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2026年11月版

トーク設計やスクリプト作成の費用の考え方

単独で頼むか架電込みで頼むか、修正の回数をどう決めるか

この記事でわかること

  • トーク設計を単独で頼む場合と架電込みで頼む場合の、払う対象・費用の形・改善の材料の違い
  • 単独の作成費に、試す架電・集計・修正を足した総額の出し方(作成費は総額の2割ほどという試算)
  • 月の架電量から会話数を出し、トークの部品ごとに改善できる回数の上限を決める考え方
  • 修正を文言・部品・切り口の3段階に分けて契約に書く方法と、LLMOを売る30秒のトークと提案の骨組み

この記事が想定している状況

AIO/LLMO支援を売るトークがまだ固まっていない。架電はできれば社内で続けたいので、トーク(スクリプト)の作成だけを外部に頼めないかと考えている。一方で営業代行の見積には「トーク設計込み」「改善は月◯回まで」とあり、どちらが安いのか、改善の回数が多いほど得なのかが判断できない。LLMOという言葉を知らない相手に、電話で何から話せばよいのかも決めきれていない。そうした状況で、トーク設計にかかる費用と頼み方を比べたい方を想定しています。

知りたいこと

  • トークやスクリプトの作成だけを頼んだ場合の費用の考え方を知りたい
  • 架電込みで頼む場合と比べて、どちらが割に合うかを知りたい
  • LLMO支援を売るためのトークと提案の組み立て方を知りたい

あわせて判断したいこと

  • 改善の回数を契約でどう決めれば、払った分の改善を受けられるかを知りたい
  • 作ってもらったトークが、使われないまま古くなるのを避けたい

読み終えるとできること

読み終えると、単独発注と架電込みの見積を、試す架電や社内の時間まで含めた総額で比べられます。月の架電量から改善できる回数の上限を出し、修正を3段階に分けて契約の文言にできます。LLMOを売る30秒のトークと商談での提案の骨組みも、費用をかける部品を見極めて組めるようになります。

単独で頼むと「台本」に、架電込みで頼むと「確かめた版」に払う

トーク設計の費用を考えるとき、最初に分けたいのは、何に対してお金を払うかです。トークの作成だけを単独で頼むと、払う対象は台本と想定問答という文書です。架電込みで頼むと、架電の中で使われ、会話の記録をもとに直されていく版に払うことになります。同じ「トーク設計」という言葉でも、受け取るものが違います。

比べる点単独で頼む架電込みで頼む
払う対象台本・想定問答などの文書架電で使い、記録で直していく版
費用の形作成費+決まった回数の修正初期費用や月額・単価の中に含まれることが多い
改善の材料自社で架電した記録外注先の架電の記録と断り理由
社内に残る作業架電・記録・集計・修正の依頼版の承認と商談結果の共有
向く場面社内に架電する人と時間がある架電の体制がなく、型もまだ仮説
表1:トーク設計を単独で頼む場合と、架電込みで頼む場合の違い

単独の作成を請け負うのは、営業研修やコンサルティングの会社、台本づくりを手がける個人などです。見積は作業時間に時間単価を掛けて出されることが多く、初稿の本数と、納品後に何回まで直すかで金額が変わります。架電込みの場合は、トークの作業が初期費用や月額の中に分かれて入っていることが多く、その内訳の読み方はトーク設計・改善を外注する費用の目安で整理しています。

単独で頼むときに抜けやすいのが、トークを書いた人と架電する人が別になる点です。最初の事実をなぜその順で伝えるのかといった台本の意図が架電担当に伝わらないと、言い回しだけを追って会話がぎこちなくなります。単独発注では、納品時に読み合わせの時間を取るかどうかも見積の段階で確かめます。

単独発注は、修正の期限を試す期間に合わせる

単独のトーク作成には、「納品後2週間以内・2回まで」のように修正の期限が付いていることがあります。ところが、版ごとに会話30件を集めるには、社内の架電でも数週間かかります。期限が試す期間より短いと、直したい点が見えた頃には有料の修正になります。見積の段階で、修正の期限を、社内の架電が会話30件に届く見込みの日より後に置けるかを確かめておきます。

単独の費用は、作成費より「試す架電」のほうが大きい

単独発注の見積には作成費しか書かれないため、安く見えがちです。けれどもトークは、架電して記録を取り、版ごとに率を比べて初めて良し悪しが分かります。その架電と集計を社内で担うなら、そこに使う時間も費用です。比べるときは、作成費・試す架電・集計・修正の4つを足した総額で見ます。

