この記事でわかること
- 発注する側が小さな会社に感じやすい5つの不安と、規模ではなく進め方で答える方法
- 相手の現状・進め方・報告の見本を最初の3枚に置く提案書の構成と、6枚それぞれの役割
- 「できないこと」と相手の作業の書き方、商談で規模を聞かれたときの答えの組み立て
- 初回12週の範囲と、続ける・直す・やめるの線を相手と一緒に決める提案の出し方
この記事が想定している状況
社員は代表を含めて3〜5名。AI検索対策の支援には手応えがあるものの、商談で「何名でやっているのですか」「ほかにどんな会社を支援していますか」と聞かれるたびに答えに詰まる。大手の支援会社と並べられ、提案の中身を見てもらう前に候補から外れたこともある。会社を大きく見せたいわけではないが、小さいことが不利にならない提案の仕方を知りたい。そう考えている代表や営業担当を想定しています。
知りたいこと
- 小規模なLLMO会社に合う営業トークと提案の方法を知りたい
- 提案書に何を、どの順で書けば信頼してもらえるかを知りたい
- 会社の規模や実績を聞かれたときの答え方を知りたい
あわせて判断したいこと
- 実績の件数を盛らずに、大きな会社と比べられても中身で判断してもらえる材料がほしい
- 受注した後に、期待とのずれで揉めない提案にしておきたい
読み終えるとできること
読み終えると、相手の不安を5つに分けて、それぞれに進め方で答える提案書を6枚の構成で作れます。できないことや相手の作業の書き方、規模を聞かれたときの答え方が分かり、初回12週の範囲と判断の線を相手と一緒に決める提案を出せるようになります。
小さな会社への不安は、規模ではなく進め方で答えられる
従業員が数名の支援会社が提案するとき、相手が気にしているのは人数そのものより、「途中で困ることにならないか」です。担当が休んだら止まらないか、何をしてくれるのかがはっきりするか、合わなかったときに抜けられるか。こうした不安の多くは、会社を大きく見せなくても、進め方を具体的に示すことで答えられます。
| 相手の不安 | 規模で答えると | 進め方で答えると |
|---|---|---|
| 担当が抜けたら止まる | 人数の多さを強調する | 記録の置き場所と代わりの担当を示す |
| 何をしてくれるのか曖昧 | 支援した件数を並べる | 12週の作業を週単位で示す |
| 合わなければ抜けられない | 長期契約の割引を出す | 初回の範囲と、やめる条件を書く |
| 費用が後から増える | 一式の金額だけを出す | 含む作業と別料金の作業を分ける |
| 社内の手間が増える | 「お任せください」と言う | お願いする作業と時間を書く |
表の右の列は、どれも大きな会社でなくても出せるものです。むしろ、代表と担当者の距離が近い小さな会社のほうが、進め方を細かく示しやすい面があります。提案の目的は、相手に「この会社なら途中で何が起きるか分かる」と思ってもらうことで、その材料は人数でも件数でもなく、作業と報告と契約の中身です。
AI検索対策は、相手にとって成果の出方がまだ想像しにくい支援です。Googleの「AIによる概要」が日本で始まったのは2024年8月、「AIモード」が日本語で使えるようになったのは2025年9月で、相手の社内にも判断の物差しがまだないことが多くあります。物差しを持たない相手ほど、会社の大きさで安心しようとします。だからこそ、判断の物差しそのものを提案の中で渡すことが効いてきます。
もう1つ見落とされやすいのは、商談の相手が社内で説明する側でもあることです。担当者は、上司や決裁者に「なぜ小さな会社に頼むのか」を説明しなければなりません。体制の1枚、12週の進め方、やめ方を書いた1枚は、そのまま社内の説明資料として回せる形にしておくと、担当者が説明に困って話が止まる場面を減らせます。
提案書の最初の3枚で、相手の現状・進め方・報告を見せる
信頼を伝える提案書は、会社紹介から始めません。最初の3枚に相手の現状、12週の進め方、毎月の報告の見本を置き、会社の紹介や体制はその後に回します。相手が最初に知りたいのは、自社の何が問題で、この会社に頼むと何がどの順で進むかだからです。
| ページ | 書くこと | 答える不安 |
|---|---|---|
| 1枚目:現状 | 社名・主力サービスで調べたAI検索の表示 | 自社の話なのか |
| 2枚目:進め方 | 12週の作業を週単位で | 何をしてくれるのか |
| 3枚目:報告 | 毎月の報告の見本と判断の線 | 成果が分かるのか |
| 4枚目:範囲 | 含む作業・別料金・できないこと | 費用が増えないか |
