。
- 工程に合う相談先を選ぶ:対象・接続ならリスト業者、受付・切り口ならトークを直せる相談先、量なら営業代行を候補にします。
- 原因が不明なら架電で切り分ける:記録が足りない場合は、工程別の数字と断り理由を返せる相手に、1パターン300〜500件の小規模な架電を頼みます。
- 見立てと提案を比べる:相談先ごとに原因の見立てと根拠、小規模テストの対象・期間・報告項目・費用を受け取り、比べて決めます。
よくある失敗と対策
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 原因を確かめないまま、リストを買い替える | 接続率と担当者到達率を先に数え、接続で止まっている場合だけリストの条件や電話番号の鮮度を見直す |
| 業界名を掲げているかどうかだけで相談先を選ぶ | 狙う企業の仮説、電話の冒頭、想定する断り、架電前の下調べの4点を初回の相談で聞いて比べる |
| 会話が十数件の段階で、切り口が悪いと決めてトークの外注を始める | 1つの対象・1つのトークで会話30件以上たまるまで記録を続け、率がぶれなくなってから判断する |
| 相談先の見立てを、根拠を聞かずにそのまま受け入れる | 同じ数字を複数の相談先に渡し、どの数字を根拠にどの工程を原因と見たかを説明してもらって比べる |
チェックリスト
- 直近の架電数・接続数・担当者到達数・会話数・商談数を同じ期間で数えた
- 目安の下限を最も大きく割っている工程を1つに決めた
- 断り理由を言われた言葉のまま10件ほど書き出した
- 相談先の種類ごとに、引き受けない工程を確認した
- 記録が足りない場合に、工程別の数字を返せる相談先を候補に入れた
- 提供しているAIO/LLMO支援の内容・価格帯・必要な商談数を1枚にまとめた
- 狙う地域の営業時間を架電の計画に入れられるかを相談先に確かめた
よくある質問
アポが取れないLLMO支援会社は、最初にどこへ相談するのがよいですか?
止まっている工程で決めます。接続率が低ければリスト業者、担当者到達率や商談化率が低ければトークを直せる営業コンサルか営業代行、率は目安どおりで量が足りなければ営業代行です。工程が分からない場合は、実際に架電して工程別の数字と断り理由を返せる相手から始めると、相談先の選び直しを避けられます。
営業代行と営業コンサルとリスト業者は、どう使い分ければよいですか?
リスト業者は企業の抽出と調査、営業コンサルはターゲットやトークの設計、営業代行は架電と商談設定を主に担います。どれが優れているかではなく、自社に欠けている工程と守備範囲が重なるかで選びます。社内に架電する人がいて受付で止まっているだけなら、トークの相談だけで足りることもあります。
アポ不足の相談に行く前に、手元に用意しておくとよい情報は何ですか?
直近の架電数・接続数・担当者到達数・会話数・商談数、言われた断り理由をそのまま書き出したもの、提供しているAIO/LLMO支援の内容と価格帯、月に何件の商談があれば目標に届くかの4つです。記録がなければ1週間だけでも記録してから相談すると、初回で原因の見立てまで話が進みます。
東京にある営業代行会社のほうが、アポは取りやすいのですか?
所在地そのものより、狙う地域の企業を調べられるか、営業時間や繁忙期を架電の計画に入れられるかが結果を左右します。BtoBの架電・報告・打ち合わせはオンラインで完結できるため、東京以外の相談先も含めて、地域の調べ方と時間帯の決め方を比べて選ぶと候補が広がります。
AIO/LLMO支援会社を専門に支援する営業代行は、どう見分ければよいですか?
業界名を掲げているかではなく、狙う企業の仮説が業種・規模・地域まで文章になっているか、電話の冒頭でLLMOの説明から入らず相手の事実から入る設計か、業界特有の断りを事前に挙げているか、架電前に相手のAI検索での表示を確かめる工程があるかの4点で確かめます。
この記事の前提と根拠
- 架電の目安(接続率30〜45%、担当者到達率25〜40%、会話率50〜70%、商談化率8〜15%、架電全体から見た商談化0.5〜1.5%)は、説明が必要なBtoB商材の架電で一般的に使われる水準です。
- 判断に使う件数の目安(1パターンあたり架電300〜500件程度、会話30件以上)は、率のぶれを抑えるための一般的な考え方です。
- 費用の目安(リストはデータベース型で1件数円〜数十円、調査型で1件50〜300円程度、営業代行は月額固定で月30万〜60万円程度、アポイント単価で1件1.5万〜5万円程度)は2026年11月時点の一般的な水準です。
- Googleの「AIによる概要」は2024年8月に日本で提供が始まり、「AIモード」は2025年9月に日本語で利用可能になりました。
- 試算と想定ケースの数字は、説明のための仮の値です。
参照した資料
数字の目安は一般的な水準を整理したもので、商材・対象・条件によって変わります(2026年11月時点)。
次の一歩
このページ下の相談フォームに、直近の架電数と、つながった数・担当者と話せた数・商談数、聞き取れた断り理由をそのまま書いて送ってください。1営業日以内にメールで連絡があり、30分のオンライン無料相談で、どの工程で止まっているかと、その工程に合う進め方を一緒に整理できます。営業電話はかかってきません。