想定ケース(架空の条件):作成費8万円のトークを、社内で1,000件試す

初稿2本と想定問答を作成費8万円で頼み、納品後2回までの修正は料金に含まれ、3回目からは1回1.5万円とします。社員が2か月で1,000件を架電し、1時間に10件なら100時間、時間単価2,400円で24万円です。版ごとの集計と断り理由の分類に週1.5時間を8週で12時間、約2.9万円かかり、修正が3回なら超過分は1.5万円です。総額は約36.4万円で、作成費はその2割ほどにとどまります。

同じ1,000件を、トーク設計と月2回までの改善を含む架電の契約(仮に初期費用6万円・1コール250円)で頼むと、外への支払いは31万円です。社内に残るのは版の承認と商談結果の共有で、週30分を8週として4時間、約1万円を足すと約32万円になります。差は4万円ほどで、決め手は金額より、社内の100時間を架電に使えるかどうかです。

費用の項目単独で頼み、社内で架電架電込みで頼む
トークの作成8万円初期費用6万円に含む
架電社内で100時間(24万円)1コール250円×1,000件(25万円)
集計・承認など社内の時間12時間(約2.9万円)4時間(約1万円)
修正3回目から1回1.5万円月2回まで料金に含む
総額約36.4万円約32万円
表2:1,000件を試すときの総額の比べ方(想定ケースの数字)

社内に架電する人がいて、その100時間をほかの仕事に回す予定がないなら、単独のほうが外への支払いは小さく済みます。反対に、その時間で商談や納品を進められるなら、架電込みのほうが総額でも割に合います。どちらを選ぶにしても、作成費の安さだけで決めないことが、トークを使われないまま古くさせない条件です。

架電を代表が担う場合は、差がさらに開きます。代表の時間を商談や納品に回せた時間として1時間8,000円と置けば、100時間の架電だけで80万円にあたり、集計まで代表が抱えると単独発注の総額は100万円近くまで膨らみます。安く見える単独発注ほど、誰が試すのかを先に決めておくことが欠かせません。

改善できる回数は、月にたまる会話の数で上限が決まる

架電込みの見積でよく見るのが「改善は月◯回まで」という書き方です。回数は多いほど得に見えますが、1回の改善が効いたかどうかを確かめるには、変える前と後のそれぞれに判断できるだけの件数が要ります。目安は1つの版につき会話30件以上で、月の架電量から会話がどれだけたまるかで、意味のある改善の回数はほぼ決まります。下の試算では、月1,100件の架電で各工程に残る件数を示します。

試算

架電1,100件から受注までの件数の見込み

架電1,100件に対して、接続は396件、担当者と話せるのは約111件、商談の日程確定は約7.3件、実施は約6.2件、受注の見込みは約1.2件です。

架電全体から見た商談化は0.67%で、説明が必要なBtoB商材の目安(0.5〜1.5%)の範囲内です。同じ率のままなら、受注1件あたり約931件の架電が必要です。

工程ごとの件数
工程率(目安との比較に使う)件数
架電—1,100件
接続接続率(36%)396件
担当者と会話担当者到達率(28%)約111件
話を聞いてもらえた会話率(60%)約67件
商談の日程確定商談化率(11%)約7.3件
商談の実施商談実施率(85%)約6.2件
受注受注率(19%)約1.2件
図1:架電1,100件から受注までの件数の見込み

件数は各工程の率を順に掛けた見込みです。会話30件以上のデータがそろうまでは、率の小さな差で結論を出さないようにします。

月1,100件の架電で、話を聞いてもらえた会話は約67件です。版ごとに会話30件を集めるなら、1か月に比べられる版は2つまでで、商談化率を見ながら直せるのは月2回が上限になります。「月4回」の約束があっても、会話が足りなければ、4回目の変更が効いたかどうかは誰にも判断できません。

ただし、トークの部品によって判断に使う率の分母は違います。名乗りや用件の言い方は、つながった電話のうち担当者に届いたかで見られるので、分母は接続の396件です。事実の伝え方や質問は、担当者と話せた約111件のうち会話が続いたかで見ます。日程の切り出し方だけは、会話の約67件のうち商談になったかで見るしかありません。

部品判断に使う率月の分母直す間隔の目安
名乗り・用件担当者到達率接続396件週1回でも材料がたまる
事実の伝え方・質問会話率担当者と話せた約111件2週に1回程度
日程の切り出し商談化率会話約67件月2回まで
表3:トークの部品ごとの、判断に使う率と月の分母(月1,100件の試算から)

こう分けると、改善の回数は1つの数字で決めるより、部品ごとに間隔を変えるほうが実態に合います。それでも同じ週に2つの部品を変えると、どちらが効いたのかが分からなくなるため、変えるのは1回に1か所です。