| 5枚目:体制 | 人数・役割・不在時の代わり | 担当が抜けたら止まるか |
| 6枚目:始め方 | 初回の範囲・期間・やめ方 | 合わなければ抜けられるか |
1枚目の現状には、提案の前に相手の社名と主力サービスでAI検索し、表示された内容を画面の写しと日付つきで載せます。「AIによる概要に競合の名前が先に出ている」「会社の説明が数年前の情報のままになっている」といった事実は、相手が自分で確かめられるため、説明を重ねるより強い材料になります。評価の言葉は足さず、事実と日付だけを置きます。
想定ケース(架空の条件):社員3名の会社が、従業員60名の工務店に出す提案の2枚目
相手は地方で注文住宅を手がける工務店です。2枚目には12週を3つに分けて書きます。1〜4週目は、主要なページの診断と、社名・地域名・主力の工法でAI検索した結果の記録。5〜8週目は、よくある質問のページの書き直しと、会社情報の表記をサイト全体でそろえる作業。9〜12週目は、変えたページのAI検索での表示を週1回確かめ、次の3か月に何をするかを決める打ち合わせです。各期間に、相手に確認してもらう原稿の本数と打ち合わせの回数も書き添えます。
3枚目の報告の見本は、架空の数字で作った報告書を1枚そのまま見せます。項目は、確かめた検索の語と日付、表示の変化、変えたページ、次の月にすることの4つ程度で足ります。相手は見本を見て、毎月何を受け取り、何をもとに続けるかを判断できるかを確かめられます。「成果が分からないまま費用だけが出ていく」という不安に、契約の前に答えておけるのが見本の役割です。
4〜6枚目は、範囲・体制・始め方を表で書く
4枚目の範囲は、含む作業、別料金になる作業、約束できないことの3列の表にします。5枚目の体制は、担当ごとの役割と、休んだときに代わる人、記録を置く場所を1枚にまとめます。6枚目の始め方には、初回の期間と費用、途中でやめる場合の手続きと、やめた後に相手の手元に残るもの(調べた結果の記録、直した原稿、報告書)を書きます。残るものが書かれていると、相手は小さな会社に頼むことの危うさを、自分で見積もれるようになります。
用語を使わずに必要性を伝える提案の順番はLLMOを知らない相手への提案の組み立て方で、費用をどの時点で出すかはLLMO提案で費用の話をするタイミングで扱っています。
できないことと、相手にお願いする作業を先に書いておく
提案書で信頼を損ねやすいのは、できることを広く書きすぎることです。AI検索での表示順位や、AIの回答に自社の情報が引用されることは、支援会社が約束できるものではありません。回答の仕組みは支援会社の外で変わり、2026年だけでもGoogle検索では3月(3/27〜4/8)と5月(5/21〜6/2)にコアアップデート、8月(8/18〜8/21)にスパムアップデートがありました。約束できるのは、作業の中身と量、報告の項目と頻度、判断の線の引き方です。
| 項目 | 曖昧な書き方 | 確かめられる書き方 |
|---|---|---|
| 成果 | AI検索で上位表示を実現 | 対象の検索語の表示を毎月記録 |
| 作業 | サイト全体を改善 | 主要ページの構成と表記を直す |
| 報告 | 定期的にご報告 | 毎月第1週に1枚の報告書と30分の打ち合わせ |
| 期間 | 中長期で効果が出ます | 12週で一度区切り、続けるかを決める |
| 相手の作業 | 記載なし | 原稿の確認を月4本、1本20分程度 |
相手にお願いする作業を書くのも、透明性の一部です。原稿の確認、社内の情報の提供、打ち合わせへの出席など、相手の時間が要る作業は、本数と1回あたりの時間まで書きます。書いていないと、始まってから「こんなに手間がかかるとは思わなかった」というずれが生まれ、支援の中身とは関係のないところで信頼が下がります。
- 初月の聞き取り:主力サービスと顧客層について1時間程度
- 原稿の確認:月4本、1本20分程度
- 打ち合わせ:月1回30分、報告書を見ながら次の月の作業を決める
- サイトの更新:権限を渡すか、相手側で反映するかを初回に決める
できないことはできないと言う。そのほうが、長く付き合えると思っています。
大橋メソッド代表(代表インタビューより)
今できる範囲と、体制が整ってから足す範囲を分けて書くことも、同じ考え方の延長にあります。大橋メソッドも、商談代行やクロージング支援は提供体制が整った段階で追加する工程とし、対応範囲に応じて個別に見積もるとしています。自社の支援でも、たとえば記事の制作を提携先と組む予定なら、「現時点では提携先の紹介まで」と書き、提供中のように見せないことが、後から信頼を守ります。
規模を聞かれたら、人数ではなく体制と記録で答える
商談で「何名でやっているのですか」と聞かれたとき、人数だけを答えると会話がそこで止まります。人数に続けて、誰が何を担当するか、担当が休んだときに誰が代わるか、作業の記録をどこに残すかまでを一続きで話すと、相手の不安の中身に答えられます。よく聞かれる質問は、答えの骨組みとその場で見せるものを先に決めておきます。
| 聞かれること | 答えの骨組み | その場で見せるもの |
|---|---|---|
| 何名でやっているのか | 人数→役割→不在時の代わり | 体制の1枚 |
| 担当が辞めたらどうなるか | 記録の置き場所→引き継ぎの手順 | 共有フォルダの構成 |
| 大手と何が違うのか | 対象の絞り方→担当との近さ | 12週の進め方 |
| ほかにどこを支援しているか | 件数→条件→進行中の記録 | 社名を伏せた報告書 |
| 効果が出なかったらどうなるか | 判断の線→やめ方→残るもの | 初回の範囲と契約の文案 |
想定ケース(架空の条件):「何名でやっているのですか」と聞かれた場面
答えの例は次のとおりです。「支援の担当は3名です。診断と方針はこの打ち合わせに出ている代表、原稿の書き直しは編集の担当、表示の確認と報告は分析の担当が受け持ちます。作業はすべて共有のフォルダに日付つきで記録しているので、担当が休む週は代表が同じ記録を見て引き継ぎます。初回の12週で、記録と報告書がどう残るかを見ていただいてから、続けるかどうかを決めていただけます。」人数を言った直後に、役割と記録の話へ移るのが組み立ての要です。
「ほかにどこを支援しているか」と聞かれ、相手の業種での支援がまだない場合は、その事実をそのまま伝えます。続けて、近い業種で行った作業の進め方と、相手の業種で初回の12週に確かめたいことを示します。支援した件数を答えるときも、業種・規模・期間の条件を添え、進行中の報告書を社名を伏せて見せるほうが、件数だけを言うより確かめられる材料になります。
「大手と何が違うのか」という質問には、大手を下げる答え方をしないことです。比べるのは相手の会社ではなく、この提案の進め方です。対象を相手の業種の検索語に絞ること、打ち合わせに出る人が作業もすること、12週で区切って判断できることを、事実として並べます。実績を聞かれたときに件数を盛らずに見せる材料は、実績が少ない小規模企業の信頼の作り方で扱っています。
小さく始める提案で、判断の線を相手と一緒に引く
最初から12か月の契約を求める提案は、相手にとって判断の負担が大きく、小さな会社が出すとなおさら身構えられます。代わりに初回を12週程度に区切り、その間にすること、報告すること、続ける・直す・やめるの判断の線を、提案の段階で相手と一緒に決めます。
| 決めること | 書き方の例 | 相手が得るもの |
|---|---|---|
| 範囲 | 主要ページと、よくある質問のページ | 費用の上限が読める |
| 報告 | 毎月1枚の報告書と30分の打ち合わせ | 途中の経過を確かめられる |
| 続ける線 | 会社の説明が正しく出る語が半数を超えた | 続ける理由を社内で説明できる |
| 直す線 | 正しく出る語が増えたのは一部だけ | 次の12週の変え方が分かる |
| やめる線 | 原稿の確認が月2本に届かず作業が進まない | 続けない判断もしやすい |
判断の線に、作業だけでは動かない指標(問い合わせ数や売上)を入れるかどうかは慎重に決めます。入れるなら、検索の仕組みの変化で動くこともあると書き添え、作業の線と結果の線を分けておきます。線を一緒に引く作業そのものが、相手にとって「都合の悪い結果も報告するつもりがある会社だ」と分かる材料になります。
これは、大橋メソッドが営業支援の依頼側に、固定のテスト料金で2〜4週間の初期テストを行い、接続率や商談化率、断り理由の報告をもとに続けるかどうかを判断してもらう進め方と同じ考え方です。合わなければ初回で終えられる形にしておくと、最初の一歩の重さが下がり、相手は会社の大きさではなく進め方の中身で判断できるようになります。
想定ケース(架空の条件):初回12週の費用を作業時間から示す
主要ページの診断に12時間、よくある質問のページの書き直しに24時間、表示の確認と報告に12時間、打ち合わせと準備に6時間、合計54時間の作業を見込むとします。社内で決めている1時間あたりの単価が1.2万円なら、初回12週の費用は64.8万円です。提案書には合計の金額だけでなく、この4つの作業と時間を並べ、相手の確認が遅れて書き直しの本数が減った場合にどの行が減るかも書いておきます。