架電量の少ない契約では、この上限がさらに下がります。同じ率で月600件なら会話は約36件で、商談化率を見て直せるのは月1回です。小さな契約に「毎週改善」と書かれていたら、どの率で効果を判断するのかを先に聞いておきます。

KPIの分解と打ち手 アポ率を接続率、担当者到達率、商談化率に分解し、それぞれの打ち手を示す木構造の図。 アポ率 接続率 リスト・架電時間帯を直す 担当者到達率 受付突破のトークを直す 商談化率 切り口・断り理由を直す 毎週どれか1つだけ直す
図2:接続率・担当者到達率・商談化率など、率ごとに見直すトークの部品が変わります。どの率で判断するかを先に決めてから、改善の回数を数えます

「1回の修正」は、文言・部品・切り口の3段階で数える

改善の回数を契約に書くなら、何を1回と数えるかを先に決めます。語尾を直すのも切り口を作り直すのも同じ1回と数える契約では、細かな手直しで回数を使い切るか、反対に大きな作り直しを1回分の料金で頼むことになり、どちらかが損をします。修正は次の3段階に分けると、料金との対応がはっきりします。

段階中身の例判断に要る材料料金での扱いの例
文言の手直し名乗りの後の一言を短くする、敬語を整える通話の記録を数件読めば足りる回数に数えず、その都度直す
部品の差し替え事実の伝え方を社名から主力サービス名に変えるその部品の率で分母30件以上月の回数に含める(上限は会話数で決める)
切り口の作り直し対象業種を変え、伝える事実を組み直す新しい版で会話30件以上1本ごとに見積を取る
表4:修正の3段階と、料金での扱いの例

契約の文面にするときは、段階ごとの扱いに加えて、回数を超えたときと使わなかったときの扱いも書いておきます。会話が少なく改善を見送った月の回数を翌月に回せるのか、効かなかった変更を元の版に戻すのも1回に数えるのか、といった点です。元に戻す作業まで回数に数える契約では、効き目のない変更をそのまま続けるほうが安く見えてしまいます。

想定ケース(架空の条件):繰り越しのない契約で、会話が少なかった月

月2回までの差し替えを含む契約で、12月は相手先の休みが重なり、架電は700件、会話は約42件にとどまったとします。2回のうち判断できたのは1回だけで、残る1回は繰り越せない契約だったため消えました。1月に会話が戻っても回数は2回のままで、12月に試せなかった日程の切り出しの変更は2月に回ります。未使用の回数を1か月だけ繰り越せる一文があれば、1月に3回目を使えました。

  • 文言の手直しは回数に数えず、承認を得たうえで随時反映する
  • 部品の差し替えは月2回までとし、変更前後の文と判断に使う率を添えて承認に回す
  • 効かなかった変更を元の版に戻す作業は、回数に数えない
  • 切り口の作り直しは、着手する前に作業範囲と費用を書面で示す
  • 依頼側は、承認の依頼を受けてから2営業日以内に返事をする

最後の1行は、依頼側が守る約束です。承認に1週間かかれば、月2回のはずの差し替えは1回しか試せません。改善の回数に払うなら、その回数を使い切れる返事の速さを社内で用意しておくことも、費用の一部と考えておきます。

LLMOを売るトークと提案は、費用をかける部品を見極めて組む

トークに費用をかけるなら、効き目の大きい部品に寄せます。LLMOのように相手が言葉を知らない商材では、名乗りの言い回しを磨くより、相手について調べた事実を1行で言える形にする作業と、電話で必ず聞かれる質問への答えをそろえる作業のほうが、商談化率に表れやすいからです。

架電のトークは、LLMOの説明から入りません。

大橋メソッド代表(代表インタビューより)

大橋メソッドの架電も、概念の説明は商談に回す組み立てです。①相手の社名や主力サービスで事前にAI検索した結果を「今はこう表示されています」と事実として伝え、②検索からの問い合わせが減っている背景を一言添え、③詳しい内容は商談で話す、という流れを30秒で行うとしています。トークの初稿は、架電の前に依頼側が目を通して確認します。

想定ケース(架空の条件):産業機械メーカーに向けた30秒の骨組み

対象は従業員50〜200名の産業機械メーカーで、主力製品のカテゴリ名でAI検索したところ、回答に挙がったのは他社2社だけだったとします。架電では名乗りのあと「御社の主力の◯◯について、AIの検索で聞いた結果をお伝えしたくてお電話しました」と用件を述べ、表示の事実を1文で伝えます。続けて、検索からの問い合わせが減っている会社が増えている背景に一言触れ、「画面をお見せしながら20分ほどご説明できる日はありますか」と日程を切り出します。