作業時間から積み上げた費用は、金額の根拠を相手が自分で確かめられる形です。値引きを求められたときも、どの作業を減らすかで話ができ、費用だけが下がって作業の中身が曖昧になる事態を避けられます。
架電・商談・提案書で言うことを1枚にそろえる
信頼は、提案書の出来だけでなく、最初の電話から提案までで言うことが変わらないかで決まります。電話では「AIでの表示を確かめて直す」と言ったのに、提案書では上位表示を約束している、といったずれは、相手に気づかれた時点で提案全体が疑われます。言うことを1枚にまとめ、電話・商談・提案書のすべてをそこから作ります。
| 項目 | 電話で | 商談で | 提案書で |
|---|---|---|---|
| 相手の現状 | AI検索の表示を1点だけ | 表示を画面で一緒に確認 | 日付つきの画面の写し |
| できること | 表示を確かめて直す | 12週の作業 | 週単位の工程と本数 |
| できないこと | 触れない | 順位は約束しない | できないことの欄 |
| 始め方 | 詳しくは商談で | 初回の範囲 | 判断の線と契約の文案 |
営業を外注している場合は、このずれが起きやすくなります。架電の担当が商談の数を急ぐと、電話口で言いすぎることがあるためです。大橋メソッドでは、トークの初稿を事前に依頼側が確認し、商談を設定したときは相手の役職・検討状況・反応のあった切り口を商談シートで共有するとしています。商談シートの「反応のあった切り口」は、そのまま提案書の1枚目の書き出しに使えます。
提案書を出す時期もそろえておきます。商談から提案書までの日数が長いと、その間に相手の関心は薄れます。商談の翌営業日に、1枚目の事実と2枚目の進め方の骨組みだけを先にメールで送り、正式な提案書は3営業日以内に出す、といった自社の決まりを作ると、少人数でも対応の速さを一定に保てます。
電話で伝える最初の30秒の組み立ては、LLMOの営業トークで切られない最初の30秒で詳しく扱っています。電話・商談・提案書を同じ1枚から作っておくと、担当が変わっても言うことがぶれず、体制の小ささを理由に疑われる場面を減らせます。
手順のまとめ:進め方と透明性で信頼を伝える提案書を作る
- 相手の現状を調べる:社名と主力サービスでAI検索し、表示を日付つきで記録して1枚目に置きます。
- 12週の進め方を書く:作業を4週ごとに区切り、相手に確認してもらう原稿の本数と打ち合わせの回数も書きます。
- 報告の見本を付ける:架空の数字で作った報告書を1枚付け、毎月受け取るものを見せます。
- 範囲とできないことを書く:含む作業・別料金の作業・約束できないこと・相手にお願いする作業を分けて書きます。
- 体制を1枚にする:人数・役割・不在時の代わり・記録の置き場所を示します。
- 判断の線を一緒に引く:初回の範囲と、続ける・直す・やめるの線を商談で相手と決めます。
よくある失敗と対策
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 規模の小ささを隠そうとして、体制を曖昧に書く | 人数と役割、担当が休んだときの代わり、作業の記録の置き場所を1枚にまとめ、商談で見せる |
| 効果を大きく見せようとして、表示順位やAIでの引用を約束する | 約束するのは作業の中身と量、報告の項目と頻度、判断の線にとどめ、表示そのものは毎月記録して報告する |
| 最初から12か月の契約を提案し、相手の判断を重くする | 初回を12週程度に区切り、続ける・直す・やめるの線を提案の段階で相手と一緒に決める |
| 電話・商談・提案書で言うことが少しずつ違う | 言うことを1枚にまとめ、外注している場合はトークの初稿をその1枚と照らして確認する |
チェックリスト
- 相手の社名と主力サービスでAI検索した結果を、日付つきで提案書の1枚目に入れた
- 12週の進め方を、相手に確認してもらう原稿の本数まで含めて週単位で書いた
- 毎月の報告の見本を、架空の数字で1枚作って付けた
- できないことと、相手にお願いする作業と時間を書いた
- 人数・役割・不在時の代わり・記録の置き場所を1枚にした
- 初回の範囲と、続ける・直す・やめるの判断の線を書いた
- 電話・商談・提案書で言うことが同じか、1枚の一覧と照らした
よくある質問
社員数名のLLMO会社が提案するとき、会社の小ささはどう説明すればよいですか?
人数を隠したり大きく見せたりせず、人数に続けて、誰が何を担当するか、担当が休んだときに誰が代わるか、作業の記録をどこに残すかを一続きで話します。相手が気にしているのは人数より途中で止まらないかなので、体制の1枚と共有フォルダの構成を見せると、不安の中身に直接答えられます。
小規模なLLMO会社がAI検索対策を売るには、どんな営業トークと提案が合いますか?
電話では概念の説明から入らず、相手の社名や主力サービスでAI検索した結果を事実として伝え、詳しい話は商談に回します。提案書は会社紹介から始めず、相手の現状、12週の進め方、毎月の報告の見本を最初の3枚に置きます。電話・商談・提案書で言うことは1枚にまとめ、そこから作ります。
提案書に「できないこと」を書くと、受注しにくくなりませんか?
表示順位やAIの回答への引用は支援会社が約束できるものではなく、約束すれば後で期待とのずれが生まれます。できないことと一緒に、約束できる作業の中身・報告の項目・判断の線を書けば、相手は受け取れるものを確かめたうえで判断できます。書かないまま受注するほうが、途中の解約や揉めごとにつながりやすくなります。
AI検索での表示を約束してほしいと言われたら、どう答えればよいですか?
AIの回答の仕組みは支援会社の外で変わり、2026年もGoogle検索で3月と5月にコアアップデート、8月にスパムアップデートがあったことを伝え、表示そのものは約束できないと答えます。そのうえで、対象の検索語の表示を毎月記録して報告すること、12週で区切って続けるかを決められることを示します。
大手の支援会社と比べられたとき、小さな会社は提案で何を示せばよいですか?
大手を下げる言い方はせず、この提案の進め方を事実として並べます。相手の業種の検索語に対象を絞ること、打ち合わせに出る人が作業もすること、12週で区切って判断できること、毎月の報告の見本があることです。比べる軸を規模から進め方に移すことが、提案の役目になります。
提案書の費用の欄は、どこまで細かく書けばよいですか?
合計の金額に加えて、作業ごとの見込み時間と、別料金になる作業を書きます。たとえば診断・書き直し・表示の確認と報告・打ち合わせの4つに分け、それぞれの時間を並べると、相手は金額の根拠を確かめられます。値引きの相談を受けたときも、どの作業を減らすかで話ができます。
この記事の前提と根拠
- 2026年のGoogle検索のアップデート:3月コアアップデート(3/27〜4/8)、5月コアアップデート(5/21〜6/2)、8月スパムアップデート(8/18〜8/21、全言語・全地域)。
- AI検索の変化の時期:Googleの「AIによる概要」は日本で2024年8月に、「AIモード」は日本語で2025年9月に提供が始まっています。
- 提案書の構成、12週の進め方、判断の線の例は、想定ケースのための架空の条件です。相手の業種や自社の支援の型に合わせて置き換えてください。
- 大橋メソッドの進め方:架電はAI検索の結果を事実として伝える30秒の流れで、トーク初稿は依頼側が事前に確認し、商談シートで役職・検討状況・反応のあった切り口を共有します。商談代行とクロージング支援は、提供体制が整った段階で加える工程として、対応範囲に応じた個別見積もりとしています。
参照した資料
- Google 日本版ブログ「AI による概要」
- Google 日本版ブログ「AI モード」日本語版の提供開始(2025年9月9日)
- Google Search Status Dashboard(ランキング更新の履歴)
数字の目安は一般的な水準を整理したもので、商材・対象・条件によって変わります(2026年11月時点)。
次の一歩
提案書や商談の進め方を見直したい場合は、このページ下の相談フォームに、提供しているAIO/LLMO支援の内容と価格帯、商談でよく聞かれる質問、過去に失注した理由を書いて送ってください。1営業日以内にメールで連絡があり、30分のオンライン無料相談で、商談の前の架電で何を伝えるかも含めて整理できます。営業電話はかかってきません。