電話で聞かれやすい質問は、答えの範囲だけ先に決めておく

聞かれやすい質問電話での答えの範囲商談に回すこと
SEOと何が違うのか検索の順位ではなく、AIの回答での扱いを見る話だと1文で答える仕組みの説明と直す手順
効果はいつ出るのか確かめ方と確認の頻度は商談で示すと伝える表示の確認の方法と期間
費用はいくらか価格帯だけを短く答える支援の範囲ごとの内訳
表5:LLMOの架電で聞かれやすい質問と、電話での答えの範囲(例)

想定問答に費用をかけるなら、問いの数を増やすより、電話で答える範囲と商談に回す範囲の線を引く作業に寄せます。線がないと架電担当が説明を始めてしまい、会話が長くなって1日に話せる相手が減ります。

提案、つまり商談で何を見せるかは、トークとは別に組み立てます。相手の名前で検索したときの今の表示、どこをどう直すかの手順と効果の確かめ方、費用と期間の3つを、相手の事実に沿って並べると、用語を知らない相手にも話が通ります。商談で使う資料の作成はトークの料金とは別になりやすいため、見積の段階で範囲を確かめます。提案の順番はLLMOを知らない相手への提案の組み立て方、最初の30秒の例文は切られない最初の30秒で扱っています。

単独か架電込みかは、3つの問いで決める

どちらで頼むかは、自社の架電の体制、型の確かさ、架電量の3つで決まります。次の問いに上から順に答えると、どちらの費用の比べ方を使えばよいかまで決まります。

問いはいいいえ
社内に、週10時間以上架電できる人がいるか単独で作り、社内で試す余地がある架電込みで頼む
誰に何を言えば商談になるか、会話30件以上の記録で分かっているか単独で言い回しを磨く段階架電込みで検証から始める
月の架電量で、版ごとに会話30件を集められるか改善の回数を契約に書ける回数より先に架電量を決める
表6:単独か架電込みかを決める3つの問い

3つとも「いいえ」なら、トークの作成を単独で頼んでも、試す人も記録もそろわないまま台本だけが残ります。この段階では、トークと対象を同時に確かめる小さなテストから始めるほうが、払った費用が判断の材料に変わります。

答えが混ざる場合もあります。社内に架電する人はいても型がまだ仮説なら、最初の検証だけを架電込みで頼み、会話30件以上の記録で型が見えてから、トークを社内の架電に移す順番が考えられます。外注で使ったトークを社内で使える形に整える方法は外注のトークを社内営業に移植する方法で扱っています。

初期テストの循環 テスト、報告、判断、継続または条件変更または終了という循環を示す図。 初期テスト 固定料金・小規模架電 報告 接続率・担当者反応・商談化率・断り理由 判断 継続 / 条件変更 / 終了 設計 ターゲット仮説・トーク初稿 合わなければテストで終了できる
図3:トーク初稿を確認してから架電し、報告と振り返りで次の版を決める初期テストの流れ。単独で作った台本も、この循環に乗せて初めて良し悪しが分かります

大橋メソッドでは、2〜4週間の初期テストを固定のテスト料金で行い、断り理由をすべて分類して記録したうえで、継続中は結果分析・改善の工程で毎週トークや対象を見直す形をとっています。アポイント獲得は1件3万円を仮説として検証している単価、営業プロセス支援は月額固定または個別見積もりで、金額は見積書で示されます。変更の経緯と断り理由は依頼側の手元に残るため、社内で架電する段階に移っても、直してきた理由ごと引き継げます。

単独で頼む場合も架電込みの場合も、見積を並べたら、版ごとの率と断り理由が報告に分けて載るかを確かめてください。トーク設計込みの外注先を、初稿・改善の頻度・承認の流れで比べる方法はトーク設計込みの外注先を比べる観点にまとめています。

手順のまとめ:トーク設計の頼み方を、費用と改善の回数から決める

  1. 社内の架電時間を数える:週に何時間、誰が架電できるかを書き出し、その人の時間単価を置きます。
  2. 単独の総額を出す:作成費に、試す架電・版ごとの集計・回数を超えた修正の費用を足します。
  3. 架電込みの総額を出す:初期費用と架電の費用に、承認や商談結果の共有に使う社内の時間を足します。
  4. 改善の上限を会話数で決める:月の架電量から会話数を出し、版ごとに会話30件がたまる回数を上限にします。
  5. 修正の数え方を契約に書く:文言・部品・切り口の3段階ごとに、回数への数え方と費用を書面にします。

よくある失敗と対策

よくある失敗対策
作成費の安さで単独発注を選び、試す架電と集計の時間を見込まない作成費・試す架電・集計・修正の4つを足した総額を出し、架電込みの見積と同じ件数で比べる
「改善は月4回」のような回数だけを見て、月にたまる会話の数を確かめない月の架電量から会話数を出し、版ごとに会話30件がたまる回数を改善の上限として契約に書く
何を1回の修正と数えるかを決めず、細かな手直しで回数を使い切る文言の手直し・部品の差し替え・切り口の作り直しに分け、文言の手直しは回数に数えないと決める
承認の返事が遅れ、払った改善の回数を使い切れない承認の依頼から2営業日以内に返す担当者と時間を、契約の前に社内で決めておく

チェックリスト

  • トークの作成費に、試す架電・集計・修正の費用を足した総額を出した
  • 社内で架電に使える時間が週に何時間あるかを数えた
  • 月の架電量から会話数を出し、版ごとに30件がたまる回数を計算した
  • 修正を文言・部品・切り口の3段階に分け、料金での扱いを確かめた
  • 回数を超えた場合と、使わなかった回数の扱いを確かめた
  • 承認を2営業日以内に返す担当者を決めた
  • 版ごとの率と断り理由が、報告に分けて載ることを確かめた

よくある質問

LLMO支援を売る営業トークと提案は、どう組み立てればよいですか?

電話ではLLMOの説明から入らず、相手の社名や主力サービスでAI検索した結果を事実として伝え、検索からの問い合わせが減っている背景に一言触れて、詳しい話は商談に回す30秒の流れにします。商談では、今の表示、直す手順と確かめ方、費用と期間の3つを相手の事実に沿って並べると、用語を知らない相手にも伝わります。

トークやスクリプトの作成だけを外部に頼むと、費用はどう考えればよいですか?

見積に載る作成費に、そのトークを試す架電、版ごとの集計、決まった回数を超えた修正の費用を足した総額で考えます。想定ケースでは、作成費8万円に対し、社内で1,000件試す架電と集計を含めた総額は約36.4万円で、作成費は2割ほどでした。社内に架電する時間があるかどうかで、割に合うかが変わります。

架電込みでトーク設計を頼むと、改善は月に何回まで頼めますか?

回数の上限は、契約の数字より月にたまる会話の数で決まります。1つの版につき会話30件以上を目安にすると、月1,100件の架電で会話が約67件なら、商談化率を見て直せるのは月2回までです。名乗りや用件の言い方のように、分母の大きい率で判断できる部品は、もっと短い間隔でも直せます。

トークの修正は、どこまでを1回と数える契約にすればよいですか?

文言の手直し、部品の差し替え、切り口の作り直しの3段階に分けると、料金との対応がはっきりします。文言の手直しは回数に数えず、部品の差し替えを月の回数に含め、切り口の作り直しは1本ごとに見積を取る形が一例です。効かなかった変更を元に戻す作業を回数に数えないことも、文面に入れておきます。

作ってもらったトークが、しばらくすると使われなくなるのはなぜですか?

多くは、試す架電と記録の体制がないまま台本だけが納品されるためです。版の番号と変更点を記録せずに架電すると、どの言い回しが効いたかが分からず、担当者が自分の話しやすい形に戻していきます。単独で頼むなら、架電の時間と週ごとの集計の担当を先に決め、納品時に読み合わせの時間を取ります。

この記事の前提と根拠

  • コール課金1コール100〜300円程度、時間課金1時間2,500〜4,000円程度、初期費用0〜20万円程度は、BtoBの営業代行で一般的な水準の目安です(2026年11月時点)。
  • 単独の作成費8万円、修正1回1.5万円、架電込みの初期費用6万円・1コール250円は、比べ方を示すための仮の数字です。
  • 1時間10件の架電は1名1日60〜120件程度という目安から置いた値で、時間単価2,400円は年収400万円に法定福利費など約15%を足し、年1,900時間で割った仮の値です。
  • 試算の率(接続率36%・担当者到達率28%・会話率60%・商談化率11%・実施率85%・受注率19%)は説明が必要なBtoB商材の目安の範囲に置いた値で、1つの版あたり会話30件以上は判断に使う量の一般的な目安です。
  • 大橋メソッドの進め方(トーク初稿の事前確認、断り理由の分類と記録、継続中の毎週の見直し)と料金の考え方は、運営元の説明に基づきます。

数字の目安は一般的な水準を整理したもので、商材・対象・条件によって変わります(2026年11月時点)。

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